湘南工科大学附属高等学校の中村加津雄教諭が2019年学習デジタル教材コンクールで「文部科学大臣賞(個人)」を受賞 -- 「感覚的にわかる物理 -- CG動画教材」

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大学通信から中学・高校のニュースリリースをお送りします。 湘南工科大学附属高等学校(神奈川県藤沢市)の中村加津雄教諭はこのたび、「2019年 第35回学習デジタル教材コンクール」(主催:公益財団法人学習情報研究センター)において「文部科学大臣賞(個人)」を受賞した。中村教諭は同校で物理を担当しており、今回は「感覚的にわかる物理―CG動画教材」での受賞となった。7月30日には表彰式が行われ、中村教諭ら入賞者に賞状が手渡された。  公益財団法人学習情報研究センターでは、デジタル機器の活用と教育の情報化の進展に貢献することを目的として「学習デジタル教材コンクール」を開催している。  これは、学校教育におけるデジタル機器の活用をいっそう促進するため、教員その他の教育関係者・団体の創意工夫による自作デジタル教材やホームページ、種々のデジタル教材を使用した授業の指導案や実践例などを募集し、優れた作品を表彰するもの。受賞作品は、同センターのホームページや「学習情報研究」誌などで紹介され、ほかの学校等での開発の参考になるよう情報提供を行っている。  このたび「文部科学大臣賞(個人)」を受賞した「感覚的にわかる物理―CG動画教材」の概要は下記の通り。 ■「感覚的にわかる物理―CG動画教材」概要 1.開発の背景  動きのある物理現象を授業で扱うときは、黒板に図を描いて説明をしているが、動きのあるイメージの把握が苦手な生徒がいる。  従来その理解の補助として演示用実験器や教具を利用してきたが、次のような問題点もあった。  (1)現象をゆっくり動かすことができない。  (2)現象を一時的に静止させることができない。  (3)演示用実験器や教具が大きく重いため、教室へ持って行くことができない。  (4)現象を演示できる適切な演示用実験器・教具がない。  これらの点を解消するためにモバイル端末やPCで動作するCG動画教材をWEBアプリで作成した。 2.内容 【校 種】 高等学校 普通科 【学 年】 1年~3年 【教 科】 理科(物理基礎、物理) 【内 容】 [力学]  速度の合成、等加速度直線運動、相対速度(一直線上)、相対速度(平面上)、鉛直投げ上げ、水平投射、斜方投射、斜面上の斜方投射、慣性の法則、運動の法則、摩擦力、力学的エネルギー保存の法則1-1,1-2,1-3,2-1、反発係数、弾性衝突、その他 [熱・熱力学]  物質の三態、熱の移動、熱容量、気体の分子運動の説明、熱力学の第1法則、気体の状態変化(定積・定圧・等温・断熱変化) [振動・波動]  進行波・波形、円運動とその影の運動、進行波と媒質の運動1,2、横波と縦波、波の重ね合わせ、波の反射、ホイヘンスの原理、平面波・球面波、反射波・屈折波、反射の法則、屈折の法則、平面波、球面波、反射波0,1,2、屈折波0,1,2、干渉、同位相・逆位相干渉条件の説明 その他 [その他分野]  音波、光波、電気、磁気、電磁誘導、交流 3.実践結果・内容  この教材を演示しながら授業することによって、物理を学習するときは暗記だけでなく、現象の動くイメージを捉えることが大切だと分かったようだ。  また、生徒が積極的に授業参加するようになったことや、物理に興味関心を持つようになったという効果もあった。 4.教材開発の創意工夫  当初はWindows XPのPCで動作するVisual Basicやhspといったソフトで動画教材を作っていたが、OSやソフトが次々と新しいものに変わるため、ソースコードを書き換えて移植した。以下がそのときの要点の一部である。  (1)モバイル端末やPCで動作し、ICT教材としても使えるように、インターネットのブラウザ(HTML5対応)で動作するJavaScript言語を使用する。  (2)画面上に多くの情報量が有り過ぎると、生徒には最も重要な部分が伝わりにくい。そのために、画面は現象の動画のみに留め、情報量は最小限にする。  (3)画面全体に動画を表示させるため、ブラウザのFullscreenAPIを利用して、フルスクリーン表示にする。また、使うモバイル端末やPCによって描画速度に違いがでるが、動画再生速度を変更、調整できるようにする。 ●公益財団法人学習情報研究センターホームページ  http://www.gakujoken.or.jp/index.html ●高校 物理 CG動画 教材  http://www.physics7.com/phy/ ▼本件に関する問い合わせ先 湘南工科大学附属高等学校 高校事務課 山口真一 住所:〒251-8511 神奈川県藤沢市辻堂西海岸1-1-25 TEL:0466-34-4114 FAX:0466-33-2365 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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