横浜商科大学が「ビジネス課題チャレンジ発表会」を開催 -- 2年生がチーム対抗で企業や商店街の課題解決策を競い合うPBL型授業

横浜商科大学

横浜商科大学(横浜市鶴見区 学長:小林雅人)は2019年1月12日に、「ビジネス課題チャレンジ発表会」を開催した。これは同大秋学期(9月~1月)の2年生の必修科目「社会力基礎演習4」の成果発表会として行われたもので、同科目11クラスから選ばれた代表チームが企業から提示されたビジネス課題の解決策を競い合った。最優秀賞には株式会社横浜フリエスポーツクラブ(以下、横浜FC)に「広がる横浜FCの輪~横浜FCの認知度向上施策~」を提案した4クラス(亀井隆太准教授クラス)の代表チームが輝いた。  「社会力基礎演習4」の授業は2年生約330名が履修しており、11クラスに分かれている。学生はクラスの中でさらに4~5名のグループに分かれ、湘南信用金庫、生麦商店街、横浜FCが提示したビジネス課題の1つを選び、それぞれ解決策を考案。その中から「ビジネス課題チャレンジ発表会」の代表チームを選出し、各クラスの代表全11グループがプレゼンテーション方式で競い合った。  審査員長のNPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボの代表理事・杉浦裕樹氏をはじめ、神奈川県、横浜市鶴見区の職員など6名の審査員による厳正な審査の結果、横浜FCからの課題「横浜市民へのチームとしての浸透/認知度を高めた上で、スタジアムへの来場者数を増やすには?」に対し、「広がる横浜FCの輪~横浜FCの認知度向上施策~」を発表した4クラス(亀井隆太准教授クラス)の代表チームが最優秀賞(1位)に輝いた。  優秀賞(2位)は、湘南信用金庫の課題「湘南信用金庫の若年層新規利用者(20~30代)を増やすためにはどうすればよいか?」に「未来の若年層顧客獲得を目指して」を提案した10クラス(山田優子特任講師クラス)、特別賞(3位)は、生麦商店街の課題「商標登録『生麦事件』を活かした新たなお土産・名物商品の企画提案」に対し「『洋菓子プロジェクト』の提案」を発表した9クラス(土本康生准教授クラス)代表チームがそれぞれ受賞した。上位2位の決定に際しては、決選投票も行われる接戦となった。  また、各課題出題者からの特別賞も発表。湘南信用金庫からの特別賞は3クラスの代表チーム(細江哲志准教授クラス)、生麦商店街は6クラスの代表チーム(浮田善文教授クラス)、横浜FCは8クラスの代表チーム(西村悠講師クラス)が受賞した。  最優秀賞を獲得したチームの学生は、「全くこの場(表彰の舞台上)に立てるとは思っていなかったのでびっくりしています」と頬を緩めた。  同大は実効型ビジネス教育に重点を置き、1年次から2年次にかけての計4学期に「社会力基礎演習」を必修科目として設置している。上述の「社会力基礎演習4」のほか、2年次春学期(4月~7月)の「社会力基礎演習3」では、横浜市鶴見区の地域の課題解決に挑戦する「鶴見まちづくり政策コンペ」も開催した。これらは、地域や企業が抱える現実の課題解決に300人規模で挑戦する大規模な課題解決型学習(Problem Based Learning, PBL)のユニークな取り組みである。  なお、「ビジネス課題チャレンジ発表会」の開催は今回で3回目となる。過去2回は同大つるみキャンパスで行われたが、今回は初めて学外会場である横浜市鶴見区民文化センターサルビアホールの4Fホールにて開催された。 ◆ビジネス課題 ・湘南信用金庫:湘南信用金庫の若年層新規利用者(20~30代)を増やすためにはどうすればよいか? ・生麦商店街:商標登録「生麦事件」を活かした新たなお土産・名物商品の企画提案 ・横浜FC:横浜市民へのチームとしての浸透/認知度を高めた上で、スタジアムへの来場者数を増やすには? ◆各クラス代表チームの発表スライドタイトル ・1クラス「生麦事件と商品のコラボ」(生麦商店街課題) ・2クラス「湘南信用金庫とスタンプラリー」(湘南信用金庫課題) ・3クラス「湘南信金ハンズオンセミナー」(湘南信用金庫課題) ・4クラス「広がる横浜FCの輪~横浜FCの認知度向上施策~」(横浜FC課題) ・5クラス「信用金庫を若年層に活用してもらうためには」(湘南信用金庫課題) ・6クラス「生麦事件商品開発案」(生麦商店街課題) ・7クラス「湘南信用金庫『若者の利用者を増やす』」(湘南信用金庫課題) ・8クラス「始めるなら今!若年層をターゲットとした、~横浜FCの、横浜FCによる、横浜FCのための施策~」(横浜FC課題) ・9クラス「『洋菓子プロジェクト』の提案」(生麦商店街課題) ・10クラス「未来の若年層顧客獲得を目指して」(湘南信用金庫課題) ・11クラス「横浜FCに動員数を増やすための提案」(横浜FC課題) ◆該当授業概要 【科目名】  社会力基礎演習4(コーディネーター:商学部商学科准教授 亀井隆太) 【対 象】  横浜商科大学商学部全学科(商学科・観光マネジメント学科・経営情報学科)の2年生全員(11クラス約330名) 【時 期】2018年度秋学期(9月~1月) ■横浜商科大学について 所在地: 神奈川県横浜市鶴見区東寺尾4-11-1 理事長: 清水 雅彦 学長: 小林 雅人 設立: 1966年 URL: https://www.shodai.ac.jp/  Facebookページ: https://www.facebook.com/YCCJAPAN  (大学プレスセンター関連記事) ・横浜商科大学2年生全員が横浜市鶴見区の課題解決に挑戦。 -- 「鶴見まちづくり政策コンペ」を7月14日(土)に開催(2018/07/02)  https://www.u-presscenter.jp/2018/07/post-39626.html 【お詫びと訂正】本文中、審査員長の記述に誤りがありました。正しくは杉浦裕樹氏(NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボの代表理事)です。ここにお詫びして訂正します。(2019/01/23 17:15) ▼本件に関する問い合わせ先 横浜商科大学 学術・地域連携課 住所:神奈川県横浜市鶴見区東寺尾4-11-1 TEL:045-583-9057(平日9:00~17:00) メール:renkei-g@shodai.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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