湘南工科大学が株式会社熊谷組と協同でグループワークによるPBL型産学連携授業を実施 -- 学生は工学的技術への興味関心を拡げ、「学び方」のスキル修得を目指す

湘南工科大学

湘南工科大学(神奈川県藤沢市/総長・理事長:糸山英太郎)では、2年次の必修科目として「共通基盤ワークショップ2B」を開講している。これは、同大のカリキュラムの中心的な科目の1つで、学びに向き合う姿勢を固め、大学での学修をより有意義なものにするもの。このたび、同科目のテーマ「つながるプロジェクト」(担当教員:佐藤博之教授)で、株式会社熊谷組(本社:東京都新宿区)と連携してグループワークによるPBL型授業を実施する。  湘南工科大学では、カリキュラムを特徴づける中心的な科目として「共通基盤科目」を設けている。これは、学びに向き合う姿勢を固め、大学での学修をより有意義なものにするとともに、将来にわたって成長し続けるための素地をつくり、社会で役立つスキルを磨くためのもの。「共通基盤ワークショップ1A・1B」と「共通基盤ワークショップ2A・2B」からなり、2年次まで必修科目として行われる。これらは、学生の主体性を涵養する「アクティブラーニング形式」で実施されている。  2年次の「共通基盤ワークショップ2A・2B」では、25人程度の少人数のクラスに分かれ、専門性の高いプロジェクト型で実施。半期のプロジェクトが約20クラス設定され(1年間で約40クラス)企業と連携した授業も展開される。  こうした中、「共通基盤ワークショップ2B」のプロジェクトの1つである佐藤博之教授の「つながるプロジェクト」では、株式会社熊谷組と連携してPBL(Project Based Learning)型授業を実施。工学的技術への興味関心を拡げ、自ら修得した新たな知識を他のメンバーに伝え、表現し、共有していくプロセスを通じて、専門科目と社会のつながりを理解し、「学び方」のスキルを修得することを目的としている。  授業は全16週で、3つのテーマ別に実施。それぞれ専門の担当者が企業人の立場で講義および演習を行う。 ■授業概要 【日 時】 毎週月曜日 3~4時限(13:00~16:10) 【科目分野名】 共通基盤ワークショップ2B 【教員名】 佐藤博之(機械工学科 教授) 【協力企業】 株式会社熊谷組 ■期待する学習効果 ・「協働する力」  グループワークによる学び合いを基本スタイルとし、認知力、論理力、社会的能力、教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図る。 ・「展開する力」  発見学習、問題解決学習、体験学習、調査学習から思考を深め、さまざまなつながりに気付くキッカケを創出する。 ・「つなげる力」  建築・ゼネコン業界においての工学(湘南工科大学の学科としては機械工学科、電気電子工学科、情報工学科、コンピュータ応用学科、総合デザイン学科、人間環境学科)との関わりについて考え、企業から提示される課題に対して、複眼的視点でで新たなアイデア・発想・提案力を競う。 ■テーマ ・テーマ1 Zero Energy Building ~環境配慮型(ZEB)校舎を考える~ ・テーマ2 磁石走行式ロボット等を活用した橋梁点検システムの開発~ロボットによる新システムの提案~ ・テーマ3 熊谷組の機械・電気技術者の仕事~情報化施工・固有技術・AI技術等のキャリア意識の醸成~ ▼本件に関する問い合わせ先 事務課 市村省一郎 TEL:0466-30-0222 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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