上海、ソウルに続き3拠点目。海外ネットワークを更に強化します
藤田観光株式会社(本社:東京、代表取締役社長:末澤 和政)は、このほど台湾の台北市に駐在員事務所を開設、12月1日より駐在を開始致します。
台湾からは、例年1000万人近い人が海外へ出かけており、うち日本へは、中国、香港に次いで3番目で、毎年およそ100万人が訪れています。日本を訪れる外国人の数では、韓国や中国に次いで第3位の位置を占めており、2011年の日台オープンスカイ協定の締結による、新規路線による発着地の増加や、増便による輸送能力強化により、今後更に増加することが期待されています。
一方、台湾は日本人にとっても気軽に海外旅行を楽しめる観光地として人気が高く、毎年100万人以上が訪れており、出国地別には中国に次いで2番目の位置を占めています。更に今後は、入管規制緩和等により、中国からの観光客の大規模な増加も見込まれております。
こうした状況認識のもと、当社は、現地に拠点を設置し、スタッフを常駐させることによって、まずは現地の旅行業者や大手企業に向けて、当社グループの日本国内における幅広い事業展開やそれらの高い商品力の認知度を高めるとともに、現地における市場情報を迅速に国内に伝えることで、商品設計や販売促進における競争力を強化してまいります。
また、並行して台湾での市場調査を進め、ホテル、婚礼事業に加え、レジャー、温泉、装花、清掃等、当社グループが保有する事業運営ノウハウを現地で提供できる可能性を探ってまいります。
台北駐在員事務所は、当社にとって、2010年開設の中国・上海、本年8月開設の韓国・ソウルに次ぐ、三番目の海外拠点となります。今後も、訪日需要が高く、現地での事業展開の可能性が高いと見込まれる地域への拠点展開を優先的に進める考えで、次はシンガポールでの開設を2013年第1四半期に計画しております。