3月10日(土)に「2018 トキ野生復帰セミナー」を多摩動物公園にて開催 佐渡島10年の軌跡~トキとの共生を目指して~
人と自然との共生の先駆的事例である、トキ野生復帰の取組について理解を深めるため、トキの分散飼育を行っている多摩動物公園にて「2018トキ野生復帰セミナー」を開催します。
セミナーでは、2008年の第1回トキ放鳥から10年間の佐渡での野生復帰の取組や東京の動物園でトキを飼育する意義などの講演のほか、新潟県出身のタレント大桃美代子さんから佐渡の魅力について語っていただきます。
2018 トキ野生復帰セミナープログラム
<日時> 2018年3月10日(土) 13:00~16:00
<場所> 多摩動物公園 動物ホール(東京都日野市程久保7-1-1)
<定員> 200名 ※応募方法は次頁記載
<主催> 佐渡市・新潟県
■スケジュール
12:30 会場(受付13:00まで)
13:00 開会
13:15 講演「東京の動物園とトキとの関わりについて」
川鍋 政孝 氏(多摩動物公園 トキ担当飼育員)
13:35 講演「トキ野生復帰について」
若松 徹 氏(環境省佐渡自然保護官事務所首席自然保護官)
< 休 憩 >
14:35 講演「トキの舞う環境が宝物。残して繋ぐ未来の宝」
大桃 美代子 氏(タレント)
15:25 パネルディスカッション
16:00 閉会
■講演について
昭和28年の上野動物園でのトキ飼育から現在のトキ野生復帰について、実際にトキの飼育や野生復帰に携わっている環境省首席自然保護官及び多摩動物公園飼育員からわかりやすく説明します。また、大桃美代子さんから、トキの舞う佐渡の魅力について語っていただきます。
■パネルディスカッションについて
大桃美代子さんを含む講演者の方々が、参加者からの質問に答えたり、これからのトキ野生復帰に必要な取組や首都圏の方の関わり方などについて意見交換します。
■参加者特典
・参加証のご呈示で、多摩動物公園入園無料(セミナー当日のみ)
・セミナー参加者全員にオリジナルトキグッズプレゼント
ゲストプロフィール
千葉県出身。2003年の環境省入省後、十和田、羅臼、万座及び石垣自然保護官事務所等にて国立公園の管理運営や希少野生動植物の保護増殖等を担当。2017年4月より佐渡自然保護官事務所にて、トキ保護増殖事業を担当している。
新潟県出身。2004年10月の「中越地震」に、新潟県魚沼市の実家に帰省中、被災するも、その後の復興に尽力。05年11月に「魚沼特使」に任命される。食に関する資格を多数取得するなど、食育や農業に関心を持ち、07年より地元魚沼で古代米(桃米)の栽培を開始。復興に向け取組む魚沼の姿を全国に発信した。また、<食>を見つめ直す活動にも取組み、地元の子供たちに環境問題や生物多様性の大切さを伝えている。
東京都出身。1994年狭山市立智光山公園子供動物園にて飼育業務に従事。
2009年(公財)東京動物園協会恩賜上野動物園にて飼育業務に従事。
2011年多摩動物公園飼育展示課野生生物保全センターに異動。トキ飼育担当となる。
応募方法
往復はがきで、2月20日までにお申し込み下さい。【当日消印有効】
※ 応募はお一人様一通とします。1通で4名様までお申込できます。
※ 必ず往復はがきでご応募ください。返信はがきがないものは無効といたします。
※ 返信の表面に応募者の郵便番号・ご住所・お名前を記載し、裏面には何も書かずにお送りください。
※ 往信の裏面に応募者の(1)郵便番号(2)住所(3)氏名(4)年齢(5)電話番号(日中連絡がとれる番号)
(6)参加される方のお名前(中学生以下のお子様のみご参加の場合は、保護者の氏名・捺印が必要です)を記載してください。
<応募先>
〒952-0103 新潟県佐渡市新穂潟上1101-1 トキ交流会館 トキ野生復帰セミナー係
<当選通知>
当選された方には、参加証をお送りいたします。参加証の郵送をもって当選の通知に代えさせていただきます。