~女性管理職割合20%超 リーダーシップ育成を加速~
アストラゼネカ株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:デイヴィド・フレドリクソン、以下、アストラゼネカ)は、次世代の女性リーダーを支援する社員主導のコミュニティ「ウィメンズ・リーダーシップ・イニシアチブ(以下、WLI)」の今年度の活動を2017年7月より開始すると発表しました。2014年に開始して以来、今年で4年目の開催となります。
WLIは、リーダーシップに対する意識を醸成することを目的に開始されたプロジェクトです。性別・役職に関わらず様々な部署から集まった社員同士で、女性が仕事をする上で直面する課題をディスカッションし、他の社員の意見や経験を通じて解決策を自ら見出し、参加した社員が自身の役職レベルによらずリーダーシップを職場で発揮し活躍できるようになることを目指しています。2017年は、約100名のメンバーが参加し、グループに分かれて7月から10月までの4ヶ月間、月1回の割合でセッションに参加します。
アストラゼネカの女性管理職割合は、現在20%を超えており(2017年5月現在)、2014年WLI開始時の15.4%から継続的に増加しています。今後は、毎年3%の増加、2020年までに30%の達成を目指し、長期的には男女比率半々となることを目標としています。
WLIの活動は、月1回のセッションだけにとどまらず、講演会やセッション以外でのディスカッションも含まれます。2016年は、WLIが主催し、社員全員が参加可能のゲストスピーカーイベントを開催しました。女性が活躍する多様性のある職場におけるリーダーシップをテーマに開催した講演会には、WLIメンバーを含め男女約240名の社員が、大阪本社を拠点にビデオ中継で結び全国22ヵ所から参加しました。
2016年にWLI参加者に実施した意識調査アンケート※では、WLIに参加して自分の強みを認識できたと感じた人が90%(開始前は66%)、自信が高まったと感じた人が72%(開始前は26%)に上ったほか、 リーダーシップを発揮することができたと感じた人も開始前の39%から77%に上昇し、自身の強みを認識することで自発的に周囲に働きかけられるようになった人が増えたことが分かりました。
WLIのステアリングコミッティリーダーである、営業本部 消化器・呼吸器領域 横浜営業部 営業部長の村尾暁子は、「2017年の継続開催を望む多くの声をうけ、WLIステアリングコミッティで準備を進めてきました。女性社員のリーダーシップに対する意識がますます高まっていることをうれしく思います。経営陣の熱意ある支援を受けられることも本プロジェクト成功の大きな要因です。今年は当社の女性リーダーの一人が、スウェーデンでのグローバルブランドマーケティングのトップとしての任務を終え帰国しますので、彼女も含め、参加者間に活発な対話や交流が生まれるようサポートし、ポジティブな影響がさらに波及することを期待しています」と述べました。
アストラゼネカの執行役員 人事総務本部長である舛谷隆直は、「女性リーダーが着実に増えているのは大変喜ばしいことです。当社では、長期的に管理職の男女比率を半々にすることを目標にしていますが、外部からの採用だけでなく、社内での人材育成を更に推進します。多くのリーダーが活躍できる“働きがいのある職場”を作るには、ポジティブな変化を生み出そうとする社員主導の取り組み、それを経営陣が信頼、奨励することが大切です。この良い気運がWLI等のプロジェクトによって、さらに醸成されることを期待しています」と、述べました。
アストラゼネカでは、「働きがいのある職場」を戦略的優先課題のひとつに掲げ、社員一人ひとりが年齢、性別、在職年数、国籍等に関わりなく力を発揮できるよう、ダイバーシティの推進に注力しているほか、ワークライフバランス充実化の施策として、内勤社員に金曜日の4時退社を推奨する「ハッピーライフフライデー」や、営業職の社員に原則営業所の6時施錠を呼びかけるなど、柔軟な働き方を可能にする組織作りに注力しています。
※意識調査アンケート:2016年のWLI参加メンバーを対象に、WLI開始前と終了時2回にわたって同内容で実施。回答者数83名
以上
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アストラゼネカの「働きがいのある職場」について
アストラゼネカは「働きがいのある職場」づくりを経営戦略の一つに掲げています。実現のための基盤として「人材の育成」「ワークライフバランスの充実」「ダイバーシティの促進」に注力し、社員一人ひとりの多様な個性が尊重され、性別や年齢に関係なく成長し活躍できる、生産性の高い職場づくりを目指しています。当社の「働きがいのある職場」に関する取り組みは、
https://www.astrazeneca.co.jp/azkk/gptw.html をご覧ください。
アストラゼネカ株式会社について
アストラゼネカは、サイエンス志向のグローバルなバイオ・医薬品企業であり、主にオンコロジー、循環器・代謝疾患、および呼吸器の3つの重点領域において、医療用医薬品の創薬、開発、製造およびマーケティング・営業活動に従事しています。また、炎症、感染症およびニューロサイエンスの領域においても、他社との提携を通じて積極的に活動しています。当社は、100カ国以上で事業を展開しており、その革新的な医薬品は世界中で多くの患者さんに使用されています。詳細については
http://www.astrazeneca.com または、ツイッター@AstraZeneca(英語のみ)をフォローしてご覧ください。
日本においては、主にオンコロジー、循環器・代謝疾患、呼吸器・自己免疫疾患を重点領域として患者さんの健康と医療の発展への更なる貢献を果たすべく活動しています。当社については
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