【東洋大学×ダノンジャパン株式会社】行動科学手法「Nudge」を取り入れた食育により、乳製品摂取増加および食塩摂取量低下への効果 -- 3月6日に産学連携事業の中間報告会を実施

東洋大学

東洋大学(東京都文京区/学長:竹村牧男)のライフイノベーション研究所(群馬県邑楽郡板倉町/所長:近藤和雄)は、2016年8月からダノンジャパン株式会社(東京都目黒区/代表取締役社長:ルイス ファリア・エ・マイア)との産学連携で食育事業を実施している。  本事業において、2016年度、群馬県板倉町の小学校高学年を対象に、牛乳・乳製品の摂取増加を目的として「Nudge(緩やかな介入)」という行動科学の手法を取り入れた食育事業・調査を実施。小学校高学年の給食で約1か月間、牛乳・乳製品摂取量が多くなる期間を設け、児童に対して食事調査の結果報告や食育教室を行った。その結果、乳製品摂取の増加のみならず、食塩摂取量低下など、その他の食事パターンの変動をもたらす波及効果を得た。3月6日(月)に2年計画で実施している産学連携事業の中間報告会(1年目終了時)を開催する。 【産学連携事業の目的】 1)牛乳・乳製品の摂取増加を目的とした栄養指導を行う場合、「給食などの集団を対象として、長期にわたって食育指導を行うと効果がある」と栄養疫学領域において報告されている。特に、10代前半は食習慣が形成される時期と言われ、食育の推進に重要な時期。そこで、今回の食育事業・調査にて、児童が牛乳・乳製品の重要性に改めて気がつき、今後の食習慣において牛乳・乳製品の摂取が持続できることを目的とする。 2)全国に先駆け、若年世代の食に関する課題を解決する産学連携のモデル事例を目指す。 【中間報告会 概要】 ※申込不要。どなたでもご参加いただけます。 ■日 時: 2017年3月6日(月)11:00~12:00 ■場 所: 東洋大学板倉キャンパス 2102教室 (群馬県邑楽郡板倉町泉野1-1-1) ■主 催: 東洋大学ライフイノベーション研究所 ■共 催: ダノンジャパン株式会社 ■内 容:  ライフイノベーション研究所、ダノンジャパン株式会社の健康推進事業の紹介後に、東洋大学食環境科学部の学生および同学部教員の太田昌子准教授より、1年間にわたって行った食育事業の内容や調査に関する報告を行う。 ●東洋大学ライフイノベーション研究所  総合大学の強みを生かし、健康寿命延伸のために必要な健康増進やライフステージに応じたケアプランの強化を中心に調査・研究を進め、研究成果の発信を行う研究所。  http://www.toyo.ac.jp/site/lii/ ▼本件に関する問い合わせ先  東洋大学板倉事務部板倉事務課 担当:小野  TEL: 0276-82-9105  MAIL: a-ono@toyo.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター http://www.u-presscenter.jp/

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