The Second Stage at GG#31 金川晋吾展「father 2009.04.10-2012.04.09」 リクルートのコンペティションギャラリー「ガーディアン・ガーデン」にてスタート

株式会社リクルート

~2006、2007年の『ひとつぼ展』入選者・金川晋吾の今~

株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:峰岸真澄)が運営するコンペティションギャラリー「ガーディアン・ガーデン(http://rcc.recruit.co.jp/)」では、金川晋吾展「father 2009.04.10-2012.04.09」を2012年7月17日(火)よりスタートします。 ▼詳細はこちらから http://rcc.recruit.co.jp/gg/exhibition/gg_sec_ph_201207/gg_sec_ph_201207.html ▼ギャラリー情報はこちらから http://rcc.recruit.co.jp/ ―――――――――――――――――――― ■金川晋吾展 「father 2009.04.10-2012.04.09」概要 ―――――――――――――――――――― 若手表現者を応援しようと1992年から2008年まで開催した公募展『ひとつぼ展』および2009年にスタートした「1_WALL」の入選者の中からは、各界で活躍する卒業生たちが数多く登場しています。彼らのその後の活動を伝えるための展覧会「The Second Stage at GG」。 今回の第31弾では金川晋吾をご紹介します。金川は、父親を題材にした作品制作を長年続けています。ある日突然いなくなり、数ヶ月間行方がわからなくなってしまうという金川の父親は、定職を持たず、ひとりで暮らしています。父親との関わり方を探りながら、金川はふたりの関係性を写真に撮ろうと思い始めます。 父親を被写体に撮影を続けていくなかで、金川はカメラを父親に託し、毎日自らのセルフポートレートを撮ることもリクエストします。このレンズを介してのやりとりは、父子の関係を繋ぐために大きな役割を果たすことになり、3年間続いています。 カメラを見つめる父親のまなざしはどこに向かっているのか。是非、会場でご覧ください。 ■企画展名:金川晋吾展 「father 2009.04.10-2012.04.09」 ■会期:2012年7月17日(火)~8月2日(木)11:00a.m.~7:00p.m.日曜・祝日休館 入場無料 ■会場:ガーディアン・ガーデン 東京都中央区銀座7‐3‐5 ヒューリック銀座7丁目ビルB1F(リクルートGINZA7ビルB1F) ■オープニングパーティー:2012年7月17日(火)6:30p.m.‐8:00p.m.予約不要、入場無料 ■トークショー:2012年7月25日(水)6:30p.m.‐8:00p.m.要予約、入場無料「土田ヒロミ(写真家)×金川晋吾」 ※詳細は、HPとtwitterでご確認ください ▼詳細はこちらから http://rcc.recruit.co.jp/gg/exhibition/gg_sec_ph_201207/gg_sec_ph_201207.html ▼ギャラリー情報はこちらから http://rcc.recruit.co.jp/ ―――――――――――――――――――― ■作家コメントおよびプロフィール ―――――――――――――――――――― 作家コメント 私の父には蒸発癖があった。蒸発によって、父は家も仕事もなくした。現在、父はアパートに一人で暮らし、国が保障している健康で文化的な最低限度の生活を送っている。 2009年の4月、私は父に35mmフィルムのコンパクトカメラを預けて、毎日父自身の顔を撮影するように頼んだ。何か明確な意図があったわけではなかったが、仕事もなく一日中家にいる父に何かをさせたいと思って始めた。私と父との関係性が、このような撮影方法をもたらしたのだろう。意外にも、父はこの撮影を律儀に真面目に継続してくれている。(行方をくらませていたために写真が撮られていない期間もあるのだが。)これだけの写真を父が撮り続けてくれていることに対して、私は感謝せずにはいられない。この作品がいつ終わるのかはよくわからないが、少なくとも私から自発的に終わらせるということはまずないだろう。父が撮らなくなるか、あるいは撮れなくなるまで、この作品は続いていく。 プロフィール 1981年 京都府生まれ 2005年 インターメディウム研究所(IMI)修了 2006年 神戸大学発達科学部人間発達科学科卒業 現在、東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻博士後期課程在籍 http://kanagawashingo.com/ 受賞 2010年 第12回三木淳賞 2007年 第28回写真『ひとつぼ展』入選 2006年 第26回写真『ひとつぼ展』入選 写真集 2009年『and animals』(MUESUM) 主な個展 2011年 「第12回三木淳賞受賞作品展 father」 大阪Nikon Salon、大阪 2010年 「第12回三木淳賞受賞作品展 father」 新宿Nikon Salon、東京 2010年 「father」 東京藝術大学学生会館展示室、東京 2010年 「father」 新宿Nikon Salon、東京 主なグループ展 2010年 「ShContemporary:DISCOVERIES」 Shanghai Exhibition Center、上海 2010年 「ヨコハマフォトフェスティバル」 赤レンガ倉庫、横浜 2007年 第28回写真『ひとつぼ展』 ガーディアン・ガーデン、東京 2006年 第26回写真『ひとつぼ展』 ガーディアン・ガーデン、東京 ▼詳細はこちらから http://rcc.recruit.co.jp/gg/exhibition/gg_sec_ph_201207/gg_sec_ph_201207.html ▼ギャラリー情報はこちらから http://rcc.recruit.co.jp/ ―――――――――――――――――――― ■ギャラリーについて ―――――――――――――――――――― リクルートは、メセナ活動の一環として、東京銀座に「クリエイションギャラリーG8」と「ガーディアン・ガーデン」の2つのギャラリーを運営しています。 「クリエイションギャラリーG8」は、グラフィックデザインに焦点を当てたデザインギャラリー。「デザインとコミュニケーション」をテーマに、国内外を代表する作家から、先鋭的な送り手の作品をご紹介しています。 展覧会ごとに「クリエイティブサロン」というトークショーを開催するなど、作品だけでなく送り手の発想や行動の背景・過程を分かりやすくお伝えできるスペースを目指しています。1985年に「G7ギャラリー」としてオープンして以来、広告・グラフィックデザイン・アートを通じて、来場者の方々に「コミュニケーション」の原点を考える場として親しんでいただいております。 また、「ガーディアン・ガーデン」は若手クリエイターに表現する「機会」と「場所」を提供することを目的に1990年にオープン。 グラフィック、写真を中心としたコンペティション・ギャラリーとして、公募展を中心に活動を展開しています。 ▼ギャラリー情報はこちらから http://rcc.recruit.co.jp/ ▼リクルートについて http://www.recruit.co.jp/ ―――――――――――――――――――― 【本件に関するお問い合わせ先】 https://www.recruit.jp/form/inquiry_press.php ――――――――――――――――――――

その他のリリース

話題のリリース

機能と特徴

お知らせ