京都橘大学と野洲市との連携事業 -- 理学療法学科の学生が高齢者の健康調査を実施

京都橘大学

京都橘大学(京都市山科区/学長:細川涼一)は、滋賀県野洲市と連携し、野洲市在住の高齢者の健康づくりに関する調査研究を行う。この研究は、同大健康科学部理学療法学科の学生と教員が野洲市高齢者の体力測定や認知・心理検査などを行い、健康の維持・向上に関する実態を明らかにすることで、介護予防プログラムの基礎資料を作成することを目的としており、今年で3年目となる。  超高齢社会となっている日本において、高齢者の「介護予防」の重要性が高まっている。高齢者の日常生活を低下させないためには、健康的な体力と精神機能を維持することが大切である。そのため、各市町村やボランティアグループ、あるいは病院や高齢者施設などで、高齢者の健康増進を含めた介護予防事業が行われている。  しかし、それらの取り組みの効果判定は曖昧で、科学的根拠に基づいた報告は数少ないのが現状である。効果的で、対象とする高齢者に最適な介護予防事業を行うためには、まず、その地域で生活している高齢者の体力や精神機能の現状を把握することが重要である。  本取り組みでは、2014年度392人、2015年度258人の野洲市在住高齢者の方々にご参加いただき、合計で650人を対象に調査を行っている。その調査結果をもとに、これまでに高齢者サポートブックや野洲市への調査報告書の作成、また学生が企画・出演する「たちばな健康体操DVD」の製作など、教員と学生が連携し、さまざまな取り組みを行っている。  今年度も、引き続き野洲市に在住している高齢者の身体・認知・精神心理機能の実態調査を行うことにより、今後、より効果的な介護予防プログラムを構築するための基礎資料を作成し、同地域高齢者の健康促進に寄与したいと考えている。 ※下記をご参照のうえ、ぜひご取材いただき、貴媒体の読者・視聴者の方々へご紹介いただければ幸いです。なお、誠に勝手なお願いで恐縮ですが、9月8日(木)10時~11時の間にご取材いただけましたら、調査の実態がよくご理解いただけると考えております。何卒よろしくお願い申し上げます。 ◆「滋賀県野洲市に在住している高齢者の健康づくりに関する調査研究」について ●研究期間: 2016年9月5日(月)~9月16日(金)    ※健康調査への参加の申し込みは終了しています。 ●取材・撮影希望日時: 2016年9月8日(木) 10時~11時 ●会場: 野洲市健康福祉センター(滋賀県野洲市辻町433-1) ●検査の方法:  体力測定(握力、上体起こし、 長座体前屈、開眼片足立ち保持時間、TUG、5m歩行、下肢筋力評価)に加えて、活動能力、認知機能、注意機能、精神的健康度を測定。 ●調査研究結果の活用に向けた今後の取り組み 1.研究協力いただく高齢者の方々には、自身の結果を提供し、介護予防や健康管理の手がかりにしていただきます。 2.野洲市へは、今後の効果的な介護予防プログラムを構築するための基礎資料として、調査報告書を提出します。 3.あわせて野洲市で、今回の調査研究の報告会を実施します。 ●調査代表者  村田 伸 教授(京都橘大学健康科学部理学療法学科) ※当日ご取材いただける場合は、事前に下記までご連絡頂きますようお願い申し上げます。 ▼報道に関する問い合わせ先  京都橘大学 企画広報課  〒607-8175 京都市山科区大宅山田町34  TEL: 075-574-4112(直通)  FAX: 075-574-4151 【リリース発信元】 大学プレスセンター http://www.u-presscenter.jp/

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