崇城大学が7月31日に「サイエンスインターハイ@SOJO」および「公開セミナー」を開催

崇城大学

崇城大学(熊本市西区)ナノ領域研究教育推進委員会(通称:RENS)は7月31日(日)に「サイエンスインターハイ@SOJO」と「公開セミナー」を開催する。今年で7回目となる「サイエンスインターハイ@SOJO」では、九州各地の高校生が自然科学に関する各分野の研究活動の成果をポスターセッション形式で発表。また、「公開セミナー」では、「地域社会に貢献する大学」の趣旨のもと、ナノテクノロジーや環境、バイオテクノロジーの分野の研究者が科学の最先端の知見を市民に向け分かりやすく講演する。  「サイエンスインターハイ@SOJO」では、化学・物理・生物をはじめ、薬学・農学など自然科学に分類されるあらゆる分野の研究活動を対象とする。さらに、登録のあった全発表団体を対象にコンペティションを開催。事前に提出された研究概要により厳正に審査を行い、20件の研究を採択する。優秀な研究を行った団体にはグランプリ賞をはじめ、各賞を授与し、セミナー内で表彰する。  「公開セミナー」では、崇城大学工学部ナノサイエンス学科の迫口明浩教授と九州大学大学院工学研究院応用化学部門の山田淳教授が講演。一般の人の「ナノ・バイオとは?」「ナノテクノロジー・バイオテクノロジーとは?」という疑問に答えることを目的に、現在の潮流とこれからの先端研究に対する展望などについて活発に討論する。 ◆「サイエンスインターハイ@SOJO」および「公開セミナー」概要 【日 時】  7月31日(日)10:45~15:58(開場 9:45予定) ・10:45 崇城大学 中山峰男学長挨拶 ・11:00 サイエンスインターハイ@SOJO  (A・B・Cグループが順次ポスターセッション) ・13:55 特別講演1 迫口明浩教授(崇城大学)  「実験と理論と計算化学による化学現象の探究と材料開発への応用」 ・14:35 特別講演2 山田淳教授(九州大学)  「金ナノ粒子が切り拓くハイテク分野」 ・15:33 RENS代表総括 新海征治教授(崇城大学) ・15:43 サイエンスインターハイ@SOJO表彰式 ・15:58 閉会 【場 所】  崇城大学池田キャンパス 本館6階レセプション室およびF号館6階  (熊本市西区池田4丁目22-1) 【参加費】 無料 【後 援】  熊本県、熊本県教育委員会、熊本市教育委員会、大学コンソーシアム熊本、日本化学会、高分子学会、熊本日日新聞社、NHK熊本放送局、テレビ熊本、くまもと県民テレビ、熊本朝日放送、熊本放送、エフエム熊本、FM791 ■「サイエンスインターハイ@SOJO」参加数  20校 約605名  ポスター件数 95件 ・福岡県/小倉高校、香住丘高校、常葉高校、福岡工業大学附属城東高校 ・宮崎県/宮崎北高校、高鍋高校、宮崎南高校 ・大分県/日田高校、大分舞鶴高校、大分上野丘高校 ・鹿児島県/錦江湾高校、国分高校、鹿児島高校、池田学園池田高校 ・熊本県/第二高校、熊本北高校、熊本西高校、宇土高校、玉名高校、真和高校 ■特別講演会 講師 ●迫口明浩 教授  崇城大学工学部ナノサイエンス学科  熊本県出身。九州大学大学院工学研究科化学機械工学専攻修士課程を修了後、九州大学工学部助手(化学機械工学科)を経て、熊本工業大学(現崇城大学)に勤務し、現在に至る。流通法による高沸点化合物の蒸気圧測定装置の試作と分子構造の情報に基づく蒸気圧推算法の開発をテーマとする熱物性に関する研究を行い、九州大学より工学博士の学位を取得。化学反応装置(撹拌槽、気泡塔、流動層、マイクロリアクター)の流動・伝熱・反応特性、新しい分離剤による分離技術(溶媒抽出、吸着)の開発、生体触媒(酵素)の応用に関する化学工学的研究、また、計算化学による反応機構の解明などに従事。最近、アクティブ・ラーニングの実践にも注力。 ●山田淳 教授  九州大学大学院工学研究院応用化学部門、九州大学未来化学創造センター  山口県出身。九州大学工学部・工学研究科で錯体化学を学ぶ。1980年同大学助手に着任後レーザー光を用いる分析化学の研究を始め、光の魅力を知る。1986年同大学助教授(准教授)、1994年同大学教授に昇任後も光を用いる研究を続け、金属ナノ粒子等を用いる光エネルギー変換の研究へと発展させる。金ナノ粒子が赤ワイン色を示す「プラズモン」という現象の魅力を広めるべく、ナノサイエンス研究を展開している。  主な著書(監修、執筆)に『プラズモンナノ材料開発の最前線と応用』シーエムシー出版(2013年)など。2012~2015年工学部長、2014年Eテレ「すイエんサー」に出演。 ▼本件に関する問い合わせ先  崇城大学 工学部 ナノサイエンス学科 助教 水城 圭司(事務局)  TEL: 096-326-3111(代表) 【リリース発信元】 大学プレスセンター http://www.u-presscenter.jp/

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