IT担当者に聞いた「ビッグデータの現状」 約7割が「要望なし」のビッグデータ需要。分析内容は構造化データが大半を占める

株式会社リクルート

~IT製品情報サイト『キーマンズネット』が実施。IT製品の導入状況や製品の選定ポイント、IT担当者の関心事がわかる「IT担当者300人に聞きました」コーナーのアンケート結果を発表~

株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 兼 CEO:峰岸真澄)が運営する、3,000点以上のIT製品情報を掲載する無料会員制サイト『キーマンズネット』(http://www.keyman.or.jp/)は、IT製品の導入状況や製品の選定ポイント、IT担当者の関心事がわかるコーナー「IT担当者300人に聞きました」を公開しています。 今回は企業のIT担当者490人を対象に「ビッグデータの現状」についてアンケートを実施しました。 一般部門からのビッグデータ処理の要望や分析時に利用するソフトウェアなどからその現状が明らかになりましたので、結果の一部をお知らせします。 ▼「ビッグデータの現状」記事はこちらから http://www.keyman.or.jp/at/infosys/bi/30004612/ ―――――――――――――――――――― ■約7割が「要望なし」のビッグデータ需要・・・分析内容は構造化データが大半を占める ―――――――――――――――――――― まずは全員を対象に「経営層、または一般部門からビッグデータを処理したいという要望が届いているのか」を尋ねた。 「とても要望がある」2.9% 「まあ要望がある」23.3% 「まったく要望はない」73.9% まとめると全体では26.2%が「要望がある」、73.9%が「要望がない」というのが現状のようだ。 「要望がある」を従業員規模別で見ると、100名以下の企業が13.4%に対して、101~1000名以下の企業が26.7%、1,001名以上の企業が33.9%となり、従業員規模が大きいほどビッグデータに対する要望が強いことが分かる。 次に「現状、分析・活用しているデータ」について尋ねた。 1位「構造化データ」66.0% 2位「Webサイトのアクセスログデータ」26.7% 3位「コールセンタのログデータ」11.1% 4位「半構造化データ」7.6% 5位「イベントデータ」7.3% 6位「センサデータ」5.8% 7位「地理データ」5.6% 8位「ソーシャルメディアのデータ」4.7% ▼さらなる分析結果はこちらから http://www.keyman.or.jp/at/infosys/bi/30004612/ ※記事の一部は公開しておりますが、全てご覧頂くには無料の会員登録が必要です。 ―――――――――――――――――――― ■分析時の利用ツールは“表計算ソフト”が約7割と圧倒、今後はBIスイートに注目 ―――――――――――――――――――― 企業に集められたデータをどのように分析しているのか、「データを分析する際に利用しているツール」を尋ねた。 1位「表計算ソフトウェア」69.0% 2位「汎用データベース」37.0%」 3位「レポーティングツール」15.7% 4位「データウェアハウス」12.0% 5位「BIスイート」11.0% Excelを代表とした表計算ソフトウェアによる分析が根強いようで約7割が使っている。他のツールと違い、手軽に導入し、活用できることが人気の理由と思われる。 また、「今後、データ分析する際に利用したいツール」についても尋ねている。 1位「表計算ソフトウェア」39.1% 2位「汎用データベース」29.7% 3位「BIスイート」24.5% 4位「レポーティングツール」22.5% 5位「データウェアハウス」で19.1% 「BIスイート」が現在と今後で10%以上上昇し、そのニーズの高まりが分かる。企業における分析の難易度が高まり、もはや表計算ソフトウェアだけでは分析の限界に近づいているのかもしれない。 ▼さらなる分析結果はこちらから http://www.keyman.or.jp/at/infosys/bi/30004612/ ※記事の一部は公開しておりますが、全てご覧頂くには無料の会員登録が必要です。 ―――――――――――――――――――― ■システム強化を考える企業はわずか1割程度、注目のHadoopへのニーズは? ―――――――――――――――――――― 前述の通り、大手ITベンダはビッグデータに本腰を入れ始めているが、実際ユーザ企業はどう動くのか、「データを分析・活用するためにITシステムの導入または強化を考えているのか」尋ねた。 「導入・強化を考えている」11.4% 「分からない」50.8% 「とくにない」37.8% さらに、導入強化を考えている人を対象に「導入または強化したいと考えているITシステム」を尋ねた。 1位「ストレージやサーバの増強」50.9% 2位「BIツール」41.8% 3位「データウェアハウス」27.3% 4位「大規模分散データ処理フレームワーク」16.4% 5位「MDM(マスタデータ管理)ツール」9.1% 5位「ETLツール」9.1% 5位「インメモリコンピューティング」9.1% データ分析・活用のために導入・強化を考えている企業は、まずインフラから見直したいと考えているように見える。 また、近頃注目されているHadoopを代表とした「大規模分散データ処理フレームワーク」については4位にとどまった。 ▼さらなる分析結果はこちらから http://www.keyman.or.jp/at/infosys/bi/30004612/ ※記事の一部は公開しておりますが、全てご覧頂くには無料の会員登録が必要です。 <アンケート概要> ○調査期間:2012年3月27日~2012年4月3日 ○有効回答数:490 ○調査対象:キーマンズネット会員 ―――――――――――――――――――― ◆キーマンズネットとは? ―――――――――――――――――――― キーマンズネットは、35万人のIT担当者が集まる無料会員制サイトです。豊富な製品情報以外にも、最新のITキーワードや市場動向を解説した「ITがよく分かる特集」などのコンテンツを通じ、企業の情報システム部門に在籍する方向けに、IT初心者から上級者まで納得の特集や、製品やシステム選びに役立つ情報を提供しています。 <コンテンツ>※全ての機能は、会員登録する事で、フルにご利用できます! 1)製品レポート「Keyレポ」「Keyノート」 IT製品の特徴から活用事例、価格・スペックまで、製品の比較検討に役立つ情報を提供しています。 2)「比較表」作成機能 製品同士のスペックや価格などの基本情報をまとめた「比較表」が簡単に作成できます。 3)「資料ダウンロード」機能 検索結果や比較表からまとめて資料請求することもでき、情報収集が効率化できます。 4)ITがよくわかる特集 状況や立場に応じて選ぶことができ、興味のあるカテゴリの最新ニュースや製品情報を毎日メールでお届け。 IT製品の”いま”がわかります。 5)企業向けITのセミナー・イベント情報 IT製品に関する各種セミナー情報を、Webとメールでご提供します。 6)キーマンズネットDaily あなたの興味にそった情報を毎日メールでお届けします。製品の特徴から活用事例、価格・スペックまで、 製品の比較検討に役立つ情報を提供しています。 キーマンズネットでは、IT製品の選定に必要なさまざまな情報を提供しています。 もちろん登録・利用は無料。是非ご登録いただき、IT製品選びにお役立て下さい。 ▼「キーマンズネット」はこちらから http://www.keyman.or.jp/ ▼「IT担当者300人に聞きました」オススメ記事はこちらから ▼「業務用スマートフォンの導入状況(2012年)」記事はこちらから http://www.keyman.or.jp/at/pcmob/mobile/30004611/ ▼「テスト自動化ツールの導入状況」記事はこちらから http://www.keyman.or.jp/at/dev/debug/30004610/ ◆ほかにもまだまだあります!「IT担当者300人に聞きました」記事一覧 http://www.keyman.or.jp/at/it300/ ▼「Facebookページ」はこちらから https://www.facebook.com/keyman.or.jp/ ▼リクルートについて http://www.recruit.co.jp/ ―――――――――――――――――――― 【本件に関するお問い合わせ先】 https://www.recruit.jp/form/inquiry_press.php ――――――――――――――――――――

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