【横浜市立大学】中島秀明教授がアメリカ血液学会(ASH)の国際役員に就任
ASHの役員会において、アメリカ国外から選ばれる役員枠はわずか1枠(任期4年)のみです。この度の中島教授の就任は、長年にわたる研究成果と国際的な貢献が高く評価されたものであり、同学会のグローバルな連携と発展を牽引する極めて重要な役割を担うこととなります。
| 【ポイント】 ● 世界最大の血液学会での歴史的選任 ASHは世界各国の血液学研究者・医師が所属する世界最大規模の学会であり、最高意思決定機関である役員会において、アメリカ国外枠(1枠)としてアジア圏から初めて選出される快挙。 ● 長年のグローバルな研究・教育貢献が評価 1995年からの長年にわたるASHでの活動、国際委員会(International Members Committee)や賞等選考委員会(Awards Committee)での貢献、各種アワードの審査員実績が高く評価。 |
ASHは、血液悪性腫瘍(白血病やリンパ腫など)をはじめとする血液疾患の原因解明、治療法・予防法の開発推進を目的とした世界最高峰の学術団体です。
近年、研究助成金の削減や科学的知見に対する不確実性が高まる中で、ASHはグローバルな視点でのリーダーシップ強化を推進しています。中島教授は、造血幹細胞の制御機構や骨髄系腫瘍の分子病態解明における世界的研究者としての実績に加え、国際的な若手研究者の育成や学会のグローバル展開に長年貢献してきたことが評価され、選出されたものです。
参考:https://www.hematology.org/newsroom/press-releases/2026/new-leadership-elected-to-the-american-society-of-hematology
中島秀明教授からのコメント
プロフィール
慶應義塾大学医学部卒業、同大学院修了(医学博士)。東京大学医科学研究所の特任准教授、慶應義塾大学医学部 血液内科の准教授・診療科副部長を経て現職。
(参考URL)https://www.ycuhri.com/staff/nakajima.html
専門は血液内科学および造血幹細胞生物学。血液細胞を生み出す「造血幹細胞」の自己複製や分化をコントロールする制御機構(メカニズム)の解明を進めるとともに、急性骨髄性白血病(AML)や骨髄異形成症候群(MDS)をはじめとする骨髄系腫瘍の分子病態の解明に取り組んでいる。造血幹細胞の運命決定に関わるシグナル伝達や遺伝子発現制御の解析を通じて、難治性血液疾患の発症メカニズムの特定や、新たな治療標的の同定を目指した基礎・臨床融合研究を推進している。
