国立国際美術館の作品を大阪中之島美術館で展示「NMAOサテライト」記念シンポジウム『美術館とコレクション――集めること、残すこと、ひらくこと』を11月3日に開催

国立国際美術館

独立行政法人国立美術館 国立国際美術館(大阪府大阪市北区中之島)は、シンポジウム「美術館とコレクション――集めること、残すこと、ひらくこと」を、2026年11月3日(火・祝)に大阪中之島美術館1階ホールにて開催いたします。
国立国際美術館と大阪中之島美術館は、両館のコレクションや専門性、人材などを相互に活用し、中之島を拠点とした文化的な交流と地域の魅力向上を目指す連携事業「コレナカ(Collections in Nakanoshima NMAO–NAKKA)」を2026年度より開始しました。本シンポジウムは、その一環として2026年10月10日(土)から11月7日(土)まで大阪中之島美術館2階の多目的スペースで開催している展示「コレナカ NMAOサテライト」の関連イベントです。
 

 
「コレナカ」について、詳しくはこちら▼
https://www.nmao.go.jp/news/colle-naka/2026/15/

大阪中之島に位置する国立国際美術館と大阪中之島美術館は、それぞれ異なる歴史と使命のもと、国内外の近現代美術やデザイン、大阪の芸術文化など、多様なコレクションを形成してきました。本シンポジウムでは、なぜ美術館は作品を集め、残すのか。作品がコレクションされることで何が生まれ、それをどのように社会にひらいていくことができるのかを考えます。また、両館の館長が、それぞれのコレクション形成の考え方や活用について紹介するとともに、美術館に作品が収蔵されている作家を迎え、作品が美術館に所蔵されることの意味や、展覧会への出品との違い、「コレクションされる作品」とは何かを作家の視点から考えます。

本シンポジウムでは、美術館と作家、それぞれの視点を交差させながら、コレクションを「集めること」「残すこと」「ひらくこと」の意味と、これからの可能性を探ります。

【開催概要】
国立国際美術館(NMAO)×大阪中之島美術館(NAKKA)コレクション活用連携事業 コレナカ 記念シンポジウム
「美術館とコレクション――集めること、残すこと、ひらくこと」
日時       :2026年11月3日(火・祝)
開催時間:14:00〜(開場 13:30)
会場       :大阪中之島美術館 1階ホール
定員       :150名
(当日10時から大阪中之島美術館1階ホール前で整理券を配布。お一人様1枚)
参加費   :無料
主催       :国立国際美術館(大阪市北区中之島4-2-55)
協賛       :公益財団法人ダイキン工業現代美術振興財団

本事業は、文化庁「文化資源活用事業費補助金(美術館連携によるコレクション活用を通じた現代アート地区の形成)」事業の一環として開催します。

登壇者
島 敦彦(国立国際美術館長)
1956年富山県生まれ。富山県立近代美術館、国立国際美術館を経て、2015年愛知県美術館長、2017年金沢21世紀美術館長、2021年より現職。内藤礼、畠山直哉、O JUNらの個展を手がけ、2013年には「工藤哲巳回顧展」を企画し、同作家の国際的な評価を後押しした。



植木 啓子(大阪中之島美術館長)
1969年新潟県生まれ。サントリーミュージアム[天保山]学芸員を経て大阪市に入職。2021年より大阪中之島美術館学芸課長。2026年10月より現職。「インダストリアルデザイン・アーカイブズ研究プロジェクト」や展覧会「デザインに恋したアート♡アートに嫉妬したデザイン」(2023年)をはじめ企業や行政、大学等とのデザイン連携や振興の場の創出に取り組んでいる。



植松 奎二(彫刻家)
1947年神戸市生まれ。1969年、ギャラリー16(京都)で初個展。1975年渡独。1976年、ストックホルム近代美術館で個展。1988年、ヴェネチアビエンナー日本館に出品。近年の展覧会に「ナンセンスな旅への招待―みることの夢」(霧島アートの森、2022年)、「Collection 1950s–1970s 419 Photography and Language」(ニューヨーク近代美術館、2024年)など。初期より一貫して、重力、引力といった見えない力の法則から、世界の構造・存在・関係をあらわにする作品を発表している。



宮永 愛子(現代美術家)
1974年京都府生まれ、同地在住。日用品をナフタリンでかたどったオブジェや、塩や葉脈、陶器の貫入音を用いたインスタレーションなど、気配の痕跡から時間を視覚化し、「変わりながらも存在し続ける世界」を表現する。主な展覧会に「宮永愛子 詩を包む」(富山市ガラス美術館、2023年)など。第70回芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。


プログラム
第一部 美術館は何をコレクションするのか:登壇者によるプレゼンテーション(1時間)
プレゼンテーション1 島 敦彦(国立国際美術館長)
プレゼンテーション2 植木 啓子(大阪中之島美術館長)
プレゼンテーション3 植松 奎二(彫刻家)
プレゼンテーション4 宮永 愛子(現代美術家)
第二部 コレクションをひらく――美術館と作家、そして中之島
全体討議・質疑応答(30分)

※発表題目、内容等は変更となる場合があります。
※本シンポジウムの写真撮影や録画はお断りしております。
※本シンポジウムの記録写真を活動報告や広報の目的で公開する場合があります。

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