リコー、「RICOH Innovation Fund Ⅱ」を通じてIntellectに出資

株式会社リコー

働く人の創造性発揮を支えるウェルビーイング領域への投資を通じ、将来的な共創機会の創出を目指す

株式会社リコー(社長執行役員:大山 晃)は、CVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)ファンド「RICOH Innovation Fund Ⅱ」を通じて、企業向けメンタルマネジメントプラットフォームを展開するIntellect Company Pte. Ltd.(共同創業者兼CEO:Theodoric Chew、以下 Intellect)へ出資したことをお知らせします。

近年、人的資本を企業の持続的な成長と競争力の源泉として捉える考え方が広がる中、従業員のウェルビーイング向上やメンタルヘルス支援は、企業経営における重要な課題となっています。働き方の多様化やグローバル化の進展を背景に、従業員が抱えるストレスや心身の課題は複雑化し、メンタルヘルス支援に対する需要は世界的に高まっています。
一方で、こうした支援を担う専門人材は世界的に不足しており、今後さらなる需給のひっ迫が見込まれています。このため企業には、従来のストレスチェックや相談窓口の設置にとどまらず、デジタル技術も活用しながら、予防や早期対応から継続的なケアまで、一人ひとりの状況に応じた支援を幅広く届けることが求められています。

Intellectは、シンガポールを拠点とするメンタルヘルステック企業です。セルフケア、コーチング、カウンセリング、組織分析など一連の支援を提供する企業向けメンタルマネジメントプラットフォームを展開しており、企業向けダッシュボードによる組織状態の可視化や、多言語・多文化環境に対応した支援を強みとしています。世界100カ国以上・120言語以上に対応し、400万人以上のユーザーに利用されています。多様な働き方や文化的背景を持つ従業員への支援基盤を構築している点も特徴です。


リコーは、CVCファンド「RICOH Innovation Fund Ⅱ」を通じて、「創造性発揮の支援」を重点投資領域の一つに掲げ、スタートアップへの投資および共創活動を推進しています。創造性やパフォーマンスの発揮を支える上で、一人ひとりの心身の健康は重要な基盤であるという考えのもと、このたびIntellectへの出資を行いました。なお、本件は、「RICOH Innovation Fund Ⅱ」における初の出資案件となります。

リコーは今回の出資を通じてIntellectの事業成長を支援するとともに、メンタルヘルスおよびウェルビーイング領域における知見を深め、働く人の創造性発揮を支える新たな価値創出につなげていきます。また、今回の出資をきっかけに、Intellectが有する人的・組織的なウェルビーイングに関する知見と、リコーがワークプレイスエクスペリエンス事業(※1)を通じて培ってきた働く環境に関する知見やデータを生かした、将来的な共創の可能性も検討していきます。

リコーは今後も「RICOH Innovation Fund Ⅱ」を通じてオープンイノベーションを推進し、スタートアップとの共創による新たな価値創出を加速するとともに、“はたらく”に歓びをもたらし、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

■出資先概要
会社名:Intellect Company Pte. Ltd.
共同創業者兼CEO:Theodoric Chew
設立年月:2019年6月
所在地:1 Neil Road, #02-02, Singapore 088804
事業内容:デジタルセルフケア、コーチング、カウンセリング、臨床ケア、24時間365日のEAP(従業員支援プログラム)サポート、対面サービスを含む、組織向けの包括的なメンタルヘルス支援・ケアソリューションの提供。
公式サイト:https://intellect.co/ 


リコー 経営企画本部 経営企画センター 所長 鈴木 英司のコメント
働き方や職場環境が大きく変化する中、働く人の心身の健康を支えることは、企業にとってますます重要な課題となっています。この課題に正面から向き合い、豊富なデータと深い知見を培ってきたIntellectに出資し、新たなパートナーとして歩みをともにできることを大変うれしく思います。今後、Intellectの専門性とリコーが持つ働く環境に関するデータや知見を掛け合わせ、一人ひとりが創造性を発揮できる職場環境の実現を目指してまいります。


Intellect Company Pte. Ltd. 共同創業者 兼 CEO Theodoric Chewのコメント
メンタルヘルス支援は、異なる言語や文化的背景、一人ひとりの心の健康上の課題や支援ニーズに対応できるものでなければなりません。私たちは、それを可能にするためにIntellectを立ち上げ、テクノロジーと専門家によるケアを組み合わせた支援の仕組みを築いてきました。リコーを戦略的投資家として迎えることで、従業員のウェルビーイングを重視するという共通の考えのもと、リコーが持つ働く環境に関する豊富な知見も生かせると考えています。より多くの組織と、そこで働く人々に効果的なメンタルヘルスケアを届ける方法を、ともに探っていくことを楽しみにしています。

※1:ワークプレイスエクスペリエンス事業
デジタルの力で、場所にとらわれない円滑なコミュニケーションと質の高いコラボレーションを可能にする最適な働く環境を提供し、お客様の創造力の発揮を支援する事業。
https://jp.ricoh.com/products/workplace-services 


■関連情報
RICOH Innovation Fund
https://innovation-fund.ricoh/

リコー、新CVCファンド「RICOH Innovation Fund Ⅱ」を設立
https://jp.ricoh.com/release/2026/0407_1 


※社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

| リコーグループについて |
リコーグループは、世界約200の国・地域で、AIをはじめとする先進テクノロジーと、長年培ってきたプリンティング領域の強みを基盤に、ワークプレイスにおける業務変革を支援するサービス・ソリューションを提供しています。また、商用・産業印刷事業や、インクジェット技術を応用した新たなソリューションの展開を通じて、お客様の価値創出を支えています(2026年3月期グループ連結売上高2兆6,083億円)。
“はたらく”に歓びを 創業以来90年にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人ならではの創造力の発揮を支え、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://jp.ricoh.com/

 

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