白山 VSFF多心光コネクタに対応するTMTフェルールの量産に向け工場新設
~AIデータセンタ市場向け需要の急増に対し、次世代光コネクタの供給体制を強化~
● データセンタの高密度化に伴い、次世代の超小型(VSFF)多心光コネクタへの移行が進む● 石川県に工場を新設し、2028年4月にVSFF多心光コネクタに対応するTMTフェルールの量産開始を目指す
● コネクティビティソリューションを高付加価値領域にも展開し、グローバル市場におけるプレゼンス向上を図る
古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区大手町2丁目6番4号、代表取締役社長、CEO:森平英也)は、生成AIの普及に伴うデータセンタ需要の拡大と、特にハイパースケーラーを中心とした需要の急速な増加に対応するため、石川県かほく市における当社グループ会社の株式会社白山(本社:石川県金沢市鞍月2-2 石川県繊維会館1F、代表取締役:米川達也、以下、白山)の石川第二工場(仮称)の新設を決定しました。
■背景
近年、生成AIやクラウドサービスの普及に伴い、データセンタへの投資が世界規模で拡大しており、膨大なデータを高速・低遅延で処理するデータセンタ内の光通信ネットワークと、それを実現する部品である光コネクタの需要も高まっています。特にデータセンタの高密度化に対応するため、従来のMTフェルールに加え省スペース化を実現する新たな選択肢として超小型(VSFF:Very Small Form Factor)多心光コネクタが登場しています。
当社子会社のライテラジャパン株式会社(以下、ライテラジャパン)を中核とする当社グループの光ソリューション事業では、AIデータセンタにおける大容量・高密度化が進む光接続領域において、光コネクタの供給に加え、関連製品を含めたコネクティビティソリューションを高付加価値領域にも展開し、グローバル市場におけるプレゼンス向上を図っています。
ライテラジャパン傘下の白山は、現行の多心光コネクタの中核部品である低損失MTフェルールにおいて、高い技術力と世界トップクラスのシェアを有しています。同社は今後のVSFFコネクタ需要の拡大を見据え、本年2月にSANWA Technologiesおよび米国US Conecとともに「MMC」および「TMTフェルール」に関するマルチソース(相互供給)に合意しました。
■内容
このたび先述の合意を踏まえ、約50億円を投じて石川県かほく市に白山の石川第二工場(仮称)を新設し、2028年4月頃から同工場でのTMTフェルールの量産開始を目指します。本投資により現行の設備台数に対し約1.5倍以上の規模に拡大を図り、供給力を強化します。今後白山では既存事業における供給体制の維持・強化を図りながら、VSFFコネクタ向けTMTフェルールの量産・安定供給体制を構築します。
なお、これに先立ち、需要拡大に機動的に対応するため、既存施設を活用した暫定的な製造ラインを立ち上げ、新工場の量産開始までの間も生産能力の強化を図る計画です。
新工場概要
| 名称 | 石川第二工場(仮称) |
| 所在地 | 石川県かほく市 |
| 量産開始時期 | 2028年4月頃 |
| 敷地面積 | 約20,000m2 |
関連ニュースリリース
株式会社白山の株式を取得
https://www.furukawaelectric.com/release/2024/kei_20241107.html
株式会社白山 US Conec、白山、SANWA Technologies、超小型フォームファクタ(VSFF) MMC多心光コネクタおよびTMTフェルールのマルチソース化・共同開発に関する契約を締結
https://hakusan-mfg.co.jp/news/1604/
■古河電工グループについて
当社グループは、メタル・ポリマー・フォトニクス・高周波の4つのコア技術を強みに、情報通信、エネルギーなどのインフラ、自動車およびエレクトロニクスなどの分野において多岐にわたる事業を展開しています。パーパス「『つづく』をつくり、世界を明るくする。」のもと、光通信の高度化やカーボンニュートラルへの対応、モビリティの進化など社会課題の解決に挑み、次世代インフラの構築と発展に寄与しています。
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