CSRのIoT機器に理想的な超薄型Bluetooth(R) Smartソリューション搭載により、BrilliantTS社が革新的な決済用多機能スマートカードを開発

シーエスアール株式会社

~通信機能搭載クレジットカードやウェアラブル機器開発に理想的な
  超低消費電力、極薄パッケージのCSR1013(TM)(厚さ0.35mm)~

CSR plc(ロンドン証券取引所 略号:CSR、NASDAQ 略号:CSRE、以下「CSR」)は本日、スマート機器およびソフトウェアの分野で市場を牽引する韓国のBrilliantTS社が、CSRのCSR1013(TM)テクノロジーを搭載した革新的な多機能決済カードを開発したと発表しました。この決済カードは、Bluetooth(R)によってスマートフォンとの通信を行うことで、クレジットカードやデビットカードによる支払いを、簡単で、かつ安全性の高いものにするものです。2.4mm x 2.6mm のWL-CSP(ウェーハレベル・チップスケール・パッケージ)で提供されるCSR1013の厚さはわずか0.35mmで、現在市場で入手可能なBluetooth Smart SoCの中で最も薄型の製品です。BrilliantTS社では、この超薄型で省設置面積のフォームファクターと低消費電力の特性を活かし、EMV(Europay、Mastercard、Visa)に代表される標準的なカードと同一サイズのスマートカードを開発することで、既存のPOSやATMシステムでも確実に利用できるようにしました。 このカードは、1枚で30種類以上のカード情報を登録できるオールインワン型スマートカードで、財布の中のカード類の枚数を減らすことを目的に設計されています。クレジットカードとデビットカード双方の機能に加え、各種公共交通機関にも対応し、ICや磁気カード、近距離無線通信(NFC)、ワンタイムパスワード(OTP)など各種方式をサポートするほか、セキュリティドアキーをはじめとする多彩なアプリケーションも利用できます。 CSR1013は超薄型パッケージであることに加え、Bluetooth 4.1準拠のソリューションとして低消費電力、128KBメモリー、部品点数及びコストの削減を同時に実現します。従って、このSoCの用途としては、次世代の決済カードやセキュリティカード等に限らず、スポーツ用やウェアラブル製品などの多彩なスマート機器の開発にも理想的であるうえ、どのような価格帯の製品にも搭載できるよう、価格設定を低く抑えています。 BrilliantTS社のCEO、Jaehun Bae氏は次のように述べています。「消費者は往々にして何枚ものカードを携行しなければならず、そのことが買い物の際のフラストレーションを増す要因にもなっています。当社は、1枚ですべての機能を果たすことのできるオールインワン型のカードを極力薄くすることで、人々の消費生活全般をより快適で安全なものにすることを目標としましたが、そのためには標準的なEMVカードと同じサイズで、しかも頻繁なチャージを必要としないカードの開発が必要でした。CSR1013にはBluetooth Smart により発揮されるセキュリティ機能も内蔵されており、こうした目的を実現するために大いに威力を発揮してくれました」 CSRビジネス・グループ担当シニアバイスプレジデントであるアンソニー・マレーは、次のように述べています。「IoTの大合唱のもと、携帯電話から腕時計、スマートカードに至るまで、あらゆる製品に接続機能を搭載するようになり、より小型で低消費電力の電子デバイスを求める開発者の声が高まっています。BrilliantTS社は、CSR1013の小型で高性能な特長を効果的に発揮させることで、通信機能を備えたオールイン型のスマートカードを開発し、消費者にこれまで経験したことのない高い機能性をもたらそうとしています」 CSR1013 CSPは、シングルモードBluetooth low energy プラットフォームとして定評あるCSR μEnergy製品ファミリに属し、より柔軟なアプリケーション開発ができるよう、アプリケーションコードを増やしデータスペースを拡張しています。 CSRでは、すでにCSR1013のサンプルデザインの提供を開始し、今後、既存のCSR101x開発キットと連携して利用できる各種モジュールの提供も予定しています。 ### * 本リリースは2015年7月23日(現地時間)に、英国、米国で発表されたプレスリリースを翻訳したものです。原文は下記URLよりご参照下さい。http://www.csr.com/news/pr/2015/csr-s-ultra-thin-bluetooth-smart-solution-powers-new-brilliantts-smart-multi-payment   関連リソース  *画像リンク https://www.dropbox.com/sh/9qvyi0w6rm1xllc/AACxg9dnL1gv2RnnCcm1OaHIa?dl=0 *BLE CSR101x製品ファミリの詳細トップページ(日本語) スペック・製品概要等 http://www.csr.com/ja/products/bluetooth-smart-csr101x-product-family *CSR μEnergyスターター開発キットの詳細(日本語)  http://www.csr.com/ja/products/bluetooth-smart-starter-development-kit SDKデモビデオ http://www.csr.com/ja/products/bluetooth-smart-starter-development-kit CSRについて:  http://www.csr.com/cn/japan/ CSRは、お客様が世界中のエレクトロニクス市場で成功をおさめるための様々な課題を解決し、変革の核となる技術を提供するため、妥協のない技術革新を進めています(push every boundary(TM))。ボイス&ミュージック、ドキュメント・イメージング、車載インフォテイメント、Bluetooth(R)Smart、屋内測位システム等の分野を中心に高性能な半導体、ソフトウェア、サービスの開発と、半導体チップへの集積を進めることで、人々のライフスタイルをより快適なものにし、途切れのないスムーズな接続とInternet of Thingsのもたらす真の恩恵を皆様にお届けします。詳細については、http://www.csr.com/japan/ をご覧ください。また、最新の情報は、テクニカル・ブログ、担当者ブログ、YouTube、Facebook、Twitterでも発信しています。また人々のワイヤレス・リスニング体験に革命をもたらしたCSRの無線オーディオ・コーデックであるaptX(R)の詳細については、http://www.aptx.com/ja をご覧ください。 BrilliantTS社 (http://www.brilliantts.com/) について BrilliantTS社はハードウェア市場に精通し、ソフトウェアで世界を変革します。2012年の設立以降、スマートTV、家庭用IoT関連機器、肌解析システム等のスマートデバイスの開発と、スマートデバイスを活用したソフトウェア事業で独自の強みを発揮してきました。BrilliantTS社が開発した多機能スマートカードは決済システム全体を一変させる可能性を秘めており、市場を変革するグローバルなテクノロジー企業として、さらなる飛躍を遂げようとしています。 将来予想に関する記述  本プレスリリースには、CSR 1013 テクノロジー並びにそれらがBrilliantTS社の決済用多機能スマートカード、 その他各種電機製品等に搭載された場合に発揮される性能、ならびにその他の将来発生しうる事象、またはそれらがCSRに及ぼす潜在的影響について、過去の事実以外の情報であって、かつ米国の1995年民事証券訴訟改革法(United States Private Securities Litigation Reform Act of 1995)において「将来予想に関する記述(forward looking statements)」との解釈が成り立ちうる声明(将来の事業または業績に関する経営上の計画及び目標に関する所信表明、またはそれらに関する仮定を含む)を含んでいます。これらの予想に関する記述は、上記につき各々「予定である」、「提供できる」、「提供する」、「可能にする」、「強化する」、「実現する」、「設計されている」、あるいはそれらに類似した表現で特定できます。CSR 1013 テクノロジー並びにこれらの技術を搭載した電機製品、周辺機器等の性能、機能、または特徴の変更・向上等に際して将来発せられる一連の発表は、そのいずれもがCSRおよびその顧客の継続的評価の対象に服すものであり、実現されるか否かは不確実であり、かつCSRまたはその顧客の確約と見なすことはできず、証券購入の判断に利用するべきではありません。かかる予想に関する記述は、CSRの経営陣の現時点での予想と見解を示すもので、CSRの事業戦略とCSRが事業を行う環境に関与する多数の仮定の上に成り立っているため、未知または既知のリスク、偶発性、不確実性、およびその他要因が複雑に関連し、その多くはCSRによる管理の及ぶ範囲を超える事項に属します。これらの要因の一部は、SECのWebサイト(http://www.sec.gov)で公開されているCSRの定期レポート(「Risk Factors(リスク要因)」または「Forward Looking Statements(将来予想に関する記述)」という見出しの下、またはその他の箇所)で詳述されていますが、それらに限定されません。予想に関する各記述は、その日付の時点での記述です。法に定めのある場合を除き、CSRは、ここに記載されている予想に関する記述について更新または改訂があった場合でも、公式にリリースする責任を負いません。 *Bluetooth(R)およびBluetoothロゴは、Bluetooth SIGが所有する商標であり、CSRにライセンスされています。 *Wi-Fi(R), Wi-Fi Alliance(R), WMM(R), Wi-Fi Protected Access(R), WPA(R), WPA2(R), Wi-Fi Protected Setup(TM) 及び Wi-Fi Multimedia(TM) はWi-Fi Allianceの登録商標です。 *本文書に記載されているその他の製品、サービス、名称は、該当するそれぞれの所有者の商標である場合があります。 <報道関係お問い合わせ先> 広報代行 株式会社プラップジャパン 谷本 電話:03-4570-3191 E-mail: csr_pr@ml.prap.co.jp <お客様、ユーザー様お問い合わせ先> シーエスアール株式会社 坂本 電話:03-6403-7100 Email: prjp@csr.com  

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