「株式会社こども会議(仮)」と共創、玉川高島屋S.C.に “環境”を楽しく考える「ペットボトルキャップベンチ」を設置
~地域の子どもたちと協力して “二子玉川の未来” を考える~
子どもたちの想いが形に!約2万個のペットボトルキャップを用いた“花びらベンチ”
株式会社高島屋(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:村田善郎)の連結子会社である東神開発株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:倉本真祐、以下「当社」)は、地域のお客様に共感いただけるショッピングセンター(以下「SC」)づくりを目的に、「株式会社こども会議(仮)」(以下「こども会議」)と “未来のSC” や ”未来のまち” の在り方を考える取り組みを行なっています。この度、当社は「こども会議(二子玉川事業所)」と共創して、玉川高島屋S.C.の本館屋上に“環境について楽しく学べるアート”をテーマに、約2万個のペットボトルキャップを使用した「花びらベンチ」を設置しました。
当社と「こども会議」との取り組みは2021年から開始しました。「環境を良くするためにSCが役に立てることはあるか?」というテーマに対し、子どもたちが活発に議論を行い、2023年にアイデアの一つである「アップサイクルした楽器を奏でる音楽会」を実現しました。
そして今回、「玉川高島屋S.C.館内に設置する、環境について楽しく学べるアートを考えてほしい」という新たな“おしごと”を依頼。2025年3月に当社社長を含めた社員で子どもたちからプレゼンを受けました。プレゼンでは「ベンチをペットボトルキャップで作りたい」「子どもが遊んでいる時間、大人がゆっくりできるところが必要だと思った」など、子どもならではの優しさから生まれたアイデアが提案され、ペットボトルキャップで作る「花びらベンチ」が採用となりました。
ベンチの製作にあたっては、ペットボトルキャップを再利用した「キャップボード」を提供する株式会社スーパーメイトを中心に、日本空港ビルグループが運営する共創空間「terminal.0 HANEDA」のチームが担当いたしました。(株式会社スーパーメイト×PROTOTYPE Inc.×グランツテクノワークス株式会社)
「キャップボード」に使用したペットボトルキャップの一部は、玉川高島屋S.C.のバックヤードにある回収BOXに、子どもたちが回収案内のPOPを設置して集めました。
こうして製作された「花びらベンチ」は、11月30日(日)玉川高島屋S.C.本館屋上に設置されました。お披露目会では、参加した子どもたちが除幕式を実施。自分たちのアイデアが形になり、実際に使用される様子を見守りました。
最初にアイデアを提案してくれた「こども会議」の社員の一人、まおと君からは、「明るく、人が集まる場所にしたいという思いから担当の社員でアイデアを出し合い、カラフルなお花のデザインに決めました。実際にベンチになると聞き、自分たちのデザインを取り入れてもらえたときはすごくうれしかったです。椅子だけでなくテーブルもあるので、買い物でつかれた時や、いつでも気軽に立ち寄れるような、たくさんの人のお気に入りの場所になればいいなと思います。」というコメントが寄せられました。
・東神開発が掲げるサステナブルビジョン
https://www.toshin-dev.co.jp/env/sustainable-vision.html
■株式会社こども会議(仮)とは
・株式会社こども会議(仮)二子玉川事業所HP
https://nikotama.kodomo-kaigi.com/
▶こども会議と東神開発 -【前編】「ペットボトルキャップベンチ」が咲かせる子どもたちの未来-
https://www.toshin-dev.co.jp/sustainability/sdgs/1208t/
