杏林大学では6月24日(水)に第14回グローバルセミナーを開催し、教職員34名が参加した。今回のセミナーは、今年2月にクイーンズランド大学(オーストラリア)で行われたCLIL(Content & Language Integrated Learning)研修についての報告会で、全学FDの機会として、三鷹キャンパスにも同時中継された。
今回のセミナーでは、研修に参加した外国語学部 岩本和良准教授、保健学部 一場友美講師、医学部 平井和之講師がスピーカーとなり、CLIL研修の概要をはじめ、各所属学部における応用の可能性について報告がなされた。
3名の先生方は、今回の研修は大変貴重な経験であり、また教授法を見直す良い機会であったと述べるとともに、実際にCLILを導入することの難しさや課題についても触れた。そのなかで何ができるかというひとつのアイディアとして、「CLILには教育効果を引き出すための具体的な教育技法が体系化されているので、まずは日本語で取り入れてみる」との案も出された。また、セミナーの参加者からは「現在行っている授業の一部を英語を用いてCLILで行う」「特別セミナーとして実施する」などの意見も寄せられた。
最後に、コーディネーターのスノードン副学長は「海外留学の更なる促進として、本学には英語による開講科目を増やすという目標がある。諸外国大学教員と共にアクティブラーニング形式で学べるCLIL研修は先生方にとって大変有意義な内容であるため、今後もぜひ継続していきたい」と述べた。
(ソース)杏林大学HP内関連ページ
http://www.kyorin-u.ac.jp/cn/html/kyorin/00025/201506291/
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