聖学院大学が2015年度より「釜石学」を開講 -- 6月25日は釜石からゲストを招き講演

聖学院大学

聖学院大学(埼玉県上尾市/学長:清水正之)では2015年度より「釜石学」と題した科目を開講している。これは、2014年に同大と連携協定を結んだ岩手県釜石市を中心とした東北の歴史や風土等を通して「地域で生きる」ということについて考えていくというもの。6月25日(木)の講義では、ゲストスピーカーとして「三陸ひとつなぎ自然学校」代表理事の伊藤聡さんを招請。「東日本大震災とボランティア活動~釜石の取り組みから」と題して講演する。  聖学院大学では、2011年3月11日に起きた東日本大震災以降、継続的に釜石での復興支援活動を行っており、多くの学生・教職員が釜石の人々との絆を深めてきた。2014年1月29日には、釜石市と連携協定を結び、その関係を強化している。  「釜石学」はこれまでの積み重ねを元に、より深く釜石と関わっていくために、釜石を中心とした東北の「歴史」「風土」「精神性」「震災以降の歩み」「復興支援ボランティア活動」をテーマに、2015年4月から開設された科目で、同大の学生55名が受講している。  6月25日(木)3限(13:00~14:30)の講義では、ゲストスピーカーとして、釜石で活躍する、三陸ひとつなぎ自然学校 代表理事の伊藤聡さんを招請。「東日本大震災とボランティア活動~釜石の取り組みから」と題して講演していただく。 ◆釜石学概要 【内 容】  2011年の東日本大震災で、東北は大きな被害を受けた。東北は、歴史的にも数度の地震やそれに伴う津波による被害を受けながらも、そのたびに立ち上がり、今日を迎えている。それには、東北の持つ風土的な特性があり、そこに暮らす人々の精神性が深く関係していると言われる。そうした東北の中でも、本学と関係を深めてきている釜石市とその周辺を取り上げる。釜石市は、他方ではラグビーの町としてグローバル的な地域でもある。本学の掲げる「グローカル」な場 としてのモデルとして考えていく。「東北に生きる」ということを通じて「地域で生きる」ということはどういうことかを、考えてみたい。 【学びの意義と目標】  聖学院大学と釜石市の提携関係の中、本学学生の釜石地域に対する理解を深め、今後の連携関係を進めてゆく基盤をつくる。 【担当講師】  渡辺正人・平修久・阿部洋治・金谷京子・川田虎男 【シラバス】  https://syl2.seigakuin-univ.ac.jp/lesson/view/2015-01702009815 ■伊藤聡さん プロフィール  釜石生まれの釜石育ち。 東日本大震災の発生時には、波に追われる様に逃げた裏山で九死に一生を得ました。その後は地域の復旧活動に奔走し、活動で得られた様々なご縁や全国から訪れるボランティアの方々、何より地域の方々にお世話になりながら三陸ひとつなぎ自然学校を設立。地元の人間として、自分たちが住むまちの未来を思い描きながら活動を続けていきます。 (団体HP http://santsuna.com/ より) ▼本件に関する問い合わせ先  聖学院大学 広報局広報部 担当:栗原、松崎  TEL(ダイヤルイン): 048-780-1707  FAX: 048-725-6891  E-mail: pr@seig.ac.jp    http://www.seigakuin.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター http://www.u-presscenter.jp/

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