グラクソ・スミスクライン株式会社 「頭痛の日」にちなみ、頭痛月間特設サイトを開設
女性の片頭痛に関するWeb市民公開講座も開催
グラクソ・スミスクライン株式会社(社長:フィリップ・フォシェ、本社:東京都渋谷区、以下GSK)は、2月22日の「頭痛の日」* にちなみ、2月を頭痛月間とし、GSKが運営している「片頭痛」や「群発頭痛」などの慢性頭痛情報サイト「ずつう.jp」(http://zutsu.jp/index.html)に頭痛月間特設サイト(http://www.zutsu.jp/landing)を開設しました。30歳代の女性の5人に1人は片頭痛に悩んでいるという疫学データ※1をもとに、女性の片頭痛、とくに月経関連片頭痛の疾患啓発を展開します。 *一般社団法人日本頭痛協会では毎年2月22日を「頭痛の日」と定めている。 さらに、この活動の一環として、2月25日(水)21:00‐22:00に、「ずつう.jp」上にて頭痛診療のエキスパートであり日本頭痛学会理事としてもご活躍の富士通クリニック頭痛外来 五十嵐 久佳 先生より女性の片頭痛についてご講演いただくWeb市民公開講座を開催します。 【月経関連片頭痛について】 ●片頭痛は女性に多い疾患ですが、なかでも20~40歳代の女性では有病率が高く、30歳代の女性においては5人に1人が片頭痛に悩んでいるとの報告があります※1。 ●女性に片頭痛が多い理由として、女性ホルモンとの関連性が示唆されており、特に女性ホルモンが大きく変動する月経数日前から月経時に片頭痛が起こりやすいと言われています※2。 ●20~40代女性の「月経に関連して起こる頭痛」の65%は「片頭痛」の可能性が示唆されています※2。 ●女性の片頭痛発作持続時間は31.1時間と、男性と比べ女性で有意に長いことが報告されています※3。 【片頭痛について】 片頭痛は月に1~2回、多いときには週に1~2回ぐらいの頻度で、ズキンズキンと拍動性の強い頭痛が起こります。また、その痛みは動くと悪化し、頭痛以外に吐き気や嘔吐を伴ったり、音や光に過敏になることから、仕事や家事といった日常生活に支障をきたします。片頭痛はその病名がよく知られている一方で、片頭痛で受診したことがあるのは30.6%で、69.4%は一度も医療機関を受診したことがないという調査結果があり※1、いまだに多くの患者さんが適切な治療を受けていない実態がみえます。 片頭痛の患者は、日本での疫学調査によると約840万人と推計され※1 毎日約60万人が片頭痛発作のために苦痛を感じ、日常の生活が妨げられています※4。また、世界保健機構(WHO)では片頭痛を「仕事や日常生活に支障を来たす疾患の第19位に、女性においては第12位に位置づけています※5。 <References> ※1.Sakai F&Igarashi H, Cephalalgia 1997; 17 ; 15-22 ※2.五十嵐久佳;新薬と臨床2009; 58 : 27-36 ※3.Kelman L:Headache, 2006: 46(6): 942-953 ※4.「頭痛に関する京都宣言」の日本語訳:第12回国際頭痛学会開催記録2005年12月 ※5.WHO Headache disorders : http://www.who.int/entity/whr/2001/en/whr01_en.pdf?ua=1生きる喜びを、もっと Do more, feel better, live longer
グラクソ・スミスクラインは、研究に基盤を置き世界をリードする、医薬品およびヘルスケア企業であり、人々が心身ともに健康でより充実して長生きできるよう、生活の質の向上に全力を尽くすことを企業使命としています。