【接続検証】アライドテレシスのWi-Fi 6E/6アクセスポイントと積水化学工業の見守りセンサーの連携を実施~ DXが進む医療・介護現場での安定運用を実証 ~

アライドテレシス株式会社(本社 東京都品川区、代表取締役社長 サチエ オオシマ)は、積水化学工業株式会社(本社 東京都港区、代表取締役社長 加藤 敬太)の協力のもと、病院・介護施設向け見守りセンサー「ANSIEL」と、「AT-TQ7403」をはじめとする当社製Wi-Fi 6E/6対応の無線LANアクセスポイント3製品との接続検証を実施しました。

実証実験の背景
積水化学工業株式会社(以下、積水化学工業)が提供する「ANSIEL」は、高精度のセンサーにより病院患者や介護施設入居者の起上の検知、心拍・呼吸を含めた在床状況の把握を可能とします。患者・入居者の事故リスク低減の支援と、医療・介護現場での業務の効率化や管理性の向上に寄与しています。
「ANSIEL」は安定した無線LANの通信により快適な利用ができるため、2023年に当社の無線LANアクセスポイント(以下、アクセスポイント)やソリューションで構築された無線LAN環境において接続検証を行い、安定した接続と動作を実証しています。

医療機関のDXが進み、医療従事者用のスマートフォンや医療機器、患者の持ち込み端末など、より多くの端末が無線LANに接続するようになり、通信負荷の増加や外部アクセスポイントの利用による通信切断のリスクが高まる中、安定した通信で見守りセンサーにより継続的に利用者の在床状況を把握できることが求められています。
このような状況を背景に、アライドテレシスの最新技術を搭載したアクセスポイントとソリューションを利用して構築された環境で、「ANSIEL」の安定運用の実現性について新たに検証を行いました。

共同検証の結果
無線LAN接続検証を行い、「ANSIEL」の安定した接続と運用の実現性を確認しました。また、ネットワーク状況を可視化する「AT-Vista Manger EX」を活用し、「ANSIEL」の位置情報や接続・運用状況をGUI上でグラフィカルに表示できることを確認しました。

安定した無線LAN環境での運用と見守りセンサーの状況の見える化により、効率的な機器運用が可能となります。

検証の概要
アライドテレシスのWi-Fi 6E対応のアクセスポイント「AT-TQ7403」、Wi-Fi 6対応「AT-TQ6702 GEN2」、「AT-TQ6403 GEN2」と、自律的に無線LANの安定通信を実現するソリューション「AWC」「AWC-CB」を利用した3パターンの環境を構築。
それぞれの無線LAN環境で、積水化学工業の見守りセンサー「ANSIEL」との接続・動作検証、および、アライドテレシスの「AT-Vista Manger EX」を通して「ANSIEL」の位置情報と接続・運用状況を確認しました。

検証を行った3パターンの無線LAN環境の構成はそれぞれ以下の通りです。

【検証1】アクセスポイント単体との接続
アクセスポイント「AT-TQ7403」、「AT-TQ6702 GEN2」、「AT-TQ6403 GEN2」をそれぞれ単体で「ANSIEL」との検証試験を実施。












【検証2】セル方式の無線LAN環境における複数アクセスポイントとの接続
独自技術のセル方式無線LANソリューション「AWC」を利用したWi-Fi環境にて、複数のアクセスポイント「AT-TQ7403」、「AT-TQ6702 GEN2」、「AT-TQ6403 GEN2」と「ANSIEL」との検証試験を実施。









【検証3】シングルチャンネル方式の無線LAN環境における複数アクセスポイントとの接続
独自技術のシングルチャンネル方式無線LANソリューション「AWC-CB」を利用したW-Fi環境にて、複数のアクセスポイント「AT-TQ6702 GEN2」、と「ANSIEL」との検証試験を実施。









検証の環境
積水化学工業株式会社 提供環境
「見守りセンサー ANSIEL」
ANSIELは自社開発の高精度圧電センサーを搭載し、マットレス下に設置することで「入床・体動・起始・起上」のイベント通知に加え、「睡眠状態(覚醒・浅眠・深眠)・心拍・呼吸」をリアルタイムに把握することが可能なため、転倒転落リスクの低減や夜間の巡視支援への活用など現場の生産性向上に寄与します。
                      見守りセンサーANSIELの詳細はこちらよりご覧ください。https://s-ansiel.com/

アライドテレシス株式会社 提供環境
・「AT-TQ7403
Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)を6GHz帯まで拡張したWi-Fi 6E対応のアクセスポイントです。
アンテナには2×2ストリームを採用し、6GHz帯で最大2.4Gbpsの通信とより多くのチャンネルが利用できることで、2.4GHz帯や5GHz帯の混雑回避、広帯域での高速通信を可能とします。

・「AT-TQ6702 GEN2」、「AT-TQ6403 GEN2
Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax規格)8×8ストリームに対応し、最大4.8Gbpsの大容量・高速化を実現した2.4GHz帯と5GHz帯の同時使用が可能な2ラジオ搭載のアクセスポイントです。
各種無線LANアクセスポイントの詳細はこちらからご確認いただけます。
https://www.allied-telesis.co.jp/products/wireless/

AWC(Autonomous Wave Control)
チャンネルや電波出力を自律的に調整して無線エリア内の電波環境を最適化し、ストレスのない安定した通信を実現する無線LANソリューション。
https://www.allied-telesis.co.jp/it-infra/solution/wireless/awc/

AWC-CB(AWC-Channel Blanket)
無線エリア内の複数アクセスポイントを仮想的に1台のアクセスポイントとして動作させる技術。ローミングレスで途切れることのない快適な通信を実現する無線LANソリューション。
https://www.allied-telesis.co.jp/it-infra/solution/wireless/awc-cb/

AT-Vista Manager EX
スイッチやアクセスポイントなどのネットワーク機器に加え、IoT機器も含めてネットワークを可視化するネットワーク運用管理ソリューション。グラフィカルなUIが直感的な画面操作を可能としネットワークのトラブルもシンプルに解決します。
https://www.allied-telesis.co.jp/it-infra/solution/manage/vista/

当社は、今後も安定した無線LANを必要とするお客様へ快適な利用環境を提供するため、様々なデバイスとの相互接続性の検証を実施してまいります。

注)記載されている商品またはサービスの名称等はアライドテレシスホールディングス株式会社、アライドテレシス株式会社およびグループ各社、ならびに第三者や各社の商標または登録商標です。
注)記載されている内容、サービス/製品の価格、仕様、お問い合わせ先、その他の情報は発表時点の情報です。その後予告なしに変更となる場合があります。また、記載されている計画、目標などはさまざまなリスクおよび不確実な事実により、実際の結果が予測と異なる場合もあります。あらかじめご了承ください。


<< ニュースリリースに対するお問合せ先>>
アライドテレシス株式会社 マーケティングコミュニケーション部
E-mail: pr_mktg@allied-telesis.co.jp
TEL:03-5437-6042 URL:https://www.allied-telesis.co.jp
アライドテレシス株式会社 東京都品川区西五反田7-21-11第2TOCビル

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この企業の情報

組織名
アライドテレシスホールディングス株式会社
ホームページ
http://www.at-global.com/
代表者
サチエ オオシマ
資本金
1,001,900 万円
上場
東証スタンダード
所在地
〒141-0031 東京都品川区西五反田7-21-11 第2TOC ビル
連絡先
03-5437-6000

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