【オリックス不動産/杉乃井ホテル&リゾート】オリックス不動産×APUの産学連携 問題解決型学習プログラム「New Tourism Hub」を始動

ホーバークラフト内の映像製作で学生が観光を学ぶ

オリックス不動産株式会社(本社:東京都港区、社長:深谷 敏成)、立命館アジア太平洋大学(所在地:大分県別府市、学長:米山 裕、以下「APU」)および杉乃井ホテル&リゾート株式会社(所在地:大分県別府市、社長:似内 隆晃)は、本日より、地域の観光課題解決をAPUの学生とともに行う学習プログラム「New Tourism Hub(ニューツーリズムハブ)」を開始しますのでお知らせします。

第1弾として、今秋就航を目指す、大分空港と大分市を洋上で結ぶ超高速船「ホーバークラフト」を題材に、学生が企業とともに観光産業を学びながら、船内などで上映する映像を製作します。
2023年産学連携プログラム実施の様子
ホーバークラフト

オリックス不動産とAPU、杉乃井ホテル&リゾートは、2021年12月に、「友好交流に関する協定」を締結※1しました。将来の観光産業を担う人材の育成と地域活性化を目的に、学生がオリックスグループのもつ経営ノウハウなどを学びながら、地域の新しい観光資源を創出する取り組みを推進しています。2022年と2023年は、実践型学習プログラムとして、「別府温泉 杉乃井ホテル」でのイベントの企画構築・運営までを学生が一貫して行う、異文化体験イベント「Multi Cultural Festival」を開催しました。

本年度は、産学連携の3年目の取り組みとして、「New Tourism Hub」を始動します。観光業を担う日本航空株式会社、大分第一ホーバードライブ株式会社、株式会社JTBの3社がサポート企業として参加し、学生が地域・企業とともに観光について学びながら、地域観光業の課題解決を図る問題解決型学習(PBL)※2を行います。第1弾のテーマとして「ホーバークラフト」内で上映する映像の製作、実装を通して地域の新しい観光コンテンツを創出します。本年度の活動内容をもとに、今後は学生が主体的に地域や企業と連携し、地域観光業の課題解決を図る組織として運営することを目指します。

オリックス不動産とAPUは、相互連携による多様な学生の育成を通じて、国内外の観光客に地域の魅力を訴求し、地域・企業とともに国内観光産業の発展に貢献してまいります。

※1 2021年12月2日付リリース:産学連携「友好交流に関する協定」を締結
https://www.orix-realestate.co.jp/news/2021/12/release_002131.html

※2 PBL:Project Based Learningの略称。自ら問題を発見し解決する能力を養うことを目的とした学習方法。


1. 「New Tourism Hub」概要
オリックス不動産とAPU、杉乃井ホテル&リゾートとの産学連携の取り組みの一環で、APUの学生とともに地域・地域企業の観光課題の発見、解決を目指す問題解決型学習(PBL)プログラムです。企業や行政から持ち込まれる地域の観光課題の解決に向けて、観光関連企業の協力を得ながら学生ならではの多彩な感性や視点で解決策を考え、実装まで行います。

■目的
・将来の観光産業や持続可能な地域づくりを担う人材の育成
・地域の新しい観光コンテンツの創出

■2024年度の取り組み
2024年度は、秋に就航を目指す、大分空港と大分市を洋上で結ぶ超高速船「ホーバークラフト」を題材に、学生が企業の講義やサポートを受けながら船内で上映する映像を製作し実装まで行います。今年はサポート企業として日本航空株式会社(以下「JAL」)、大分第一ホーバードライブ株式会社、株式会社JTBが参加し、各企業から学生に向けたインプットセミナーのほか、ホーバーターミナルや地域の現地調査、ワークショップ、プレゼンテーションの実施などを行います。1チームに1名、各企業からメンターを派遣し、学生とともに7カ月間観光について学び、地域の新しい観光コンテンツの創出を目指します。ホーバークラフトでの上映は2025年2月の予定です。

■大分空港と大分市を結ぶ「ホーバークラフト」について
大分第一ホーバードライブ株式会社が運航する、2024年秋運航開始予定の大分空港(国東市)と大分市内を結ぶ超高速船。高速道路経由で約1時間かかる距離を、海上アクセスにより約30分に短縮できる。大分県では15年ぶりの復活となる、国内唯一の旅客輸送目的のホーバークラフト。

運航区間:大分空港~大分市
海上運航距離:約33km
最高速力:45ノット(時速約83km)
大きさ:全長 約26m 全幅 約13m 高さ 約9m 総トン数(推定) 130GT
最大搭載人員:乗組員3名、乗客80名、バリアフリー仕様

2. オリックス不動産×APU 産学連携について
2021年12月の「友好交流に関する協定」締結以降、将来の観光産業を担う人材の育成と、別府の新たな観光資源の創出による地域活性化を目的に、産学連携を推進しています。これまで、オリックスグループ社員や地方自治体担当者などが学生に講義をする「ゲストレクチャー」や、杉乃井ホテルや別府の観光地の現地調査など、多岐にわたるプログラムを実施してきました。

初年度の2022年は、学生が主体となり「別府温泉 杉乃井ホテル」でのイベントの企画構築・運営までを一貫して行う「Multi Cultural Festival」を初開催しました。2年目の2023年は、杉乃井ホテルの館内全域に開催規模を拡大し、一部別府市と連携したイベントブースの出店や、地元テレビ局が開催した出張マルシェと連携するなど、地域と力を合わせ、内容を発展させながら展開しています。3年目となる今年は杉乃井ホテルにとどまらず、大分市の観光コンテンツである「ホーバークラフト」を題材に、複数の観光関連事業者を巻き込み取り組みます。

今後も、APUの国際色豊かな学生たちと企業の連携により、地域の活性化の実現と、地域や社会に貢献できる人材の育成を目指してまいります。
産学連携の成長モデル(イメージ)

3. オリックス不動産株式会社 概要
オフィスビル、物流施設、商業施設などの開発・投資、分譲マンションの開発・管理、不動産仲介や工事請負、旅館・ホテルや研修施設、水族館などの施設運営など、幅広い領域で不動産関連事業を展開しています。蓄積された不動産事業に関するノウハウを基盤に、不動産事業の新たな価値創造を追求しています。

所在地:東京都港区浜松町2-3-1
設立:1999年3月
代表者:深谷 敏成
事業内容:不動産投資・開発事業等
ウェブサイト:https://www.orix-realestate.co.jp/

■オリックス不動産株式会社と日本航空株式会社の連携協定
オリックス不動産とJALは、観光における社会課題、地域課題の解消を目的とした協定書を2024年7月1日に締結しました。
国内44施設の施設運営事業を行うオリックス不動産と「人・モノ」の移動を強みとするJALが連携し、相互のグループネットワークや人的・知的資源を活用しながら、観光振興、地域資源の発掘・創出、インバウンド誘致など、幅広い分野で相互に協力することで、持続可能な地域活性化に寄与することを目的としています。「New Tourism Hub」における連携も本協定の取り組みの一つです。

4. 立命館アジア太平洋大学(APU) 概要
世界109カ国・地域(2024年5月1日時点)出身の外国人留学生が学生の半数を占め、THE日本大学ランキング2023では「国際性」全国1位、「教育充実度」全国3位の評価を受けています。多文化多国籍環境のもとで、協働学習や日英2言語での教育を提供し、グローバル教育をけん引しています。2023年4月には「第2の開学」として、既存2学部(アジア太平洋学部、国際経営学部)の教学改革とともに新学部「サステイナビリティ観光学部」を開設しました。

所在地:大分県別府市十文字原1-1
開学:2000年4月学部、2003年4月大学院開設
設置者:学校法人立命館(大分県、別府市との公私協力による)
ウェブサイト:https://www.apu.ac.jp/home/
(以下、2024年5月1日付)
学生数:6,252名(大学院生、非正規生含む)※内、2,978名は国際学生(留学生)
教員数:200名(専任教員のみ) ※内、90名は外国籍教員


本件に関するお問合わせ先
オリックス株式会社 グループ広報・渉外部 TEL:03-3435-3167
立命館アジア太平洋大学 広報・ブランディングチーム TEL:0977-78-1114

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この企業の情報

組織名
オリックス株式会社
ホームページ
https://www.orix.co.jp/grp/
代表者
井上 亮
資本金
311,765,400 万円
上場
(旧)東証1部
所在地
〒105-5135 東京都港区浜松町二丁目4番1号世界貿易センタービル南館37F
連絡先
03-3435-3000

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