21年長期熟成の樽貯蔵麦焼酎を使用
2024年8月中旬以降順次、日本国外で数量限定販売がスタート
霧島酒造株式会社(代表取締役社長:江夏順行、本社:宮崎県都城市)は、スピリッツ『KIRISHIMA MELT BARLEY(キリシマ メルト バーレイ)』を、2024年8月中旬以降順次、主要な輸出先である中国・アメリカなどの国外向けに、数量限定で販売開始いたします。酒質から海外向けに設計し、海外でのみ販売する新商品の開発は、霧島酒造にとって初めての試みです。
『KIRISHIMA MELT BARLEY』は、2024年4月19日に発売した「黒霧島MELT」「赤霧島MELT」「茜霧島MELT」に連なる「霧島MELT」シリーズのひとつ。「とろける・溶け込む・心和らぐ」という意味を込めた「MELT」の言葉通り、本格焼酎に溶け込む樽の風味やとろけるようになめらかな口当たり、琥珀色の輝きを放つ液色を楽しめるシリーズです。本商品は、樽での熟成も含めて21年長期熟成させた、霧島酒造が保有するなかでも特に貴重な本格麦焼酎の原酒を使用したスピリッツ。シェリー樽由来のカシスのような香りに加えて、麦由来の甘いカラメルを思わせる香りが広がります。甘く濃厚で落ち着きのある余韻が長く続き、ほどよい酸味を感じる味わいに仕上がりました。
現在、霧島酒造は約25の国と地域に向けて本格焼酎を輸出しています。2019年度に新設した海外事業本部を中心に、海外マーケットの調査を開始し、ウイスキーやブランデーといった樽貯蔵蒸留酒に親しみのある海外の方にも手に取っていただけるような、海外専用で高級感もある麦製樽貯蔵酒の開発を進めてまいりました。本商品が、海外の方に本格焼酎の良さを知っていただくきっかけの一つになればと考えています。
1990年代から輸出を開始した霧島酒造は、海外における本格焼酎の認知拡大を目指した活動を継続してまいりました。2018年から2020年にかけては、「黒霧島」「白霧島」「赤霧島」が、ロサンゼルスで開催される「アカデミー賞授賞式」後の祝賀会(ガバナーズ・ボール)で3年連続で振る舞われるなど、海外の方にも知っていただく機会が少しずつ増えています。
霧島酒造は、日本の伝統的な蒸留酒である本格焼酎を、これまで以上に海外の方にも知って、飲んで、ファンになっていただけるような活動を今後も続けてまいります。
◆おすすめの楽しみ方
樽貯蔵した“本格焼酎”を脱色せずに“スピリッツ”としたことで、樽由来の風味や液色をより豊かにお楽しみいただける『KIRISHIMA MELT BARLEY』は、ロックやストレートで飲むのがおすすめ。21年熟成が生んだまろやかな口当たり、シェリー樽由来のカシスのような香りと濃醇でほどよく酸味のある味わいをダイレクトにお楽しみいただけます。
また本格焼酎の特長である食との相性の良さを受け継いだ『KIRISHIMA MELT BARLEY』は、スペアリブなどの濃い味付けの料理や、燻製チーズ・ナッツといった香ばしくスモーキーさのある食べ物との相性が抜群です。
◆パッケージ
ボトルは、「霧島MELT」シリーズの琥珀色の液色を引き立てる、透明感のあるデカンタボトルを採用しました。
化粧箱には「絣(かすり)」と呼ばれる織物デザインをあしらい、熟成による時間の積み重なりを糸のひと織りひと織りで表現しています。
ラベルは、原料である二条大麦のシルエットをかたどったデザイン。躍動感もありながら繊細で丸みを帯びる「MELT」の大きな筆字を用いて、21年という悠久の時間がもたらしたまろやかな味わいを表現しています。
ナラを使用したコルク栓を覆う円盤状の封シールには、時計の針が「2」と「1」を指すデザインを施すことで、本商品の熟成期間である「21年」という時の流れを表しました。
高級感のあるパッケージで、特別な日のギフトにはもちろん、よりリッチな自分時間にもおすすめの商品です。
■商品概要
商品名 |
KIRISHIMA MELT BARLEY |
品目 |
スピリッツ |
原材料名 |
本格焼酎(国内製造) |
アルコール分 |
35% |
容量/容器 |
720ml/瓶 |
輸出開始予定 |
2024年8月中旬より順次(輸出先によって異なる) |
販売エリア |
日本国外 |