サイバーセキュリティの世界的リーダーで、ネットワークとセキュリティの融合を牽引する
フォーティネット(Fortinet®)は、本日、
日本の地方公共団体のクラウド利活用に最適化されたセキュリティ対策パッケージをBox, Inc.(NYSE:BOX)の提供するコンテンツクラウドBoxに拡張したことを発表しました。同パッケージは、総務省による令和6年3月版の「
地方公共団体における情報セキュリティポリシーに関するガイドラインの改定等に係る検討会における中間報告(以下、ガイドライン)」別紙記載のセキュリティ対策を漏れなくカバーできるよう構成されています。本パッケージは、両社の国内パートナーを通じて提供されます。
https://www.fortinet.com/jp/solutions/industries/government/r5-mic-guideline
https://www.soumu.go.jp/main_content/000942579.pdf
今回発表したフォーティネットの自治体向けクラウド利活用のためのセキュリティ対策ソリューションパッケージ for Box版は、ガイドラインで新たに追記された「自治体強靭化α’モデル(以下、α’モデル)」に最適化されコンテンツ管理プラットフォームとしてBoxを利用する地方公共団体向けにカスタマイズされたパッケージ内容です。
本年3月のα’モデル追記に併せ、
4月にフォーティネットが発表したセキュリティ対策パッケージは、発表当初より自治体をはじめ市場からきわめて多くの反響や問合せを集めています。そうした中、まずはMicrosoft 365等への対応版が先行発売されましたが、コンテンツ管理プラットフォームとして市場をリードするBoxを利用する地方公共団体からも対応版への要望が強く寄せられていたことから実現しました。
https://www.fortinet.com/jp/corporate/about-us/newsroom/press-releases/2024/fortinet-japan-launches-security-package-for-local-governments
Boxはデジタル化が進む行政組織において課題となる “コンテンツのサイロ化“ を防ぎ、デジタル活用のために職員の負荷を増加させることなく、働きやすいデジタル環境を促進するためのソリューションです。自治体においては、これまでの「紙」を中心としたやり取りから、「ファイル(コンテンツ)」を中心としたやり取りに対応できるような環境の変革が求められています。また、組織の特性上単純にコンテンツを共有するといった利便性だけでなく、強固なセキュリティを兼ね合わせた環境整備が求められており、ISMAPを取得しセキュリティ機能も充実しているBoxを活用する自治体が急速に増加しています。
α’モデルのリリースによってBoxが持つコンテンツクラウドのすべての機能を駆使し、市民サービスや職員業務のEnd to Endにおけるコンテンツのワンストップ化を実現することができるようになります。これによって、これまでの「外部組織とのコンテンツ共有」といった部分的なサービス利用から「全庁コンテンツ管理基盤」といった大規模で横断的なサービス利用が増加すると予測しています。
今回、フォーティネットのソリューションと組み合わせることで、Boxが実現するコンテンツに対するセキュリティに加えて、そのクラウドへアクセスするための通信経路における安全性の向上や、経路上からBoxファイルをLGWAN端末にダウンロードする際の無害化処理の自動化などシステム全体の安全性を飛躍的に向上できると考えています。
本パッケージの主な特長は以下の通りです。