日本製鉄株式会社（以下、日本製鉄）は、住友商事株式会社（以下、住友商事）と共に、Equinor ASA社（以下、エクイノール）に対して、ノルウェー他で使用する油井管を最長9年間長期供給する契約に更新しました。

日本製鉄は、過去35年以上にわたり、石油・ガス開発、および温室効果ガスの排出量削減に寄与するCCS(*)事業に使用される油井管を住友商事と共にエクイノールへ供給してきました。今回の契約更新は、日本製鉄と住友商事が供給する高性能油井管の安定供給や顧客のニーズに合わせた製品開発、ジャストインタイムでの確実なデリバリーサービス、サプライチェーン全体での低炭素化や安全・人権保護に対する着実な対応が評価されたことによるものです。
　*：Carbon dioxide Capture and Storage（二酸化炭素回収・貯留）の略。
　　　主に発電所や工場から排出されるCO2を分離・回収後、地下に圧入・貯留する技術。

エクイノールは、欧州のエネルギー安定供給および脱炭素化に重要な役割を果たしている欧州最大級のエネルギー企業です。天然ガス事業のほか、CCS事業、水素・アンモニア事業、風力発電などの脱炭素事業に注力しています。

日本製鉄と住友商事は、油井管の安定供給を通じ、エクイノールとの戦略的パートナーシップをさらに拡大していきます。
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