キナクシス、エンドツーエンドのサプライチェーンを管理する新製品を発表

〜プランニングから実行、サステナビリティまで、キナクシスは業界のイノベーション課題を継続的に提起し、解決に導く

2023年6月20日(火)テネシー州ナッシュビル発 - 不確実な市場の変動に応じた迅速かつ最適な意志決定(https://www.kinaxis.com/ja/solutions)を支援するKinaxis Inc.(TSX:KXS、以下キナクシス)の日本法人であるキナクシス・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、日本法人社長:金子 敏也)は、米国で開催したカスタマー向け年次イベント「Kinexions」において、エンドツーエンドのサプライチェーンにまたがる新製品イノベーションを発表しました。初日の基調講演で発表された複数の新製品は、今日の不安定なビジネス環境を生き抜くために必要な透明性、管理能力、俊敏性を企業にもたらすことを目的としています。これらの機能については、7月20日に日本で開催される「Kinexions Japan 23」(https://toyokeizai.net/sp/sm/kinaxis20230720/)にてご紹介します。

キナクシスのCEOであるJohn Sicard(ジョン・シカード)は、以下のように述べています。「チーム間で連続的に情報の伝達が行われていた時代は、すでに過去のものとなりました。今日、最高経営責任者(CEO)や取締役会は、サプライチェーンをプランニングから実行に至るまで、リアルタイムで情報を一元管理しながら運営することを求めています。当社が本日発表した新製品は、チームのコラボレーションや意思決定を容易にし、プランニングと実行のギャップを小さくすることで、弾力性(レジリエンス)と効率性の両方をビジネスの規模に応じて実現します。」

エンドツーエンドのサプライチェーン管理
今回発表された革新的な製品は以下の通り:
  • エンタープライズ・スケジューリング:すべての工場配置を考慮した、グローバルに統合された生産工程の戦略を作成・管理できる、市場で最初で唯一のスケジュール管理ツールです。業界のベストプラクティスを活用したEnterprise Schedulingにより、企業は、各拠点間の生産を調整し、包括的で実現可能かつ効率的な製造スケジュールを作成することができます。
  • 輸送管理、受注管理、返品管理などのサプライチェーンの実行(旧MPO)機能:サプライチェーン・プランニングと統合され、プランニングと業務実行の間に存在するサイロが解消されました。これらの新機能により、企業は、数年単位の実行管理であれ、秒単位での実行管理であれ、プランニングから納品までのサプライチェーン・オーケストレーションをあらゆる角度から推進することができるようになります。
  • サステナブル・サプライチェーン:企業がRapidResponse(R)に直接排出係数(Scope3の排出量を含む)を組み込み、サプライチェーン関連のCO2排出量をリアルタイムで推定、予測、シミュレーションするシナリオを設計できる新しいソリューションです。サステナブル・サプライチェーンは、排出量データを可視化するだけでなく、プランナーがその影響を瞬時に理解できるようにします。
  • Planning.AI内にある高度なアプリケーション、「Demand.AI」の直感的な新機能:この機能により、企業は内部要因と外部要因の両方が自社製品の需要にどのような影響を与えているかをより正確に理解し、これらの変化に応じて計画を迅速に調整できるようになります。Planning.AIは分析的アプローチであり、キナクシスのRapidResponse(R)プラットフォームの一部です。
ベンタナリサーチのSVP兼リサーチディレクターであるRobert Kugel(ロバート・クーゲル)氏は、次のように述べています。「キナクシスは、サプライチェーンに何が必要で、何が実現可能かについて、常に最先端を走ってきました。エンタープライズ・スケジューリング、サステナブル・サプライチェーン、需要計画のための新しいAI機能の導入は、企業にとって大きな改善策になります。サプライチェーンにおける透明性、管理能力、俊敏性をさらに高め、今日の混乱に対処するために必要なものを備えることができるのです。」

キナクシスは、米国科学財団(NSF)主導AI研究所(AI4OPT)の唯一のサプライチェーンマネジメント企業として、また業界パートナーとして、Planning.AIに加え、サプライチェーンに未来のイノベーションをもたらす取り組みを行っています。

また、AI4OPTのディレクターであるPascal Van Hentenryck(パスカル・ヴァン・ヘンテンリク)氏は、下記のように述べました。「サプライチェーンはますます大規模化し、これまで以上に弾力性(レジリエンス)と持続可能性(サステナビリティ)が求められています。この分野のリーダーであるキナクシスは、RapidResponse®の技術を通じて、このような本質的な課題を理解する上で理想的な立場にあります。キナクシスはAI4OPTと協力し、機械学習と最適化の融合が次世代のサプライチェーン・マネジメントシステムにどのような段階的変化をもたらすかについて研究しています。」

Pascal Van Hentenryck(パスカル・ヴァン・ヘンテンリク)氏は、ジョージア工科大学H.ミルトン・スチュワート産業システム工学部のA.ラッセル・チャンドラーIII世講座の講座長兼教授、およびテクノロジーにおけるイノベーションと起業家精神講座の副講座長を務めています。

Kinaxisのサプライチェーン・マネジメント・ソリューションの詳細については、Kinaxis.com(https://www.kinaxis.com/ja )をご覧ください。

キナクシスについて
絶えず変化を続ける市場や不確実性に対応するためには、俊敏な対応が必要です。キナクシスのプラットフォームは、統合事業計画およびデジタルサプライチェーンにおいて、迅速かつ信頼性の高い意思決定を可能にします。より良い計画の実行と人々の生活の向上が可能になることで、世界に変化をもたらすと確信しています。これまでに蓄積してきた知性にAIとコンカレントプランニング(同時並列計画)を組み合わせることで、当社は多くの革新的な企業から信頼を獲得しています。将来のあらゆるシナリオを想定した事業計画の立案には、リスクと機会の監視ならびに変化への柔軟な対応が求められます。当社のクラウドベースのプラットフォームは拡張性が高く、業界において実証済みのアプリケーションを多数実装しています。顧客が市場変化をいち早く把握し、より迅速な対応をすることが可能になることで、損失削減にも大きく貢献しています。キナクシスに関する情報はWeb(https://www.kinaxis.com/ja)、LinkedIn(https://www.linkedin.com/company/kinaxis/)、Twitter(https://twitter.com/kinaxis)、Facebook(https://ja-jp.facebook.com/Kinaxis/)をご覧下さい。

免責事項
本資料の特定事項には、適用証券法に定められている「将来予想に関する記述」が含まれています。「将来予想に関する記述」には、キナクシス(Kinaxis(R))の成長機会および見込み利益、ならびに製品およびサービスへの需要に加え、業界の競合他社比較による製品およびサービスの相対的な位置付けに関する当社の見解を含む特定予測ならびにリスクおよび不確定要素が内在しています。「将来予想に関する記述」はその将来動向を保証するものではなく、当社の実際の経営成績、業績、実績、または事業展開状況としての事実とこれらの記載内容が著しく異なる、または可能性が含まれる場合があります。「将来予想に関する記述」に関するリスク要因については、当社がカナダの証券規制当局に提出している公式報告文書に記載されています。キナクシスは法律で明示的に要求される場合を除き、新しい情報、将来の出来事、その他の結果に関わらず「将来予想に関する記述」の訂正あるいは更新を行う義務を一切負いません。

【報道関係者からのお問い合わせ先】
キナクシスPR事務局(プラップジャパン)担当:高石、渡部
kinaxis@prap.co.jp

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この企業の情報

組織名
キナクシス・ジャパン株式会社
ホームページ
https://www.kinaxis.com/ja
代表者
金子 敏也
資本金
50,000 万円
上場
海外市場
所在地
〒107-0052 東京都港区赤坂4丁目2番6号 住友不動産新赤坂ビル9階
連絡先
03-6260-1880

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