中外製薬株式会社様は、これまで2ヵ所に分かれていた研究拠点を統合し、新研究拠点となる「中外ライフサイエンスパーク横浜」(神奈川県横浜市)を2023年5月にオープンしました。異なる分野の研究員同士の交流を生み出し、創薬力を最大限に発揮させることを目的の一つとして出会いやコミュニケーションを生み出す工夫が随所に施されています。
今回、株式会社東和エンジニアリングは、ICTを活用した最先端のコミュニケーション環境づくりにおいて設計段階から提案を行い、科学体験施設である「バイオラボ」といった見学者向けの施設をはじめ、役員会議室や会議室、講堂など、計25棟(呼称)のうち8棟にシステムを採用いただきました。
特にインパクトのある空間づくりとして、『バイオラボ』の講義スペースの湾曲した壁面に計6面の映像投影(200型1面、120型5面)を展開し、複数の映像を魅せる仕組みを構築しました。また、スペース内には階段状の座席があるため人の影がスクリーンに映り込まないようプロジェクターの角度や距離の最適化を図り、かつ、ベンゼン環をモチーフとした天井デザインに調和する機器の施工といった細やかな工夫も行っています。
さらに、『バイオラボ』内にある実験室は子どもたちに向けた実験教室が開催されており、みんなで一斉に顕微鏡の映像を確認できるよう天吊りディスプレイ2台を設置しました。子どもたちが学びを共有し、バイオテクノロジーの面白さを体感できる仕掛けとなっています。
バイオラボ 講義スペース
バイオラボ 実験室には4K対応86型ディスプレイ2台を設置
ワイヤレスでPCの資料を表⽰できる
その他にも、多言語に対応したコンテンツ表示が可能な見学者サイネージシステム、講堂には通訳ブースを備え、BOSCH「DICENTIS通訳者ユニット」を設置するなど、言葉の壁を越えた交流を可能としています。
◇中外製薬様「中外ライフサイエンスパーク横浜」の納入事例はこちら
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https://www.towaeng.co.jp/case-study/case138/
◇東和エンジニアリングの「企業・オフィス」に関する事例一覧はこちら
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https://www.towaeng.co.jp/case-study/enterprise.html
東和エンジニアリングは、音響・映像・ICTソリューションを中心としたコンサルティング提案から、保守・メンテナンス、運用支援などの導入後のフォローまで、システムを最大限に活用していただけるようトータルにサポートいたします。近年では、新しい働き方に対応した、遠隔会議、バーチャル株主総会など社会状況に合わせたソリューションの提供にご好評をいただいています。
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