Mendix、独立系ソフトウェアベンダーが、顧客の業界ごとに最適なデジタル化を迅速、柔軟、安全に展開できるよう強力に支援

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新たなISVパートナーIn Motion社が保険業務の重要なプロセスのデジタルトランスフォーメーションを加速するクラウドネイティブな保険業界向けモジュール製品群を構築


  • Mendixのエンタープライズローコードプラットフォームがソフトウェアスタートアップ、独立系ソフトウェアベンダー(ISV)、付加価値再販業者、システムインテグレータのビジネスチャンスを拡張
  • モジュール型ソリューションとカスタマイズ可能なアプリケーションが、デジタルファーストエコノミーにおける成功の鍵となる「コンポーザブルエンタープライズ」実現を支援
  • Mendixは、世界的な大企業のDXを促進するオープンなデジタルビジネスプラットフォーム「Siemens Xcelerator」を構成するローコード開発プラットフォームです。

シーメンスの傘下で、最先端エンタープライズアプリケーション開発のグローバルリーダーであるMendix(本社:オランダ ロッテルダム/CEO:ティム・スロック)は、企業やソフトウェアスタートアップのデジタルトランスフォーメーション(DX)を大きく加速させる堅固なテクノロジーパートナーコミュニティの構築に向け、積極的な戦略に乗り出しました。
Mendixは、DXを加速させるオープンデジタルビジネスプラットフォーム Siemens Xceleratorの構成要素として、新世代のテクノロジーパートナー各社との統合ソリューションにより、ローコードエコシステムを急速に拡大しています。

こうした取り組みにおける最新の成功例の1つとして、Mendixは、本日、ISVパートナーであるIn Motion社がクラウドネイティブなモジュール型ソリューション「Policysense」を開発したことを発表します。

本ソリューションは、エンド・ツー・エンドの保険業界向けシステムとして、初めてMendixのプラットフォーム上で構築されたもので、保険商品の販売、流通、保険金請求、契約管理、再保険、保険料徴収など、保険会社の重要なプロセスを実行・加速します。保険会社は、このソリューションを試用または本格導入することで、In Motionの専門スタッフのガイダンスにより迅速に製品を提供したり、自社のアプリケーションを素早くカスタマイズして、各社の要件を満たせるようになります。
In Motion社の保険業界向けソリューションシステム「Plicysense」:https://www.policysense.com/por-que-policysense-tecnologia-en-seguros/

保険業界を変革するIn Motion
In Motion は、Mendixとシーメンスデジタルインダストリーズソフトウェアの両社とパートナー契約を結んでいます。保険業界に特化したIn Motionのプラットフォームは、同社から直接入手可能なほか、MendixとSiemens Xceleratorのマーケットプレイスでも購入できます。

マッキンゼー・アンド・カンパニーが2022年に発表した調査レポート「Creating value, finding focus:Global Insurance Report 2022」では、保険業界について次のように分析しています。
「変革的なアプローチを進める保険会社だけがコロナ後の世界を生き抜き、勝ち抜くことができるだろう。各社ごとの状況に応じてしっかりとした方向性を確立し、販売と流通、製品開発、オペレーション、テクノロジー、コーポレート機能を含め、バリューチェーン全体を通じて最大限のパフォーマンスを発揮できるようにすることで、生産性を向上させるプロセスに着手できる」
Creating value, finding focus:Global Insurance Report 2022(マッキンゼー・アンド・カンパニー調査(2020年)):
https://www.mckinsey.com/industries/financial-services/our-insights/creating-value-finding-focus-global-insurance-report-2022
Insurance productivity 2030: Reimagining the insurer for the future(マッキンゼー・アンド・カンパニー調査(2020年)):
https://www.mckinsey.com/industries/financial-services/our-insights/insurance-productivity-2030-reimagining-the-insurer-for-the-future

Mendixの最高エコシステムソリューション責任者のJethro Borsjeは次のように述べています。
「In Motionは、Mendixが牽引する『イノベーションプラットフォームエコノミー』の好適例の1つです。Mendixは、パートナーとお客様がパッケージ化されたビジネス機能や、ソフトウェアコンポーネント、フルカスタマイズ可能なソリューションを開発して、それらを商品化するためのフレームワークを構築しました。このフレームワークは、すべての当事者に利益をもたらし、今日のデジタルファースト経済に欠かせない速やかなデジタル化を促進する循環型ネットワーク効果を生み出します」
コンポーザブルエンタープライズに関するガートナー調査:https://www.gartner.com/en/doc/465932-future-of-applications-delivering-the-composable-enterprise

他のローコードプラットフォームにないユニークな提案
世界をリードするエンタープライズローコードプラットフォームであるMendixは、ISVがMendixプラットフォーム上で商用ソフトウェアを構築することを可能にする専用のプログラムを作成しました。Mendixによって、ISVはイテレーションを迅速に行い、製品・サービスを改善し、新たな市場機会を捉えることができます。Mendix Marketplaceで提供される再利用可能なコンテンツには、コネクター、機能モジュール、業種別テンプレート、アプリサービス、ウィジェットなど、アプリケーション開発を加速するコンポーネントやパッケージ化されたビジネス機能が含まれます。パートナーは、特定の業種向けにカスタマイズされた完全なソリューションを開発し、販売することもできます。

Mendixでは、専門分野の知識を持つISV、付加価値再販業者、およびシステムインテグレーターとの関係構築に積極的に取り組んでいます。これらのパートナーは、さまざまな業界に固有のニーズと問題点にターゲットを絞ったコンポーネントと完全なソリューションの両方を作成できる独自の位置につけています。これらの業界のお客様は、実証済みのパッケージソリューションを使ってリスクを軽減し、トランスフォーメーションを加速させ、最終的にそれぞれの顧客に速やかに価値を提供できるようになります。

MendixのJethro Borsjeは、パートナー企業のビジネスチャンスを拡大するMendixの提供価値について、次のように述べています。
「CIOの視点から見ると、Mendixはあらゆるテクノロジーパートナーにソリューションを構築する力を与えています。また、Siemens Xceleratorプラットフォーム上のローコードエンジンとして、さまざまな業界のDXに貢献しています。今の時代、ビジネスニーズに応えるには、専門的で他と差別化されたソリューションが必要なことがわかっています。Mendixのローコードコミュニティが提供するコンテンツは、ローコードソフトウェア開発がもたらすメリットを損なうことなく、煩雑な設定なしにすぐに使い始められる機能を備えたロードテスト済みのソリューションを導入することで、リスクをも軽減してます」

In Motion とその顧客にとって重要な柔軟性
今回のMendixとのパートナーシップについて、In MotionのCEOであるPablo Moreno氏は次のように述べています。
「Mendixとのパートナー契約締結を、たいへん嬉しく思います。当社がデジタルイノベーションと保険業界向けソリューションを開発、提供していく上で、Mendixのローコードプラットフォームは最適なツールであり、保険会社とそのバリューチェーンのビジネスやオペレーションの変革に役立ちます。Policysenseは間違いなく、 SiemensとMendixの広範で専門性の高い技術力から生まれた初めての保険業界向けプラットフォームです。当社の新製品によって、保険業界は極めて俊敏な方法で差別化し、競争力を高められるでしょう。当社はこのパートナーシップによって、急速に変化する業界の先頭を走ることができます」

Mendixプラットフォームエコノミーの拡大をサポート
2020年からのコロナ禍により、デジタルファーストの経済も劇的に変化し、競争ルールが再定義されることとなりました。成功の要件となったアジリティを獲得するには、イノベーションとイテレーションを迅速に行えることが重要になります。デジタル機能をゼロから構築するのではなく、あらかじめ構築しておいたコンポーネントを使って組み立てる能力、つまり「コンポーザブルエンタープライズ」の基本的な機能は、企業のアジリティ、アダプタビリティ、レスポンシビリティ、そして最終的な成功の鍵となります。

MendixのCEOであるTim Srockは次のように述べています。
「Mendixのエンタープライズローコードプラットフォームは、DXに不可欠なテクノロジーであることが実証されています。Mendixは活気に満ちたSiemens Xceleratorエコシステムの中心に位置しています。Mendix MarketplaceとSiemens Xcelerator Marketplaceでは、事前検証済みの各種機能と、デジタルソリューションにすぐに組み込める革新的な機能を提供しています。これらのソリューションで特定の業界の専門知識を活用することにより、お客様のDX計画が飛躍的に加速します」


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Mendixについて
デジタルファーストの世界では、顧客ニーズは予測され、ツールは業務効率を大きく高め、エンタープライズはデジタルトランスフォーメーション実行しないと生き残れないと信じられています。そんな世界に向かうエンタープライズにとって、シーメンスの事業部門、Mendixは、改革を進めるエンジンになろうとしています。その先進のローコードプラットフォームと幅広いエコシステムは、最先端のテクノロジーを相互に結び付け、エンゲージメントの向上、業務の合理化、ITの効率化を実現するソリューションをサポートします。Mendixは、抽象化、自動化、クラウド、コラボレーションの4つの柱で、開発者の生産性を劇的に向上させます。Mendixのコラボレーション機能と直感的なビジュアルインターフェイスは、技術者ではない「市民」が開発者となって、それぞれの得意領域の知識からアプリケーションを作成できるようにします。Mendixのプラットフォームは、クラウドネイティブであり、オープンで拡張性が高く、アジャイルで実績も豊富です。アナリストからもリーダーとして、また時代を先取りするビジョナリーとして評価されています。人工知能、拡張現実、インテリジェントオートメーション、ネイティブモバイルなどを支える、Mendixはデジタルファースト・エンタープライズのバックボーンです。Mendixエンタープライズ・ローコードプラットフォームは、46か国の4,000以上の先進企業に採用されており、25万以上のアプリケーションを作成した30万人以上の開発者からなるアクティブなコミュニティを有しています。
本件に関するお問合わせ先
シーメンス株式会社シニアマーケティングマネージャー 東田
Email: dis_jpmarketing@mendix.com

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組織名
Mendix
ホームページ
https://www.mendix.com/ja/
代表者
レイモンド コック
資本金
0 万円
上場
非上場
所在地
〒151-8583 東京都渋谷区代々木小田急サザンタワー9F
連絡先
03-5354-6700

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