● 佐賀県内に建設されたSAGAアリーナの低圧幹線としてらくらくアルミケーブル(R)が採用
● 軽くて扱いやすいことから負担軽減になり、新型コロナの影響下でも働き方改革を推進
● 今後、らくらくアルミケーブル(R)の売上高を2025年度までに25億円に拡大を目指す

　古河電気工業株式会社（本社：東京都千代田区大手町2-6-4、代表取締役社長：森平英也）と古河電工産業電線株式会社（本社：東京都荒川区東日暮里6-48-10、代表取締役社長：小塚崇光）が開発・製造し、SFCC株式会社（本社：神奈川県川崎市川崎区日進町1-14、代表取締役社長：川瀬幸雄）が販売する高機能型低圧アルミ導体CVケーブル「らくらくアルミケーブル(R)」（注）が佐賀県内に建設されたSAGAアリーナで採用された件で、建設現場における延線作業の省力化に貢献しました。

■背景
　らくらくアルミケーブル(R)は、佐賀県が進めているSAGAサンライズパーク整備事業で建設されたSAGAアリーナの低圧幹線として昨年採用されました。なお、SAGAアリーナは5月13日にオープンしました。

関連ニュースリリース
らくらくアルミケーブル(R)　SAGAアリーナで採用
https://www.furukawa.co.jp/release/2022/ene_20220209.html

■内容
　らくらくアルミケーブル(R)は同アリーナの建設現場における延線作業を省力化しました。全てを銅導体ケーブルとした場合と比べ、約37％の質量を軽減しました。
＜日本電設工業ご担当者様の声＞
・ラックのルートが上下左右と動きが多かったため延線しにくかったが、軽くて扱いやすいので、作業者の負担を軽減することができた。
・ドラムの移動、方向転換が非常に楽。延線作業も含め、安全に進めることができた。
・ケーブルは柔らかく取り回しやすく、端末処理も作業しやすかった。
・作業者の負担を軽減できたことから熱中症対策など安全にも寄与し、本現場は無事故で終了した。

今後もらくらくアルミケーブル(R)は、省力化、効率化の観点から建設現場における働き方改革の推進と安全の確保に貢献してまいります。

納入内容
600 V EM-AL-CET/F（対応規格：JCS4348「600V アルミ導体架橋ポリエチレンケーブル」）
60mm2 ×383m　／　100mm2 ×1,127m　／　150mm2 ×1,064m　／　200mm2 ×2,204m
250mm2 ×364m　／　325mm2×473m　／　400mm2 ×479m


納入案件概要
件名：SAGAサンライズパークアリーナ新築電気設備工事
場所：佐賀県佐賀市日の出2丁目1番10号
発注者：佐賀県
設計者：梓・石橋・三原設計共同企業体
施工者：日本電設・佐電工・有明電設建設共同企業体

【SAGAアリーナについて】
SAGAサンライズパーク整備事業おける中核施設として建設された新時代のエンターテインメントアリーナ。
延床面積：約29,800㎡
構造：鉄骨造 地上4階建て、高さ約30.2ｍ
観客席数：メイン 約8,400席／サブ 約450席
競 技 面：メイン66m×46m／サブ45m×40m https://www.pref.saga.lg.jp/list03887.html （注）2020年4月より、「らくらくアルミケーブル(R)」は、昭和電線ホールディングス株式会社（現SWCC株式会社）と古河電気工業株式会社の共同出資によるSFCC株式会社の統合ブランド（SWCC・FURUKAWA）となりました。

■「らくらくアルミケーブル(R)」の特長
らくらくアルミケーブル(R)とは、導体にアルミニウム、絶縁被覆に柔軟性架橋ポリエチレンを採用した高機能型低圧CVケーブルです。「かるい」「かんたん」「柔らかい」に加えて、「識別容易」「安定価格」といった特長があります。端末処理を安心して行っていただけるよう、専用圧縮・圧着端子、端子台、端末処理の専用工具をご用意し、らくらくアルミケーブルシステム(R)としてケーブルからつなぎ込みまでを一貫したシステムとしてお客様に提案しています。
『F-ALCON』『らくらくアルミケーブル』『らくらくアルミケーブルシステム』は日本における古河電気工業株式会社の登録商標です。

■製品に関するお問い合わせ
SFCC株式会社
アルミ拡販チーム
TEL：044-223-0585

■ニュースリリースに関するお問い合わせ
古河電気工業株式会社
広報部
お問い合わせフォーム：https://www.furukawa.co.jp/srm/form/index.php?id=news