聖心女子大学(東京都渋谷区)では2023年度から新カリキュラム“聖心リベラル・アーツ群”をスタート。8学科・2専攻での専門的な学びに加え、幅広い教養を身につけることができる7つの分野を自由に学ぶことで、複雑な現代社会を考察する力、実社会に深く働きかける行動する力を養う。なお同年度からは併せて、Society5.0時代に必要とされるAI・データサイエンスを学ぶ科目が必修化される。
■聖心リベラル・アーツ群
聖心女子大学では創立以来変わることなく「リベラル・アーツ教育=真の教養教育」を堅持しており、そのカリキュラムの最大の特徴は「2年次進級時に所属学科を決定する」ことにある。入学してからの1年間は全員が「基礎課程」に所属し、自分の興味関心に応じて8学科が開講する入門科目を自由に履修できる。これにより、自分では気づかない適性や可能性を発見して2年次からの専門的な学びに備えることができるため、間違いのない学科選びが可能となる。
このたび、現代社会の要請に応えて同大の教育理念をより一層具現化することを図り''聖心リベラル・アーツ群''を設置する。「言語と思考」「文学と芸術」「社会システム」「コミュニティと環境」「心と科学」「キャリアと生涯発達」「聖心スピリット」の7分野からなり、幅広い教養を身につけることができる。
8学科・2専攻での専門的な学びと聖心リベラル・アーツ群での幅広い教養を身につける自由な学びの2軸から学びを深化させることが可能になり、複雑な現代社会を考察する力、実社会に深く働きかける行動する力を養うことを目指す。
【学科・専攻構成】※2年次進級時に選択
英語文化コミュニケーション学科
日本語日本文学科
哲学科
史学科
人間関係学科
国際交流学科
心理学科
教育学科 教育学専攻・初等教育学専攻
【聖心リベラル・アーツ群の7つの分野】
1.言語と思考
言語、言語学、ディスカッションベース、史料講読、交渉、対話
2.文学と芸術
美学、芸能、文学、身体表現、文化史、サブカルチャー、ポップカルチャー、映画
3.社会システム
政治(史)、経済(史)、金融、法律、法学
4.コミュニティと環境
社会学、環境、持続可能性、文化人類、比較文化、カルチュラルスタディーズ、ジャーナリズム、メディア
5.心と科学
自然科学、科学史、健康科学、宗教、民俗学、民衆史、心性史、社会心理、組織心理、倫理、自然観、人間観、比較行動、進化心理、認知心理
6.キャリアと生涯発達
キャリア、女性、ジェンダー、教育工学、職業社会、ライフコース、親子関係、発達心理、生活や暮らし
7.聖心スピリット
難民、ボランティア、共生、地域連携
■AI・データサイエンス科目必修化
また同大ではこのほかに、2023年度からAI・データサイエンス科目の必修化も実施。Society5.0時代に必要なAI・データサイエンスの基礎的な知識と技術を学び、それらを活用する能力を獲得することを目指す。
【講義内容例】
・AI(人工知能)の歴史と発展
・データ活用におけるモデルと分析アプローチ
・データ・AI利活用の最新動向
・データ・AIを扱う上でのモラルと権利
・データ・AIを扱う上でのバイアスの考慮
・データを守る情報セキュリティ など
▼本件に関する問い合わせ先
聖心女子大学 広報・社会連携部 広報課
小島
住所:東京都渋谷区広尾4-3-1
TEL:03-3407-5076
FAX:03-3407-5929
メール:koho@u-sacred-heart.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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