インフルエンザ流行時期到来。感染対策は個人衛生の徹底から

パンデミックから2年が経過した今こそ、より一層の警戒が必要

衛生管理の世界的リーディングカンパニーであるエコラボの日本法人、エコラボ合同会社(本社:東京都中央区、代表:下元 紳志)より、インフルエンザ感染対策としての適切な個人衛生管理についてご紹介します。

※本資料は、エコラボ米国本社が2022年10月18日(現地時間)に発表した記事を一部翻訳し引用したものです。英語原文と翻訳の内容・解釈が異なる場合には原文が優先します。

秋冬にかけて猛威をふるうインフルエンザウイルス
インフルエンザウイルスは、日本では例年12月~3月に流行し、感染は発症1日前から発症後7日間で、発症から3日間は感染力が最も強まります。感染経路としてはくしゃみ、咳、会話によって発生する大きな飛沫で、約1メートルの距離で感染が広がり、感染者や飛沫で汚染された物への接触による感染のほか、空気感染も起こり得ます。インフルエンザウイルスは人の手には5分間生存することができますが、ステンレスやプラスチックには24~48時間(人の手に感染するのは約24時間まで)生存でき、非常に強い感染力を持っています。

先に流行シーズンを迎えた南半球ではインフルエンザ感染者数が激増
エコラボのRD&E Food SafetyディレクターであるElaine Black氏は、COVID-19パンデミックから2年が経過した2022/2023シーズンの見通しとして、「夏にピークを迎える南半球のインフルエンザ患者を追跡することで、北半球のインフルエンザシーズンを予測することができます。オーストラリアは過去5年間で最悪のシーズンを経験しており、2022/2023年は厳しいものになることが示唆されています」と警戒感を強めています。
「過去2回のインフルエンザ感染シーズンは、マスクの着用やソーシャルディスタンスといった新型コロナウイルス感染症対策の恩恵を大きく受けています。これらの対策は感染拡大の劇的な抑制に役立ちましたが、呼吸器系の病気が広がりやすい状況となった現在ではほとんど見かけなくなっています」。
Elaine Black氏は、インフルエンザ感染予防のベストプラクティスとして、「よく手を洗うこと」を挙げており、「インフルエンザの感染経路として最も一般的なのは、自分の目、鼻、口を雑菌のついた手で触ることです。したがって、手を清潔に保ち、顔から離すようにしてください。洗面台がある場所では、石鹸とぬるま湯で20秒程洗いましょう。それ以外の場合は、外出先で手の消毒剤を使うとよいでしょう」とアドバイスをしています。
(本資料の英語原文:”Beat the Cold & Flu Season This Year: A Q&A with Elaine Black, Director RD&E Food Safety” https://www.ecolab.com/articles/2022/10/beat-the-cold-and-flu-season-this-year

エコラボでは、パンデミック発生以前から手洗いの重要性を強く認識しており、感染症の予防に大きく貢献する正しい手洗いの普及に向け、企業をはじめとしたパートナーとともに取り組んでいます。ここでは、飲食店などでも基準とされている手洗いの方法を紹介します。

< 飲食店などでも基準とされている手洗いの方法 >
  1. 流温水ですすぎ洗い(10秒程度)し、石けんをつけてよく泡立てる
  2. 指・腕を洗う。特に、指の間・指先をよく洗う(30秒程度)
  3. 石けんをよく洗い流す(20秒程度)
  4. 使い捨てペーパータオル等で拭く(タオル等の共用はしないこと)
  5. 消毒用のアルコールをかけて手指によくすりこむ
    ※1から3までの手順は2回以上実施する
これらの基本の手洗いに加え、手指衛生を保つためにはさらに以下のポイントも挙げられます。

< 手指衛生を保つためのポイント >
  • 排便後はトイレットペーパーで覆われていない親指の付け根が最も汚れやすいため、ねじり洗いが効果的。長袖の場合は袖口にも汚れが付着しやすいので袖をまくるようにする
  • 手の皮膚が荒れていると、ひびやうろこにウイルスが入り込みやすくなるため、日頃からハンドクリームを塗るなどして保湿ケアをする
  • 手が濡れていると有効エタノール成分が薄まってしまい、期待する効果が得られないため、アルコール消毒は手の水分を十分に拭き取ってから使用する

エコラボ 正しい手洗い方法の紹介動画
https://youtu.be/p0cwjOmHuAI



エコラボについて
エコラボは、水、衛生、感染防止のソリューションとサービスのグローバルリーダーです。300万カ所に及ぶお客さまの現場で信頼されるパートナーとして、人々と地球、ビジネスの健全性を守る取り組みを支援します。世界170カ国以上の食品、ヘルスケア、ホスピタリティ、産業分野のお客さまに、科学に基づくソリューション、データ活用によるインサイト、世界レベルのサービスの提供を通じて、食品安全の促進、清潔で安全な環境の維持、水・エネルギー使用の最適化、オペレーション効率とサステナビリティの向上を実現します。年間の売上高は130億ドル、従業員数は約47,000人です。詳しくは www.ecolab.com をご覧ください。

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この企業の情報

組織名
エコラボ合同会社
ホームページ
https://www.ecolab.com/
代表者
下元 紳志
資本金
28,450 万円
上場
非上場
所在地
〒104-6137 東京都中央区晴海1-8-11晴海トリトンスクエアY棟
連絡先
03-4236-6700

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