東洋大学(東京都文京区/学長:矢口悦子)は、独自の研究助成制度「東洋大学オリンピック・パラリンピック特別プロジェクト研究助成」による7つの研究成果を発表する報告会を12月1日(水)からオンラインで一般公開します。
東洋大学は2017年度に、総合大学として有する知的資源の社会還元として、東京オリンピック・パラリンピックへの貢献、さらにはそれ以降にレガシーとして残りうる研究成果の創出を目指し、学内独自の研究助成制度「東洋大学オリンピック・パラリンピック特別プロジェクト研究助成制度」を創設。7つの研究プロジェクトが始動しました。その後、新型コロナウイルス感染症の拡大により、東京オリンピック・パラリンピックは延期・無観客での開催となり、本学での研究活動も当初の計画から大幅な変更を余儀なくされました。
この度、これらの研究成果を、研究代表者による発表(映像)および資料にて公開するとともに、未来に繋がる成果やコロナ禍での研究活動のエピソードなどを披露する研究代表者7名によるパネルディスカッションを12月1日(水)からオンラインにて一般公開します。
●内容
(1)成果報告発表
・女性アスリートのためのクラウドキュレーティングシステムの構築
― ベストパフォーマンスを導き出す栄養管理の確立 ―
林 清(食環境科学部 教授)
・Beyond2020ヘ向けたオープンモビリティガイド・プラットフォームの構築
― オープン・アプローチで、誰もが自由に移動できる社会を ―
坂村 健(情報連携学部 教授)
・メダル獲得を目指した純国産カヌーの開発
望月 修(理工学研究科 教授)、窪田 佳寛(理工学部 准教授)
・アスリートを対象とした暑熱ストレス応答の可視化とストレス・コーピング方法の開発
川口 英夫(生命科学部 教授)
・「female athlete triad(女性アスリートの三主徴)」早期発見と予防のための教育プログラムの開発
岩本 紗由美(ライフデザイン学部 教授)
・ダイバーシティ実現に向けた幼児期からの教育プログラムの開発
- 障害者スポーツを活用した障がい理解教育の幼児向け実践プログラム開発と展開 -
南野 奈津子(ライフデザイン学部 教授)
・パラリンピックを契機としたさらなる都市施設のバリアフリー化を推進する合理的配慮と新たな基準提案
菅原 麻衣子(ライフデザイン学部 教授)
(2)パネルディスカッション
研究代表者の全7名が登壇し、未来志向の議論を行ったパネルディスカッション
進行:花木 啓祐(学術研究推進センター 副センター長、情報連携学部 教授)
受講料:無料
視聴方法:オンデマンド
https://www.toyo.ac.jp/social-partnership/olypara-research/seika/2021
公開開始:2021年12月1日(水)9:00より
▼本報告会に関する問い合わせ先
東洋大学学長事務課
E-mail:mlgaku@toyo.jp
▼報道関係の方による取材に関するお問い合わせ先
東洋大学総務部広報課
TEL:03-3945-7571
E-mail:mlkoho@toyo.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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