東大阪の食材で和菓子作りに勤しむ和菓子職人の“夢のカタチ”!
「LIFE~夢のカタチ~」
5月22日(土)午前11時~
(ABCテレビ 関西ローカル)
“夢”をキーワードに人生の輝く瞬間を浮き彫りにする人間ドキュメント!
夢に向かって情熱を傾ける人々に密着し、人生の輝きを描きだす!
演技派俳優・
佐々木蔵之介が番組の案内人としてナレーションを担当!
東大阪で地元の人たちに愛される和菓子店「菓匠庵白穂」の二代目・新澤貴之さんは、若くして「なにわの名工」に選ばれたスゴ腕の和菓子職人。東大阪の食材を使い、おいしい和菓子を生み出す新澤さん。店の一番人気は「いちご大福」で、予約制の「きっと日本一大きないちご大福」は大評判に!東大阪の食材を使い、新たな和菓子に挑む新澤さんが選んだのは驚きの食材! 初夏を感じさせる新作作りに密着します!
下町の風情が残る東大阪市の近鉄若江岩田駅近くに、地元の人たちに愛される人気の和菓子店「菓匠庵白穂」があります。店の二代目は、若くして「なにわの名工」に選ばれたスゴ腕の和菓子職人の新澤貴之さん。東大阪の食材を使い、おいしい和菓子を生み出しています。
落ち着いた店内には、先代から続く「若江城もなか」や薄焼きの皮を使ったどら焼きの「白穂焼」など、数々の定番商品から季節の商品まで、たくさんの和菓子が並びます。
とりわけ人気の高い商品が「いちご大福」。北海道の白小豆を使ったこしあんで包み、いちご本来の甘みが楽しめる一品です。さらに、今年2月から販売を始めて大きな評判を呼んだのが、季節商品の予約制いちご大福「きっと日本一大きないちご大福」。特別に大きないちごを使ったこの商品は、一般的な「いちご大福」のおよそ4倍の巨大サイズですが、予約が殺到し、SNSや多くのメディアで話題に上りました。大きないちごを美味しく包むことができるのは卓越した技術の賜物。新澤さんは、全国和菓子協会から「優秀和菓子職」に認定され、30代の若さで「なにわの名工」にも選出。大きないちご大福は新澤さんの手仕事から生まれたのです。
和菓子職人だった新澤さんのお父さんは、1977年に大阪市内に和菓子店を構え、2年後に東大阪の石切町に移転。その後、現在の若江岩田に落ち着きます。父の勧めで1997年から千葉の和菓子店で修業を始めた新澤さん。しかし、修業を始めてわずか1年半で父が急逝。東大阪に戻り、19歳という若さでお店を任されることになったのです。修業半ばでありながら、店を切り盛りせねばならず、日中の営業が終わってから、夜な夜な和菓子作りを独学。辛い日々を過ごしました。そんな新澤さんを励ましてくれたのが地元の人たちでした。地元に守られていると感じ、「地元の人たちのために美味しい和菓子を作りたい」と、苦しい日々を乗り越えたのです。
昨年は、両親の思い出の場所でもある石切に2号店をオープン。東大阪のおいしい素材を使い、和菓子を生み出している新澤さん。「いちご大福」のいちごは、毎朝、地元の農園を訪れ、摘みたての新鮮ないちごを受け取ります。また、JAグリーン大阪で仕入れた野菜を使った和菓子も誕生しています。
そんな新澤さんが新たな和菓子作りに挑みます。新澤さんが選んだ驚きの東大阪の食材とは!?初夏を感じさせる新作作りに密着します!