日本最大級の自作ハードウェアコンテスト「GUGEN2020」大賞決定! 今年は初のオンライン開催!

報道関係者各位
プレスリリース
2020年12月9日
株式会社ピーバンドットコム

株式会社ピーバンドットコム(本社:東京都千代田区、東証一部 3559)は、日本最大級の自作ハードウェアコンテスト「GUGEN2020 選考会・授賞式」を 2020 年 12 月 5 日(土)に東京カルチャーカルチャーにて開催いたしました。
「ユーザーの課題を解決する“未来のふつう”となるアイデア・製品を具現(GUGEN)化する」をテーマに、大賞ノミネート作品13作品のプレゼンテーションを経て、3 名の審査員による審査員得点および来場者得点の総合点をもとに、大賞1 作品、優秀賞 2 作品、Good アイデア賞 1 作品、ほしいね賞1 作品、学生賞 1 作品を表彰いたしました。ここに、その結果概要をご報告いたします。

GUGEN は、「ハードウェアのものづくりに関わる人たちにもっとスポットライトを浴びてもらいたい」 という弊社代表取締役の田坂正樹の思いから始まりました。2009 年に開催した「電子工作コンテスト」 から数えて 12 回目となります。
例年、会場での展示を経て審査を行っておりましたが、今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からWeb上で大賞ノミネート作品を選定し、選考会・授賞式においてはYouTubeライブでの配信とする運びとなりました。

表彰式においては、審査員を務めたJENESIS株式会社の藤岡淳一氏は、「今年度は世の中に必要とされる技術がガラッと変わった。それにも関わらず、短期間で様々な世代の方がアイデアを形にして応募してくれたことに敬意を表す。今回のように世の中に大きな変化が起きても、テクノロジーの力で小さなことから大きなことまでチャレンジしていって欲しい。」と大賞ノミネート作品チームに激励しました。

今年度GUGENにおいて初の審査員となる 株式会社セイタロウデザイン代表 山崎晴太郎氏は、「今後は作るだけでは終わらせず、作った物で社会をどう変えていくか、デザインしていくかを突き詰める必要があると思っている。作り手の内側の欲望と社会へのインパクトがきれいに結びついた時に次のステップへスケールするアイデア、プロダクトになる。生活の中で課題や欲求を乗り越えていくアイデアが今後増えていけば良いと思う」と総括しました。

昨年から引き続き審査員を務められたTomyK代表鎌田富久氏は、「オンラインでのイベントが増えている中、実際に動く物が見みることができ、非常に楽しませてもらった。特に大賞ノミネート作品13チームの作品はコロナ対策のソリューションだけでなく、ニューノーマルの生活の課題を解決する作品や既存の社会課題を解決する作品も多く見られた。これから新しい価値を創造していく若い人たちの力を感じることができた。」と総括しました。

また、弊社代表の田坂は、「GUGENは来年も続ける予定ですので、賞を取れた方も取れなかった方もぜひまたご参加ください。昨今の状況の中、ご参加いただいたチーム、審査員、スタッフそして協賛いただいたスポンサー各社に感謝いたします。」として、無事GUGEN2020を開催出来たことに対して、参加者への感謝の気持ちを伝えました。
今年度は世の中に大きな変化が起こった年でした。GUGENはこれからもハードウェアの力で世の中の課題解決を目指す人々のプラットフォームとして機能できるように努めてまいります。今後も皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
   
■選考会・表彰式 開催概要
・日 時   :2020 年 12 月 5 日(日) 13:00~17:00
・会 場 :東京カルチャーカルチャー (オンライン)
・視聴ページ :https://youtu.be/pVWi_rNzimw

【表彰結果概要】
大賞は、困っている人を助けたいという思いによる「課題解決性」と「完成度」、「オンラインの時代においての発展性」という観点から、GUGEN 審査員満場一致で「Syrinx」が選ばれました。


大賞 :No.066 Syrinx
チーム名 :チームSyrinx
 Syrinxは,喉頭がんなどの病気により声帯を摘出して声を失った方が、口パクをするだけでヒトに近い発声を可能にするウェアラブルデバイスです。声帯摘出をして声を失った方々のコミュニティである銀鈴会の方々からフィードバックをいただきながら、開発を進めています。

優秀賞 :No.047 【給電不要】自転車用ウィンカー coexi
チーム名 :外山創大
 coexiは自転車のペダル一体型のウィンカーです。発電機構が組み込まれていて一度取り付けると半永久的に使うことができます。
ウィンカーとしての機能だけでなく、サンキューハザード等、自転車から車へのコミュニケーション行為への発展も目指しています。

優秀賞 :No.058 オープンで安価なPCRを世界に届ける
チーム名 :久川真吾・まり子
 COVID-19を含む各種感染症やアレルゲンの検出にも使用できる、原価300ドルのリアルタイムPCRです。日常で使われているような物で大きな社会課題に取り組んでいる点が、審査員からの高い評価を得ました。

また、発想がユニークな作品に贈られる「Goodアイデア賞」には、「FULU−AR用爪形触覚デバイス−」が選ばれました。Withコロナの時代に今までになかった新しい触覚型の体験の提供が期待できた点が評価されました。
その他、「ほしいね賞」には「無限3Dプリンター Leee」、「学生賞」には、「揺れ断」が選出され、さらに協賛企業によるスポンサー賞に計 10チームの作品が選ばれました。

■展示会・表彰式 の概要および参加者状況
 ・開催日時 :2020 年 12 月 5 日(土) 13:00~17:30
 ・開催場所 :東京カルチャーカルチャー(オンライン)

■審査員(50 音順)
 鎌田 富久氏(TomyK 代表/株式会社 ACCESS 共同創業者)
 藤岡 淳一 氏(JENESIS株式会社及びJENESIS深セン法人 創業代表)
 山崎 晴太郎 氏(株式会社セイタロウデザイン代表、アートディレクター、デザイナー
 株式会社JMC取締役兼CDO)

■協賛(50 音順)
 プラチナスポンサー:
  アールエスコンポーネンツ株式会社
  HAX Tokyo(住友商事株式会社)
  東芝デバイス&ストレージ株式会社
 ゴールドスポンサー:
  OrCAD(イノテック株式会社)
  CADLUS(株式会社ニソール)
  JENESIS株式会社
 シルバースポンサー:
  株式会社秋月電子通商
  ヴイストン株式会社
  JellyWare株式会社
  トラ技ジュニア(CQ出版株式会社)
 メディアスポンサー:
  I/O(株式会社工学社)
  子供の科学(株式会社誠文堂新光社)
  fabcross(株式会社メイテック)
 パートナーポンサー:
  ProtoOut Studio

■関連リンク
 ◆GUGEN 2020 受賞作品 https://gugen.jp/2020contest-result
 ◆GUGEN https://gugen.jp/
 ◆P 板.com https://www.p-ban.com/

【会社概要】
 会社名 : 株式会社ピーバンドットコム
 代表者 : 代表取締役 田坂 正樹
 本社所在地 : 東京都千代田区五番町14 五番町光ビル4F
 設立日 : 2002年4月
 URL : https://www.p-ban.com/

【事業概要】
 「開発環境をイノベーションする」という経営スローガンの下、プリント基板のEコマース「P板.com」の運営を中心に事業展開しています。
プリント基板の設計・製造・部品実装から筐体の中に納めるまでの「ワンストップ・ソリューション」を提供。プリント基板を扱うエンジニアの育成と裾野拡大のため、技術情報サイトを運営するほか、「社会における課題を解決するデバイス」をテーマに日本最大級のオリジナルハードウェアコンテスト「GUGEN(ぐげん)」を毎年開催しています。

【お問い合わせ先】
 GUGEN 実行委員会
 担当者 :宇吹/赤木
 電話番号 :03-3261-3431
 E-mail :info@gugen.jp

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この企業の情報

組織名
株式会社ピーバンドットコム
ホームページ
https://www.p-ban.com
代表者
田坂 正樹
資本金
17,291 万円
上場
(旧)東証1部
所在地
〒102-0076 東京都千代田区五番町14 五番町光ビル4F
連絡先
03-3261-3431

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