滋賀県では、新型コロナウイルス感染症の影響で生活が困窮している県内大学等の一人暮らしの学生・留学生への支援の一環として近江米や食料品を無償提供している。びわこ成蹊スポーツ大学(滋賀県大津市)の一人暮らしの学生らも支援を受けた。学生らは、県への感謝の言葉を述べるとともに、今後の学生生活への意欲を見せている。
滋賀県は、県内の大学等に在籍する一人暮らしの学生・留学生への支援として、近江米やシリアル、缶詰、飲料などの食料品を無償提供している。これは、新型コロナウイルス感染症の影響によるアルバイト収入の減少などによって生活に困っている学生を対象としたもの。「大塚製薬株式会社やカゴメ株式会社などの企業が食料品を無償提供し、滋賀県トラック協会が配送の協力をしている。
支援品を受け取ったびわこ成蹊スポーツ大学の学生(細谷 圭吾さん スポーツ学部 スポーツビジネスコース4年次生)は喜びと安堵の表情を見せ、「新型コロナウイルスの影響で自粛生活が続き、大学で勉強や部活ができないストレスを感じていました。また、食費を削らざるを得ない状況だったので、群馬県に住む親は心配していました。この度食料品などをご提供いただき、大変嬉しく思うと同時に、新型コロナウイルスで激変したこのような環境においても、『しっかりと頑張りなさい』と背中を押していただいたように感じています。このご恩は忘れずに残りの学生生活を充実させたいです」と感謝を述べた。
同大の担当者は「『給付金や奨学金などの制度を利用する方もあると思いますが、それらの支援のつなぎとして、しばらくの間、必要とされる方の助けになれば』とのご厚意に預かり、ありがたく頂戴いたしました。今回の支援には、企業から食料品の無償提供のご協力や、滋賀県トラック協会から配送のご協力をいただいています。改めて感謝申し上げます」と話している。
▼本件に関する問い合わせ先
びわこ成蹊スポーツ大学 総合企画部 企画広報課
住所:滋賀県大津市北比良1204
TEL:077-596-8421
FAX:077-596-8416
メール:koho@bss.ac.jp
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