身近な“あざ”について知りましょう
- 医療法人 Creazione-estetica
- 2019年10月25日
- 14:28
~“あざ”のほとんどは、自然に消えることはありません~
あざは自然消滅しない
子どものあざ。「成長とともに消える」と思っている方は意外と多いのではないかと思います。成長に従って薄くなったり消えるあざもありますが、実はすべてのあざが100%自然消滅するわけではないのです。成長とともに自然に消える、とされる赤ちゃんのお尻にある青いあざ、いわゆる蒙古斑も、色が濃ければ大人になっても消えないこともあります。こう話すのは、あざ治療の専門医で、これまでに6万例を超える乳幼児のあざ治療を行ってきた西堀形成外科(本院:愛知県長久手市)院長の西堀公治氏。西堀氏によると、大人になれば消える~は風説、医学的根拠はありません といいます。乳幼児をもつ親は、身近なあざについて認識を新たにする必要があるようです。
あざの種類
あざは、見た目や症状で、「赤あざ」「青あざ」「茶あざ」「黒あざ」「白あざ」に分類され、医学用語では、「赤あざ」は皮膚の血管が増え血液中のヘモグロビンが赤く見える「血管種」、それ以外は皮膚の奇形や皮膚の奇形に基づく良性腫瘍で、「母斑(ぼはん)」と呼ばれます。ただし、中には悪性のものと区別がつきにくい場合があります。色の違いがあるのは、メラニンという黒い色素をつくり出すメラノサイト、あるいは母斑細胞(ほくろの細胞)がどこにあるかによります。皮膚は、表皮・真皮・皮下組織の三層からできており、メラノサイトは通常、表皮の一番下の基底層にありますが、何らかの異常で真皮にあると「青あざ」、もっと浅いところにあると「茶あざ」、表皮と真皮の境目や真皮の中に皮膚の異常をもたらす母斑細胞があると、そこからメラニンが生じて、褐色または黒く見え、「黒あざ」となります。あざは悪性でない限り、遺伝、伝染もありませんし、もちろん命に別状はありません。しかし、本人や家族への精神的な影響、また、いじめなどの問題が起きかねないのも事実だといいます。
あざ治療の安全性について 保険適用されています。
心配や不安を解消する手段として治療が考えられますが、近年のあざ治療はレーザー医療の進歩により、かつてはあきらめていた種類のあざも、今はきれいにかつ安全に治療することができるようになってきました。西堀氏によると、レーザーは、ある特定の単波長を増幅させたもので、波長によって吸収される色が異なり、患部に合わせた波長を使用することによってあざだけを消し、周囲の皮膚はダメージを受ける心配がないと断言します。通常は3ヵ月に1回(照射時間1分程度)の周期で治療を行い、徐々にあざを目立たなくしていきます。また、あざ治療の場合、美容目的とは異なることから、保険も適用されており、患者さんの経済的な負担も軽減されています。
早期治療が大切
では、治療に最適な時期はいつなのでしょうか。それについて西堀氏は、「理想は0歳で治療を始め、3歳までに治療を終えることです。なぜなら、乳幼児は肌の透明度が高く、レーザー治療の効果も大きく、細胞の再生力も治癒力も高いことから傷痕も残りにくい。成長するにつれてあざの面積も相対的に大きくなりますから、治療期間が長くなり、費用もかかってきます。さらに、早期治療はお子さんへの心理的影響も最小限にできます。治療には伸ばした輪ゴムで弾かれたような痛みが伴い、もちろんシールやクリームによる局部麻酔で痛みを7、8割抑えることができますが、自我が芽生える前の、まだ恐怖心を感じにくい時期が治療には最適だと思います」といいます。あざの治療は、早めの治療が大切のようです。
あざ治療の専門医へ
治療に臨む際の一番の留意点は、「あざ治療の専門医」にかかることだと言います。あざのレーザー治療には、原則として「形成外科」を標榜している医療機関を受診し、皮膚科でもレーザー治療に対応している施設とそうでない施設があり、ホームページなどで診療科目にあざ治療があることの確認が必要です。また、美容外科でも治療は受けられますが、全額自己負担の自費診療となります。各医療機関のホームページでは、どんなレーザー機器によってどのような治療を行うのかを明らかにしているところも多いので、事前にチェックしておきましょう。ただ、レーザー治療は医師の熟練度が問われるものでもあり、口コミなどの情報収集も大切です。受診の際は、聞きたいことを整理し、メモにして持参するなど、医師とのコミュニケーションが円滑になるよう、患者側としての努力も大切です。身近にある“あざ”について、この機会に理解を深めていただき、信頼感が持てる医療機関を選び、納得のいく治療を受け、お子さんも親御さんも笑顔あふれる人生を歩んでいただきたいと願っています。と西堀氏はいいます。
【この医療機関の情報】
組織名 医療法人 Creazione-estetica 西堀形成外科
ホームページ https://nishihori-k.com/
代表者 西堀 公治
所在地 西堀形成外科 長久手本院: 〒480-1135 愛知県長久手市下山43番7 クレオフューメビルディング2階
西堀形成外科クリニック タワーズ院: (2019年9月2日開院)〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 JRセントラルタワーズ19階
連絡先 0561-42-8484(予約センター)
子どものあざ。「成長とともに消える」と思っている方は意外と多いのではないかと思います。成長に従って薄くなったり消えるあざもありますが、実はすべてのあざが100%自然消滅するわけではないのです。成長とともに自然に消える、とされる赤ちゃんのお尻にある青いあざ、いわゆる蒙古斑も、色が濃ければ大人になっても消えないこともあります。こう話すのは、あざ治療の専門医で、これまでに6万例を超える乳幼児のあざ治療を行ってきた西堀形成外科(本院:愛知県長久手市)院長の西堀公治氏。西堀氏によると、大人になれば消える~は風説、医学的根拠はありません といいます。乳幼児をもつ親は、身近なあざについて認識を新たにする必要があるようです。
あざの種類
あざは、見た目や症状で、「赤あざ」「青あざ」「茶あざ」「黒あざ」「白あざ」に分類され、医学用語では、「赤あざ」は皮膚の血管が増え血液中のヘモグロビンが赤く見える「血管種」、それ以外は皮膚の奇形や皮膚の奇形に基づく良性腫瘍で、「母斑(ぼはん)」と呼ばれます。ただし、中には悪性のものと区別がつきにくい場合があります。色の違いがあるのは、メラニンという黒い色素をつくり出すメラノサイト、あるいは母斑細胞(ほくろの細胞)がどこにあるかによります。皮膚は、表皮・真皮・皮下組織の三層からできており、メラノサイトは通常、表皮の一番下の基底層にありますが、何らかの異常で真皮にあると「青あざ」、もっと浅いところにあると「茶あざ」、表皮と真皮の境目や真皮の中に皮膚の異常をもたらす母斑細胞があると、そこからメラニンが生じて、褐色または黒く見え、「黒あざ」となります。あざは悪性でない限り、遺伝、伝染もありませんし、もちろん命に別状はありません。しかし、本人や家族への精神的な影響、また、いじめなどの問題が起きかねないのも事実だといいます。
あざ治療の安全性について 保険適用されています。
心配や不安を解消する手段として治療が考えられますが、近年のあざ治療はレーザー医療の進歩により、かつてはあきらめていた種類のあざも、今はきれいにかつ安全に治療することができるようになってきました。西堀氏によると、レーザーは、ある特定の単波長を増幅させたもので、波長によって吸収される色が異なり、患部に合わせた波長を使用することによってあざだけを消し、周囲の皮膚はダメージを受ける心配がないと断言します。通常は3ヵ月に1回(照射時間1分程度)の周期で治療を行い、徐々にあざを目立たなくしていきます。また、あざ治療の場合、美容目的とは異なることから、保険も適用されており、患者さんの経済的な負担も軽減されています。
早期治療が大切
では、治療に最適な時期はいつなのでしょうか。それについて西堀氏は、「理想は0歳で治療を始め、3歳までに治療を終えることです。なぜなら、乳幼児は肌の透明度が高く、レーザー治療の効果も大きく、細胞の再生力も治癒力も高いことから傷痕も残りにくい。成長するにつれてあざの面積も相対的に大きくなりますから、治療期間が長くなり、費用もかかってきます。さらに、早期治療はお子さんへの心理的影響も最小限にできます。治療には伸ばした輪ゴムで弾かれたような痛みが伴い、もちろんシールやクリームによる局部麻酔で痛みを7、8割抑えることができますが、自我が芽生える前の、まだ恐怖心を感じにくい時期が治療には最適だと思います」といいます。あざの治療は、早めの治療が大切のようです。
あざ治療の専門医へ
治療に臨む際の一番の留意点は、「あざ治療の専門医」にかかることだと言います。あざのレーザー治療には、原則として「形成外科」を標榜している医療機関を受診し、皮膚科でもレーザー治療に対応している施設とそうでない施設があり、ホームページなどで診療科目にあざ治療があることの確認が必要です。また、美容外科でも治療は受けられますが、全額自己負担の自費診療となります。各医療機関のホームページでは、どんなレーザー機器によってどのような治療を行うのかを明らかにしているところも多いので、事前にチェックしておきましょう。ただ、レーザー治療は医師の熟練度が問われるものでもあり、口コミなどの情報収集も大切です。受診の際は、聞きたいことを整理し、メモにして持参するなど、医師とのコミュニケーションが円滑になるよう、患者側としての努力も大切です。身近にある“あざ”について、この機会に理解を深めていただき、信頼感が持てる医療機関を選び、納得のいく治療を受け、お子さんも親御さんも笑顔あふれる人生を歩んでいただきたいと願っています。と西堀氏はいいます。
【この医療機関の情報】
組織名 医療法人 Creazione-estetica 西堀形成外科
ホームページ https://nishihori-k.com/
代表者 西堀 公治
所在地 西堀形成外科 長久手本院: 〒480-1135 愛知県長久手市下山43番7 クレオフューメビルディング2階
西堀形成外科クリニック タワーズ院: (2019年9月2日開院)〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 JRセントラルタワーズ19階
連絡先 0561-42-8484(予約センター)
- 本件に関するお問合わせ先
-
<報道関係者からのお問い合わせ先>
西堀形成外科 広報代行(ウィタンアソシエイツ内)
担当:田村・黒瀬
03-5544-8481(10時~17時)
E-mail:nishihori-k@witan.co.jp
この企業の情報
- 組織名
- 医療法人 Creazione-estetica
- ホームページ
- https://nishihori-k.com/
- 代表者
- 西堀 公治
- 資本金
- 15,990 万円
- 上場
- 非上場
- 所在地
- 〒465-0032 愛知県名古屋市名東区藤が丘141番地藤が丘駅前ビル1階
- 連絡先
- 0561-42-8484