関東学院大学(本部:横浜市金沢区、学長:規矩大義)経済学会は、11月に行われた米国の大統領選挙の結果を受けて、米国史を専攻する貴堂嘉之一橋大学大学院教授による「アメリカ社会は分裂するのか?」と題した講演会を、12月9日(金)に横浜・金沢八景キャンパスで開催する。
米国大統領選はビジネスマン出身のドナルド・トランプ氏が勝利し、政治・軍人経験のない初めての米国大統領が来年1月に誕生する。事前の世論調査等で劣勢が伝えられていた中でのトランプ氏の勝利は、米国内外で驚きを持って迎えられた。また、保護主義や排斥主義、孤立主義と指摘されるトランプ氏の政策や発言に対する反感も高く、米国内では選挙後に各都市で「反トランプ」の抗議活動も行なわれている。大統領選を通じて、人種問題や経済格差、教育格差など米国が抱える多くの課題が浮き彫りになってきた。
関東学院大学では、米国大統領選の結果を受けて米国内外の社会情勢が激しく変化しようとしている状況を勘案し、今回の講演会を企画。米国史を人種、ジェンダー、移民などの観点から長年研究を進めてきた貴堂嘉之教授が、歴史的文脈を通じて現在の米国社会に対する考察を披露する。
【講演会「アメリカ社会は分裂するのか?」】
◯日時
12月9日(金)13:15~14:45
◯場所
関東学院大学横浜・金沢八景キャンパス フォーサイト21 2階F-202教室
(横浜市金沢区六浦東1-50-1)
京急線「金沢八景」駅下車 徒歩約15分 または
京急バス「関東学院循環」バス乗車5分「関東学院正門」バス停下車すぐ
◯参加方法
入場無料。直接会場までお越しください。
◯主催
関東学院大学経済学会
◯お問合せ
関東学院大学 学部庶務課(経済学部) TEL. 045-786-7056
【講師略歴】
貴堂嘉之(きどう・よしゆき)氏
一橋大学大学院社会学研究科教授
専攻はアメリカ合衆国史。博士(学術)1966年、東京都生まれ。
千葉大学文学部助教授、サンフランシスコ州立大学アジア系アメリカ人研究科客員研究員などを歴任。2002年に一橋大学大学院へ着任。著書に『アメリカ合衆国と中国人移民-歴史のなかの「移民国家」アメリカ』など多数。
▼取材等に関わるお問合せ先
関東学院大学 広報課 鈴木敦、中野美菜子
TEL: 045-786-7049
横浜市金沢区六浦東1-50-1
kouhou@kanto-gakuin.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
http://www.u-presscenter.jp/