~「NGK eneloco」を通じ、地域に調和した再エネ導入を支援~
NGK株式会社(社長:小林茂、本社:名古屋市)は、登別市が実施する「クリンクルセンター太陽光発電設備導入事業」を受注しました。NGKは本事業において、太陽光発電設備の詳細設計・工事を担当します。
本取り組みは、登別市の廃棄物処理施設であるクリンクルセンターに太陽光発電設備を導入し、同施設で使用する電力の一部に再生可能エネルギー(再エネ)を利用します。クリンクルセンター周辺の遊休市有地を活用し、NGKが同施設への設備導入を請け負い、登別市は、市内公共施設での再エネ利用により、温室効果ガスの排出抑制につなげていきます。
登別市は2022年に「ゼロカーボンシティ」を宣言し、脱炭素の推進とともに自然環境や景観、地域社会との調和を重視した再エネ導入を進めています。全国的に再エネ事業における景観への影響や管理不全による地域との摩擦が課題となるなか、2025年には「登別市再生可能エネルギー発電事業と地域との調和に関する条例」を制定しました。地域住民への説明や周辺環境への配慮、適切な維持管理など、地域との調和を最優先とした再エネ導入を進めています。
こうした課題に対し、NGKは自治体の再エネ地産地消プロジェクトを支援するソリューション事業「NGK eneloco」で応えていきます。本取り組みでは、施設の電力需要データを分析し、発電した電力を施設内で効率的に利用できる設備を提案しました。また、温室効果ガス排出量の削減だけでなく、周辺環境への配慮や導入後の運用・維持管理まで見据えており、設置後の草刈り、保守点検などでは地域事業者の活用を提案し、地域が継続的に関与できる体制づくりを目指しています。あわせて、クリンクルセンター来場者向けに発電状況を表示する「再エネ見える化モニター」を設置し、環境教育の面でも提案しています。
NGKは本事業を通じて、登別市が進める公共施設での再エネ活用を支援し、脱炭素化と地域との調和を両立する持続可能なまちづくりに貢献していきます。
■ 事業概要
| 事業名称 |
クリンクルセンター太陽光発電設備導入事業 |
| 所在地 |
北海道登別市幸町2丁目5番地 クリンクルセンター構内 |
| 導入予定設備 |
太陽光パネル、パワーコンディショナー、受変電設備など |
| 年間発電量 |
約140万kWh(見込み) |
| CO2削減量 |
約516t-CO2/年(見込み) |
| 電力コスト削減額 |
約2,400万円/年(見込み) |
| 工事納期 |
2027年3月29日 |
■ 「クリンクルセンター太陽光発電設備導入事業」完成イメージ
太陽光発電設備(左)とクリンクルセンター(右)
■ 事業の主な特長
- クリンクルセンターへの太陽光発電設備の導入
- 電力需要データを踏まえた自家消費型の設備計画
- 発電した電力の施設内での活用
- 地域との調和や維持管理段階まで含めた地域実装性を考慮
- 積雪、塩害、暴風を考慮した設備設計と光害シミュレーションの実施
■ 「NGK eneloco」について
「NGK eneloco」は、地域の再生可能エネルギーの地産地消プロジェクトを支援するソリューション事業です。地産地消プロジェクトの初期段階における企画から、中長期の運用、各種電力サービスまでを一括で支援できることが特長です。NGKは、100年以上にわたり培ってきた電力インフラ関連の専門性や実践的な知見、幅広い業界ネットワークを生かし、複雑化するカーボンニュートラル領域の現場課題を解決し、地域の地産地消プロジェクトを実現します。
https://www.ngk.co.jp/news/2026/20260724_1.html