独自のグローバル人材育成「新・文明の旅」プログラム 選抜学生17名がポーランド、リトアニア、ラトビアの4大学を訪問
文京学院大学は、「新・文明の旅」プログラムの第2回海外派遣を2015年3月4日(水)~3月20日(金)の17日間実施し、ポーランド共和国、リトアニア共和国、ラトビア共和国の3ヵ国4大学を訪問、日本語学科の学生達と交流します。
「新・文明の旅」プログラムは、2010年から開始。文京学園創立100周年を迎える2024年までの期間、3年に一度、ユーラシア大陸の国を3~4カ国ずつ研究・訪問する、本学独自の学部横断型、グローバル人材育成プログラムです。
< 「新・文明の旅」プログラム実施の背景と狙い >
世界は、アメリカ一極型から多極化しており、21世紀に生きる学生達がユーラシアの諸国に目を向けることには大きな意味があります。学生時代に広くユーラシアの国々や地域について知り、同世代の人達と交流し、異なる文化・文明に接することで、学生達は、計り知れない刺激を受け、自身を成長させることができます。
学生達は学部・学科・学年の枠を超えて協働しながら、このプログラムを通して訪問国やその地域について理解を深めた上で、「文京学院生として何が発信できるのか」を考えます。「多様な情報をキャッチし、外に向かって日本について発信し、様々な交流を通じて新たな創造ができる人間の形成」を目的とし、協調性と探究心を持って臨んでもらう教育プログラムになっています。
< 訪問国について >
第2回は、ポーランド共和国、リトアニア共和国、ラトビア共和国を訪問します。2012年に実施した第1回の訪問国(トルコ共和国、ブルガリア共和国、ルーマニア)からユーラシア大陸を時計回りに順に回っていくという基本的なアイディアをもとに、訪問国を検討。日本とのつながり、学生の興味関心を引き出せるか、渡航時の安全確保という点に加え、最近では特にポーランドのように、日本企業の進出もめざましく経済関係の面でもつながりが強化されている点を踏まえ、総合的に判断しました。
< 事前学習と海外組と国内組の活動 >
学生達は訪問する3ヵ国、および日本やアジアについて学ぶため、通年の事前講義に参加しており、最終的に、当初の履修生約100名の中から海外派遣学生17名が選抜されました。
また、海外派遣学生とは別に国内で活動する学生達もいます。一例として2月26日(木)~28日(土)にかけて、1920年に「ポーランド孤児」、1940年には杉原千畝氏が発行した「命のビザ」を持ったユダヤ人難民が上陸した敦賀港のある福井県敦賀市で取材を行います。そのレポートを題材に、インターネットのビデオ通話を活用して訪問中の海外派遣学生及び現地学生との意見交換を行います。3ヵ国への派遣や国内での活動を通して何を得て、得たものをどう活かし自ら成長していくのかを、4月から開講する「新・文明の旅総合講義」において、成果報告(プレゼンテーション)で示します。
【第2回「新・文明の旅」プログラム 壮行会 実施概要】
日時: 2015年2月24日(火) 15:00~
会場: 文京学院大学本郷キャンパス センタービル11階 サロン・ド・ブンキョウ
(住所:東京都文京区向丘1-19-1)
内容: 学長挨拶、任命書授与、ユニフォーム贈呈、学生決意表明 ほか
< 文京学院大学について >
文京学院大学は、東京都文京区、埼玉県ふじみ野市にキャンパスを置く総合大学です。外国語学部、経営学部、人間学部、保健医療技術学部、大学院に約5,000人の学生が在籍。学問に加え、留学や資格取得、インターンシップなど学生の社会人基礎力を高める多彩な教育を地域と連携しながら実践しています。
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文京学院大学(学校法人文京学園 法人事務局総合企画室) 三橋、谷川