Liebherr-Aerospace and Transportation SASは、ドイツのリンデンベルクやフランスのトゥールーズなどに拠点を持つ、Liebherr社最大級の事業部の1つです。同社の製品部門であるAerospaceは、既にデジタルトランスフォーメーションプログラムを開始しています。その目的は、革新的なモデルベースエンタープライズアプローチを導入し、データ/モデル中心になり、開発および製品ライフサイクル全体にわたってデジタル継続性を導入することです。これには、顧客やサプライヤーとの効率的なデータ交換も含まれます。
Liebherr-Aerospace and Transportation社でモデルベースエンタープライズ開発を共同でリードしているElko Van Balen氏とOlivier Banessy氏は、次のように述べています。
「Liebherr-Aerospaceは、一貫して完全にデジタルで製品を開発しています。この背景にあるモデルベースアプローチの導入は、適切なパートナーが選択されたことを裏付けています」
ネンチンにあるLiebherr社の工場でDepartment Manager Simulation and Method Development Liebherr-MCCtecを担当するBertram Peer氏は、次のように述べています。
「もう1つの重要な要素は、CADFEMとの長年のパートナーシップです。これにより、Ansysのポテンシャルを様々な面で最大限に活用しています」
AnsysのSenior Vice President of Global Sales and Customer ExcellenceであるWalt Hearnは、次のように述べています。
「仮想的な製品設計と開発により、チームは製品ライフサイクル全体で協調して作業し、重要なデータを活用してより良い製品を生み出すことができます。デジタルモデルは瞬時にデータを収集して共有することで、設計能力を向上させると同時に、開発プロセス全体での製品変更を減らすことができます。ビジネスプロセスとアプリケーションを変革してカスタマーエクスペリエンスを向上させることができるAnsysのシミュレーションソフトウェアは、デジタルトランスフォーメーション戦略に不可欠です」