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世界標準の工学教育について議論する「2024 CDIO Asian Regional Meeting」のホスト校として、このたび北海道情報大学(北海道江別市)が選定。同校において9月5日(木)~7日(土)の3日間にわたって開催される。CDIOは質の高い教育の提供を目指す工学教育フレームワークで、世界標準として国際的な認知を得ている。CDIOイニシアチブのアジア地域会議が北海道で開催されるのは初めてで、日本国内では2例目。会議にはアジア地域の約25の国・地域から工学教育のリーダーや専門家など約200人が参加し、最新の技術やイノベーション、教育改革の実践手法などについて議論が行われる。要事前申込。
CDIOとは、現実世界のシステムや製品を構想(Conceive)- 設計(Design)- 実装(Implement)- 運用(Operate)するという文脈に基礎を置いた、工学の革新的な教育フレームワーク。CDIOイニシアチブと呼ばれ、米・マサチューセッツ工科大学(MIT)とスウェーデンの3大学により2000年に開発された。
質の高い教育の提供を目指す工学教育フレームワークの世界標準として、ヨーロッパ、北米、アジア、英国・アイルランド、ラテンアメリカ、オーストラリア・ニュージーランド、アフリカの7地域の200以上の高等教育機関による世界的なネットワークにより認知されている。
また、他の学問分野にも親和性が高く、近年は工学以外の教育分野でも適用されつつある。
このたび、北海道情報大学が「2024 CDIO Asian Regional Meeting」のホスト校に選定。CDIOイニシアチブのアジア地域会議の開催は日本で2例目、北海道では初となる。
会議では3日間にわたって、さまざまな講座やワークショップ、ポスター発表、パネルディスカッションなどを実施。初日となる9月5日(木)には、気球による宇宙遊覧を目指している宇宙開発ベンチャー企業・株式会社岩谷技研の三木将貴氏による特別講演も行われる。
同大では本会議の開催を機に、学生主体の実践教育や学修プログラムの一層の充実に取り組んでいくとともに、未来ICT社会で活躍できる高度IT人材、先端IT人材、グローバルIT人材を目指す学生にとって、最良の学びの場となるよう不断の努力を続けるとしている。
■「2024 CDIO Asian Regional Meeting」概要
【日 程】 9月5日(木)~7日(土)
【場 所】 北海道情報大学(北海道江別市西野幌59番2)
【URL】
https://www.do-johodai.ac.jp/cdio/
【プログラム】 ※内容は変更になる可能性があります
●9月5日(木)
9:30~ 開会式
9:45~ 学長挨拶
10:00~ 基調講演1
11:00~ 参加機関紹介
11:45~ 特別講演1 株式会社岩谷技研 三木将貴 氏
14:00~ ポスター発表 内容紹介
14:30~
・CDIO入門講座
・CDIO 応用講座 サステナビリティ教育
・日本語によるCDIO入門講座
16:00~
・CDIO入門編ワークショップ
・CDIO応用講座 工学教育のためのICT活用
・CDIOラウンドテーブル ディスカッション
17:00 1日目終了
●9月6日(金)
9:15~ 基調講演2
10:45~ 特別講演2
11:30~ ポスター発表コーナー
14:00~ パネルディスカッション「CDIOにおけるICTの役割」
16:00~
・AIワークショップ
・非工学系へのCDIOの適用とカリキュラムデザインに関するワークショップ
・北海道情報大学キャンパスツアー
17:30 2日目終了
19:00~ 懇親会 (会場:札幌パークホテル)
●9月7日(土)
9:00~ アジア共同代表選挙
2025年Asian Regional Meeting 招致希望校によるプレゼンテーション
10:00~ CDIO加盟希望校によるプレゼンテーション
2025年開催校の選出および加盟希望校の加盟承認(投票)
11:00~ 閉会式
11:30 3日目終了
【申 込】 参加申し込みは下記ページより(英語)
https://cdio2024arm.do-johodai.ac.jp/
【対 象】 高等教育機関の教職員
▼本件に関する問い合わせ先
北海道情報大学 国際交流・留学生支援課
TEL: 011-385-4488
E-Mail:hiu_kokusai@do-johodai.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/