Mendixの活用により、住友重機械建機クレーン株式会社のアプリ内製化比率が全体の50%まで上昇 ~開発期間の短縮とコスト削減、人材の早期育成にも貢献~

Mendix

  • 基幹システム刷新に伴う大規模な切替えプロジェクトを短期間で完了
  • 開発規模やユーザ数に応じた柔軟でスケーラブルなMendixの価格体系を活用してコストを削減
  • 優位性の基盤となるアプリ開発の内製化比率が50%(システム数換算)まで上昇
シーメンスの傘下で、最先端エンタープライズアプリケーション開発のグローバルリーダーであるMendix(本社:オランダ ロッテルダム、CEO:レイモンド・コック)は本日、住友重機械建機クレーン株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長 石田 和久)が同社の資本構成変更に伴う基幹システムの大規模かつ短期間での切り換えに際して導入したMendixを基盤として、従来100%外注していたアプリ開発の内製化プロジェクトを進め、同社の内製比率が新規プロジェクト全体の50%(システム数換算)に達した、と発表しました。

コーディングに要する時間短縮に加え、モジュールやユーザの社内共通化などローコード開発に最適化された社内体制の構築、整備を積極的に進めたことで、他社製品やサービスへの強力な優位性要因となる内製によるアプリ開発速度が大幅に向上しました。

また、Mendix独自の、開発規模やユーザ数に応じた柔軟でスケーラブルな料金設定によって、従来よりも運用コストが大幅に圧縮されました。さらに、豊富で効果的なMendixのトレーニングプログラムを活用することで、多言語との比較平均で半分以下の期間で開発スキルを習得できるようになり、IT人材確保競争が激化する中、効率的な社内人材の育成に貢献しています。
 
【写真上】SCX3500-3 最大つり上げ能力350t
 
Mendix採用の背景
住友重機械建機クレーン株式会社(以下、HSC)は、国内トップクラスのシェアをもつクローラクレーンをはじめとする建設機械及びこれらに関連する機械器具の製造、修理、販売および付帯関連する一切の事業を展開しています。
住友重機械グループのクレーン会社と日立建機のクレーン部門の合併により誕生した日立住友重機械建機クレーン株式会社が、2017年、資本構成変更により住友重機械工業株式会社の連結完全子会社化されたことに伴い(現社名への変更は翌2018年)、従来日立グループ内で提供を受けてきた共同利用型システムからの離脱が決まり、短期間での会計システム切替えが急務となりました。
それまで同社では、データの型式交換用途として他社のローコード開発プラットフォームを利用していましたが、想定されるビジネスの成長をベースに試算したところ、既存プラットフォームの利用金額が予算を大幅に上回ることが判明しました。そこで改めて性能やコスト等の厳格な比較、検証を実施したところ、Mendixが選定され、全面リプレースされたものです。

Mendix採用の理由について、HSC情報システム部長 菅野 克博氏は次のように述べております。
「Mendixの料金体系は、HSC CRANESがこれまで使用していたローコード開発プラットフォームと異なり、あらかじめ利用システムの拡大に対応し、スケーラビリティを担保するものであったため、基幹システム入替え後の成長にも対応できることが予想されました。世界中で当社のような製造業を含むきわめて多彩で豊富な導入実績や開発者コミュニティを有することも信頼性と安心感の基礎となりました」

導入、基幹システム切替後の新たな展開:内製化への挑戦
基幹システムの短期切替えプロジェクトを乗り切ったHSCの次の目標は、アプリ内製化の向上でした。
内製化プロジェクトのきっかけについて、情報システム部システムグループ主任(当時) 野口 貴生氏は次の通り述べています。
「100%外注されていたアプリ開発コストの削減のみならず、新会社において新たな成長を実現し支えるためには、多くのアプリを迅速に届けられるように、社内に開発ノウハウを蓄積する必要があると痛感していました。現在、我々が所属する、情報システム部システムグループでは、Mendixを用いたローコード開発を進める体制を有し、日々内製開発を進めていますが、ここまでの道のりは決して平坦なものではありませんでした」

「開発内製化に向け、当初の大きな障害は開発における共通ルールの不在でした。
コーディングにかかる時間短縮という目的からは、既にMendixローコードが十分に効果をあげていました。しかし開発プロジェクトごとに個別にモジュール開発を進めたため、企業システムの成長に伴う開発コスト逓減効果、いわゆるラーニングカーブが徐々に頭打ちとなっていました。より抜本的な開発コスト削減に向けHSC 情報システム部では、個別システム内で用いるモジュールやユーザを社内で共通化しました。一度準備したモジュールやユーザは、新しいシステム開発でも理解できるようにした結果、開発速度は大幅に改善されました」

HSCが直面した、内製化を阻むより根本的な要因は、日本全体の課題でもある「開発人材確保の困難性」にあります。そこで、HSCが講じた対策は、「徹底したローコードツールの活用」でした。まずガバナンスの一環として、Mendix以外のローコードツールやJavaなど他言語の利用を禁止し、2019年に「開発標準」を定め、ローコードを用いたアプリ開発における、望ましい「作法」を開発現場に徹底しました。

同社では、人材に関するその他の施策として、ローコード未経験者への教育に力を入れています。同社情報システム部システムグループ主任 渡辺 孝史氏は次のように述べています。
「Mendixそのものがプログラマー育成期間の短縮に貢献しており、(他言語と比べて)平均で半分以下の時間で、開発スキルを習得できます。いわゆる2025年の崖に向けてIT人材獲得競争は一層激化していく中、今後も効率的な育成に精力的に取り組む予定です」

これらの取り組みにより、HSCにおける内製化比率は、新規プロジェクト全体の50%に達しました。今後の展開について、HSC情報システム部 部長 菅野 克博氏は次のように述べております。
「さらなる内製化を進め、HSC全体の拡大、ひいては日本経済の成長に、さらに積極的に貢献できるような製品、サービスをスピーディーに市場展開していきたいと思います」

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Mendixについて
シーメンスの傘下で、最先端エンタープライズアプリケーション開発のグローバルリーダーであるMendix は、エンタープライズ ソフトウェア開発のあらゆる複雑な課題に対処するために設計された唯一のローコード プラットフォームです。
部門ごとの問題にポイントソリューションを導入すると、ミクロレベルで問題が解決されますが、ビジネスに大きなインパクトを与えたい場合は、より大規模で、持続的かつ戦略的に針を動かす強力なポートフォリオを構築する必要があります。Mendixを利用することで、企業はソフトウェアポートフォリオのライフサイクル全体を通じて、要件の把握、アイデアの形成、価値評価の組み込みに全員を参加させることで、より複雑で変革的なイニシアティブを取ることができます。
不必要なリスクを回避するためにガバナンスとコントロールに依存しながら、適切な問題に集中することができます。組織を動かし、変化に備える力を鍛え、そして、次の大きなアイデアが浮かんだら、それを素早く成果につなげます。Mendixエンタープライズ・ローコードプラットフォームは、46か国の4,000以上の先進企業に採用されています。また、300,000人を超える開発者からなる活発なコミュニティにより、950,000を超えるアプリケーションが作成され、その数は増え続けています。

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