～IT製品情報サイト『キーマンズネット』のアンケート結果を発表～
株式会社リクルートマーケティングパートナーズ（本社：東京都千代田区 代表取締役社長：冨塚 優）が運営する、IT製品情報を掲載する無料会員制サイト『キーマンズネット』（
http://www.keyman.or.jp/）は、IT製品の導入状況や製品の選定ポイント、IT担当者の関心事がわかるコーナー「IT担当者300人に聞きました」を公開しています。
今回は企業のIT担当者を対象に「サーバ仮想化ソフトの導入状況（2013年）」についてアンケートを実施しました。「導入状況」「導入目的・きっかけ」「重視ポイント」「満足度」「導入しない理由」など、その実態が明らかになりましたので、結果の一部をお知らせします。
▼「サーバ仮想化ソフトの導入状況（2013年）」記事はこちらから
http://www.keyman.or.jp/at/server/pc/30006659/
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■物理環境だけでなく仮想環境も管理対象に・・・サーバ仮想化は全体で49.4％が導入済み
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●サーバ仮想化ソフトの導入状況
「既に導入済みである（追加リプレイスなし）」42.0％
「既に導入済みである（追加リプレイスあり）」7.4％
「新規で導入を検討している」3.2％
「必要性を感じるが検討しない」17.9％
「必要性を感じない」29.5％
「導入済み」の49.4％を従業員別に見ると、100名以下の中小企業で27.8％、101名～1000名以下の中堅企業で49.6％、1001名以上の大企業では65.1％と、従業員規模が大きくなるにつれて「導入済み」の割合が大きくなる傾向にあった。従業員数に応じて所有・管理するサーバ台数が増えることから、サーバ仮想化に対するニーズが高くなると推測される。昨今、国内サーバ市場における仮想マシンの出荷台数は増加しており、サーバの運用管理対象が物理サーバだけでなく仮想マシンも含めたものへとシフトしている背景から、運用管理方法を見直していく必要があると予想される。
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■導入目的の64.7％はハードウェア資源の有効利用、以下コスト削減、省スペース化
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●導入目的・きっかけ（導入済み）
1位「ハードウェア資源の有効利用」64.7％
2位「運用コスト削減」58.7％
3位「サーバ設置スペースの省スペース化」49.3％
4位「短期間でのサーバ構築」23.3％
5位「過去のOSを継続して利用したい」20.7％
複数のサーバを集約して統合的に管理することで、省スペース化を図ることは特徴的であり、資源の有効活用やコスト削減も見込める点が導入目的としては約半数を占める結果となった。
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■「コスト削減」と「安定運用」の両立は可能？サーバ仮想化で重視されるポイント
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●導入時の重視ポイント（導入済み）
1位「導入・運用コスト」72.8％
2位「安定性・可用性」55.8％
3位「パフォーマンス」40.8％
4位「導入のしやすさ」34.7％
5位「アプリケーションとの親和性」26.5％
また、「最も重視する項目」を見ると、1位・2位は順位に変動はなかったが、同率3位が「導入のしやすさ」と「アプリケーションとの親和性」で8.2％、5位が「パフォーマンス」で4.8％と続く結果となった。半数以上が「導入・運用コスト」「安定性・可用性」を重視しており、サーバ仮想化の導入によって運用コストの削減を図りながらも、サーバを集約することによって障害時の影響範囲が広がることから安定した運用ができるかどうかがポイントとなってくるようだ。
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＜アンケート概要＞
○調査期間：2013年11月13日～2013年11月25日
○有効回答数：312
○調査対象：キーマンズネット会員
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