ムーンスターが開発した氷上防滑ソール「スペラン®」が進化　耐摩耗性を向上させた「スペラン®コア」登場！

2022年09月08日 11:00

　株式会社ムーンスター(本社：福岡県久留米市/東京オフィス：東京都中央区八丁堀/代表取締役社長：井田　祥一)　は、雪寒地の氷上防滑靴として30年以上の実績があるガラス繊維入り防滑ソール「スペラン®」に、チップ状のリサイクルラバーを配合することで耐摩耗性を向上させた「スペラン®コア（SUPERANT® CORE）」を開発しました。その「スペラン®コア」を搭載した初の製品3型(SPH8964CSR、SPH8965CSR、SPH8966CSR)を9月下旬より全国の百貨店・靴専門店・公式オンラインストアにて順次販売開始します。

【画像】左から：SPH8965CSR ¥14,300(税込)、SPH8966CSR ¥14,300(税込)、SPH8964CSR ¥13,200(税込)

　スペラン®コアを初めて搭載した商品として、ローカットタイプのSPH8964CSR、紐ブーツタイプのSPH8965CSR、サイドゴアブーツタイプのSPH8966CSR の3型を提案いたします。ステッチの効いたナチュラルテイストなデザインが特徴で、それぞれ2色展開です。日本製でありながら、スエード調の撥水人工皮革をアッパーに採用したことでスペラン®シリーズの中でもお求めやすい価格を実現しました。雪寒地域のみならず、市街地の濡れた滑りやすい道でも防滑機能を発揮するため、今まで防滑機能のある靴を履いたことが無い方にも手に取っていただきたい1足です。

■「スペラン®」誕生のルーツ

　ガラス繊維入り防滑ソール「スペラン®」(「SUPERANT®」)は、1956年に、南極観測隊の依頼を受け、特殊防寒靴を寄贈したことをルーツに開発されました。1985年、当時の技術担当者が、氷上でのソールの防滑性を高めるため、氷の上でも滑らないシロクマの足裏の体毛をヒントに、歩行時氷に刺さるよう、路面と垂直にガラス繊維を配合し、「スペラン®」が誕生しました。(※スペランはSUPER ANTI-SLIPの略語。)

■「スペラン®コア（SUPERANT® CORE）」の特徴

➀ガラス繊維配合ラバー
アウトソールにはガラス繊維を垂直に配合した特殊ラバーを採用しているので、濡れた路面や凍結した路面で高い防滑性を発揮します。滑りやすい道での歩行が不安な方におすすめです。

②リサイクルラバーチップを配合
スペラン®コアはガラス繊維ラバーと－20°での低温でも硬くなりにくい耐寒ラバーを積層し、低温環境でも防滑性を発揮する設計となっています。また、耐寒ラバー部には久留米工場のリサイクルラバーチップを配合することで、従来のスぺラン®より耐摩耗性が向上しました。スペラン®コアは環境にも配慮しています。

■新製品の特徴
①撥水人工皮革
スペラン®コアシリーズでは一般的な革より優れた撥水性を持つ素材をアッパー全体に使用しています。

②透湿防水
透湿防水フィルム「SAITOS®」を採用しています。地面より4㎝4時間の浸漬状態での防水性を維持しながら、汗による湿気
を外部へ逃がし、ムレ感の少ない快適な靴環境を実現しました。(※SAITOS®は小松マテーレ㈱が開発した特殊ポリウレタンフィルムを使用したハイスペック素材です。)

③全面スペラン®コア
ソールの接地面全体がスペラン®コアのため高い防滑性を発揮します。

■商品ラインナップ

SPH8964CSR