サステナビリティ・リンク・ローンの融資契約締結

住友林業株式会社

 住友林業株式会社(社長:光吉 敏郎、本社:東京都千代田区)は、株式会社三井住友銀行(頭取CEO:髙島 誠、本店:東京都千代田区)と、サステナビリティ・リンク・ローンを締結いたしました。

 サステナビリティ・リンク・ローンは借り手の経営戦略をもとにサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(以下、「SPTs」)を設定。借入条件とSPTsの進捗実績を連動させて、環境的・社会的に持続可能な経済成長を促進します。本ローンの契約で設定したSPTsの達成を目指すことで、サステナビリティ経営の推進へと繋げていきます。

 本件のSPTsは国際的なNGOのCDP※1が温室効果ガス排出削減活動や気候変動緩和対策の取り組みを評価する気候変動スコアを採用。当社は2016年以降、最高評価である「気候変動Aリスト」企業として6年連続で選定されていますが、今後も気候変動スコアにおいて最高評価を維持します。

 住友林業グループは「事業とESGの一体化」を中期経営計画の基本方針として掲げ、国内外で森林経営から木材建材の調達・製造、木造建築、木質バイオマス発電まで「木」を軸とした事業を展開してきました。今後も木の伐採・加工、利用、再利用、再植林という「住友林業のウッドサイクル」を回して森林のCO2吸収量を増やし、木材の活用で長期間にわたり炭素を固定します。2022年2月には長期ビジョン「Mission TREEING 2030」を策定。そこで特定した重要課題に取り組み、地球環境、人々の暮らしや社会、市場や経済活動などに対する価値を提供することで持続可能な社会の実現に貢献していきます。

【当該ローンの概要】
契約締結日                2022年8月26日
実行日                  2022年8月31日
サステナビリティ・コーディネーター※2          株式会社三井住友銀行
契約期間                 4年

※1  2000年にロンドンで設立されたNGOで企業や政府による温室効果ガス排出量の削減、水資源・森林の保全を促進している。資産総額130兆米ドルに及ぶ機関投資家と協働して、企業が環境影響について情報開示と管理をすることを促し、気候変動を防ぐことを目指している。
※2 サステナビリティ・リンク・ローン組成・設計にあたって、借り手の SPTs設定等の支援を行う機関。

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