ゼンリンミュージアム（福岡県北九州市、館長：佐藤渉）は、2021年6月5日（土）から8月29日（日）まで、開館一周年を記念した企画展を開催します。本企画展では、「ゼンリンの地図づくり」に焦点を当て、進化し続ける地図の裏側にある、情報収集やデータの整備・編集技術に関する、地図や資料約30点を紹介します。また、特別展示として、2020年に新たに存在が認められた伊能小図の副本とみられる、「實測輿地圖(じっそくよちず)」を初公開します。

■企画展「ゼンリンの地図づくり」概要
伊能忠敬の地図づくりは、全国を歩いて測量し、距離や方位を繰り返し測る、地道な調査のもと行われました。一方で、最新の情報や正確さが求められる現代の地図づくりは、機械を併用した様々な手法で行われています。
本企画展では、今も昔も変わらない、現地に赴き情報を収集・確認するという地図づくりの本質を継承しつつ、時代やニーズに合わせて進化してきた情報収集の手法や整備の工程を通じて、地図づくりの現在を映し出します。 ■特別展示「伊能図 -新たに存在が認められた實測輿地圖とは-」
常設展示室 第2章にて、伊能小図の副本とみられる「實測輿地圖※」を初公開します。常設展示の伊能大図・中図と合わせて、伊能忠敬の地図づくりの工程や、伊能図の見どころをご紹介します。
※原本を保全するため、レプリカでの展示となります。
■留意事項
今後の新型コロナウイルス感染症の状況により、会期を変更する場合がございます。最新の情報や当館の感染予防対策については、WEBサイトをご確認ください。（ゼンリンミュージアム WEBサイト https://www.zenrin.co.jp/museum/）

【参考資料】

■展示品を一部紹介  

■当館の概要
■開館一周年記念品「カードルーペ」
開館一周年を記念して、当館オリジナルデザインのカードルーペを有料入館者全員に配布します。
（なくなり次第終了）
■チケットホルダー
企画展の開催期間限定で、特別デザインのチケットホルダーを有料入館者全員に配布します。