淑徳大学書学文化センターの所蔵する作品が「顔真卿」展に出展 --「郭虚己墓誌」「王琳墓誌」や、玄宗皇帝による「石台孝経」など6点

淑徳大学

東京国立博物館(東京都台東区)で2月24日(日)まで開催中の特別展「顔真卿―王羲之を超えた名筆―」に、淑徳大学書学文化センター(埼玉県入間郡)の所蔵作品が出展されている。同展は、唐の時代に「顔法」と呼ばれる特異な筆法を生み出した顔真卿(がんしんけい)を中心として、中国の書を紹介するもの。特に、中国史上でも屈指の名筆「祭姪文稿」(さいてつぶんこう)は初の日本展示となり、注目を集めている。淑徳大学書学文化センターから出展されたのは顔真卿による「郭虚己墓誌」「王琳墓誌」や、玄宗皇帝による「石台孝経」など6点で、現在はそのうちの5点が展示中。  中国の歴史上で書法が最高潮に到達したのは、東晋(317~420)と唐(618~907)の時代。書聖と称される王義之が活躍した東晋時代に続き、唐時代には「初唐の三大家」によって楷書の典型が完成した。  顔真卿はその伝統を継承しつつ「顔法」と称される特異な筆法を生み出し、王羲之や初唐の三大家とは異なる美意識で後世に大きな影響を与えた。  今回の展示で注目を集めている「祭姪文稿」(758)は顔真卿の代表作のひとつで、中国史上でも名筆とされているもの。玄宗皇帝の治世末期、安史の乱によって非業の死を遂げた従兄と甥を悼んだもので、冒頭は冷静さを保っているが、徐々に書き間違えや行の曲がりが表れ、激情が読み取れる筆致となっている。  現在は台湾の国立故宮博物院に所蔵されている同書が展示されることは珍しく、来日するのは初となる。  淑徳大学の書学文化センターは中国の碑帖拓本を多く所蔵しており、「顔真卿」展にも6作品を提供。総数約5000点におよぶ拓本から、顔真卿による「郭虚己墓誌」「王琳墓誌」や、玄宗皇帝による「石台孝経」などが出展されている(「王琳墓誌―天宝本―」は展示終了)。 ◆「顔真卿―王羲之を超えた名筆―」開催概要 【会 期】 1月16日(水) ~2月24日(日) (月曜日休館) 【時 間】 9:30~17:00(会期中の金曜・土曜は21:00まで開館。入館は閉館の30分前まで) 【会 場】 東京国立博物館 平成館(上野公園) 【交 通】 JR上野駅公園口・鶯谷駅南口より徒歩10分 ・展覧会公式サイト https://ganshinkei.jp/ ・ツイッター https://twitter.com/ganshinkei2019 ・東京国立博物館 https://www.tnm.jp/ ■淑徳大学書学文化センターからの出展 ・「曹全碑」 後漢時代・中平2年(185) ・「伊闕仏龕碑」 褚遂良筆 唐時代・貞観15年(641) ・「石台孝経」 唐玄宗筆 唐時代・天宝4年(745)  展示:2月5日~2月24日 ・「王琳墓誌」 顔真卿筆 唐時代・開元29年(741) 展示:1月16日~1月27日、2月13日~2月24日 ・「王琳墓誌 ―天宝本―」 顔真卿筆 唐時代・天宝元年(742) 展示:1月29日~2月11日 ・「郭虚己墓誌」 顔真卿筆  唐時代・天宝8年(749) ■淑徳大学書学文化センター  埼玉キャンパスに設立された附属機関。同大の建学の精神である仏教に関係の深い造像銘の整本や、美的価値が高く学術研究に資する貴重な資料を数多く収蔵。  常設展(大学附属みずほ台図書館二階閲覧室)では収蔵品の一部(軸10点、帖冊8点)を展示しており、毎月1日に展示替えをしている。  http://www.shukutoku.ac.jp/shisetsu/syogaku/ ・淑徳大学HP  http://www.shukutoku.ac.jp/news/univ/post_144_36639.html ▼本件に関する問い合わせ先  淑徳大学 千葉キャンパス 大学事務部・広報担当  TEL:043-265-7342 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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