撮影エリア5倍に拡大 NAOMi-CT 380万円(産業用X線CT装置) 販売開始
株式会社アールエフ(本社:長野県長野市)は、撮影する被写体・領域のサイズを大幅に拡大した産業用X線CT(コンピュータ断層撮影装置)「大物撮影380万円CT(NAOMi-CT 002L)」を製品化。2019年4月から発売を開始する。被写体サイズは、従来製品に比べ体積で2倍、1回に撮影可能な領域は約5倍。価格はズバリ380万円(税抜)。(※手続き簡単・手数料割安なリース・ローン会社も紹介している。7年リース5.2万円・7年ローン5.3万円)
販売を開始する産業用X線CT「大物撮影380万円CT(NAOMi-CT 002L)」は、幅788☓奥行き402☓高さ394(mm)。撮影から画像表示までにかかる時間は約2分。100μm単位で計測できる。X線作業主任者の資格は不要。装置に入れられる被写体のサイズは、直径300☓高さ320(mm)。実際に画像が取得できる撮影エリアは広範囲モードで直径240☓高さ125~175(mm)。
アールエフでは、2012年に歯科医院向けのCTを開発し発売。2016年には、同技術を応用した産業用X線CTを開発し、「常識を破った280万円CT(NAOMi-CT 001C)」を発売。自動車・食品・スポーツ用品・大学での研究分野など幅広い業種に納入実績がある。「大物撮影380万円CT(NAOMi-CT 002L)」の開発により、撮影できる被写体・エリアが大きくなったことで3次元(3D)による非破壊検査の汎用性が広がる他、従来モデルでは撮影でエリアに収まらない際に、2回に分けたり、切断したりしていた撮影工数を削減できる。今後もユーザーの要望に応じて、ラインナップを拡充していく方針。長物撮影580万円CTも発売を予定している。
【製品】大物撮影380万円CT(NAOMi-CT 002L)
【発売】2019年4月(先行予約受け付け中)
【価格】380万円(税別)(7年リース5.2万円・7年ローン5.3万円)
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株式会社アールエフ:1993年にマイクロ波(無線)技術と、小型CCDカメラを融合した製品を主に研究開発型企業として創業。1998年、歯科用ワイヤレス口腔内カメラを開発(世界初)。これをきっかけに医療業界に参入する。現在では、歯科口腔内カメラ、医療・産業用X線CT、医療・産業用X線センサー、工業用内視鏡の開発・製造、カプセル内視鏡の開発などを手がける。