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ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニー(本社:東京都千代田区、代表取締役 プレジデント:デイビッド・R・スミス)は、使い捨てコンタクトレンズブランド「アキュビュー」の乱視用製品に採用している独自のレンズデザイン「ASD(アクセラレイテッド・スタビライゼーション・デザイン)」において、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2012年度グッドデザイン賞」を受賞いたしました。
■コンタクトレンズデザインとして初の「グッドデザイン賞」受賞
ソフトコンタクトレンズの製品デザインが「グッドデザイン賞」を受賞するのは今回が初めてとなります。
【審査委員の評価コメント】
乱視用ソフトコンタクトレンズは、使用者の乱視の角度に合った位置で安定することが必要である。そのため、従来はレンズの重心を下方に置き、重力によって位置を決定する方法を採っていた。しかし、例えば首を傾けて物を見たり、ソファに寝転んでテレビを見るような使い方をした時、重力の影響で角度がずれてしまう問題があった。この製品は、これまでとは全く異なり、レンズの形状を最適化することでレンズの安定性を確保している。ASD(アクセラレイテッド・スタビライゼーション・デザイン)と名付けられたこの形状は、レンズの上下を薄くすることで瞼の動きの影響を受けにくくし、やや厚めにデザインされた左右の部分が、上下の瞼との関係でレンズを正しい位置に保持するものとなっている。頭の向きや瞬きからの影響を受けづらく、乱視患者のコンタクトレンズ使用に新しい可能性をもたらした製品として、高く評価された。
【「アキュビュー」の乱視用製品】
●「ワンデー アキュビュー モイスト」乱視用
●「アキュビュー オアシス」乱視用
■「疲れ目」につながることもある乱視の矯正はソフトコンタクトレンズで
10月10日は目の愛護デーです。日本人の約6割といわれる近視の方の多くは乱視を併せ持っており、「乱視がある」と自覚している人は約970万人※1。実に視力矯正を必要とする人口の約半分が乱視を自覚していることになります。しかしながら、ソフトコンタクトレンズ処方に占める乱視用ソフトコンタクトレンズ処方の割合は、英国37%、米国23%に対し、日本はわずか13%※2と、海外に比べても低い状況です。
※1 : 2011年J&J調べ
※2 :出典:Philip B. Morgan, Craig A. Woods et al.: International contact lens prescribing in 2011. Contact Lens Spectrum 1 *26-31, 2012
乱視を矯正していないと、見え方が不鮮明であるだけでなく、「疲れ目」につながることもあります。乱視を矯正することはQOL(生活の質)の向上にもつながりますので、自分のライフスタイルに合ったレンズを眼科で処方してもらいましょう。
当社では「ASD(アクセラレイテッド・スタビライゼーション・デザイン)」を採用した安定性の高い乱視用ソフトコンタクトレンズにより、適正な乱視矯正の機会を提供してまいります。
【ASDの特長】
1)スピーディーな回転制御
アクセラレイト・スロープにより、上まぶたの圧力をレンズに効果的に伝え、レンズは適正な方向に向かいます。
2)高い回転安定性
瞼裂(けんれつ)※幅の大きさにほとんど影響を受けることなく、レンズは一度、瞼裂(けんれつ)内に収まればそのままロックされ、高い回転安定性を実現します。
※瞼裂:上まぶたと下まぶたの間
■「ワンデー アキュビュー モイスト」乱視用 製品サイト
http://acuvue.jnj.co.jp/product/moist_ast/promo/
■グッドデザイン賞とは
グッドデザイン賞は、1957年に創設されたグッドデザイン商品選定制度を発端とする、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。これまで55年以上にわたって、デザインを通じて日本の産業や生活文化を向上させる運動として展開されており、のべ受賞件数は38,000件以上にのぼり、今日では国内外の多くの企業や団体が参加しています。グッドデザイン賞受賞のシンボルである「Gマーク」は、すぐれたデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれています。
●コンタクトレンズは、高度管理医療機器です。必ず事前に眼科医にご相談のうえ、検査・処方を受けてお求めください。
●ご使用の前に必ず添付文書をよく読み、取扱い方法を守り、正しく使用してください。
承認番号:21600BZY00408000 / 21800BZY10252000