北翔大学スポーツ教育学科の山本敬三教授が「北海道科学技術奨励賞」を受賞 -- ジャンプ競技に対する多様な功績が評価

北翔大学

北翔大学(北海道江別市)生涯スポーツ学部スポーツ教育学科の山本敬三教授はこのたび、「北海道科学技術奨励賞」を受賞した。同賞は、北海道の発展に寄与することが期待される科学技術上の優れた発明、研究を行い、今後の活躍が期待される若手研究者を知事が表彰するもの。山本教授は「スキージャンプの競技力向上を目的とした科学研究とその知見に基づく選手支援の実践」の功績での受賞となった。2月23日に贈呈式が行われ、知事からの表彰状が手渡された。  山本教授は、スキージャンプ競技の競技力向上と選手育成を目指して、運動力学と流体力学の観点から科学研究を行い、科学的根拠に基づく選手支援を実践している。研究では、ジャンプ競技のパフォーマンスを決定づける踏切に着目し、数理学的手法で動作分析や流体解析を行い、最適動作を模索。これは世界的にも新規性が高い研究で、約8年にわたる検証を経て、妥当性のある知見を得ることに成功した。研究成果と指導現場をつなぐツールとして、選手が簡便に力学測定をできるソフトウェアも開発し、実際に現場で使用されている。  また、下川町のジャンプ少年団の科学サポート活動を通して、次世代選手の育成にも尽力するなど、ジャンプ競技に対する多様な功績が評価された。 【山本敬三教授】  専門: バイオメカニクス  担当科目: スポーツ・バイオメカニクス、バイオメカニクス演習  教員紹介(北翔大学ホームページ): http://acoffice.jp/hsuhp/KgApp?kyoinId=ymdegiobggy  【スポーツ教育学科】  一流アスリートから、人々の生涯のさまざまなシーンに多様なかかわりができる指導者やトレーナーまで、北海道をスポーツで元気にできる人材の育成を目指す。学生の目的や役割、将来像に応じて専門的な知識とスキルを深められる「スポーツ教育コース」「スポーツトレーナーコース」「競技スポーツコース」の3コースを設定。オリンピックや国体などで活躍する選手を多数育成してきたトレーニング環境で、科学的根拠に基づく指導を行っている。平成27年度の就職率は98.7%と非常に高く、保健体育教諭の採用実績は北海道内の私立大学ではトップクラス。 ●平成28年度北海道科学技術賞・北海道科学技術奨励賞  http://www.pref.hokkaido.lg.jp/kz/kgs/H28kagisyo_top.htm   ▼本件に関する問い合わせ先  北翔大学  〒069-8511北海道江別市文京台23番地  TEL: 011-386-8011(代表) 【リリース発信元】 大学プレスセンター http://www.u-presscenter.jp/

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